♪バッハ・カンタータ日記 〜カンタータのある生活〜

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zoom RSS お気に入りのアリア・聖霊降臨節編 踊る双子の兄弟(姉妹?)ふたたび〜BWV173、184ほか

<<   作成日時 : 2007/05/26 01:52   >>

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 聖霊降臨節カンタータのアリアは、特別な名アリアが多く、
 これまでにも、すでに、何曲かご紹介しています。

 BWV74の可憐なソプラノ・アリアなどは、
 「お気に入りのアリア」のシリーズで紹介していますし、
 名作中の名作、BWV34については、アリアも含めた全曲に関して、めずらしくくわしく書いています。
 この2曲のアリアは、もちろん最初に聴いていただきたい名アリアです。


 でも、聖霊降臨節のカンタータには、それでもまだ紹介しきれていない、すばらしいアリアがたくさん存在します。
 そこで、いつものように、「お気に入りのアリア」として、補足紹介することにしましょう。



 さて、まず、何よりも、
 BWV173BWV184などの舞曲アリアをあげなくてはなりません。
 これらは、復活節の時にご紹介したBWV13466などと同じく、
 ケーテン時代の世俗カンタータからのパロディ。
   
 例によって、生き生きとした、生命力あふれる名曲ばかりで、
 聴いているだけでさわやかな気分になり、元気がでてきます。
 この初夏のお祝いの日に、たっぷりと、「ケーテンのカンタータ」を楽しみましょう!


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 始めに、BWV173 「高くかかげられし血肉」
 これは、ケーテンのレオポルド候を称える世俗カンタータ、BWV173aが、歌詞も含めてほとんどそのまま転用されています。

 中でも、
 第2曲の3連音のテノールアリア、
 第4曲のメヌエットのデュエット、
 そして、アリアではないですが、終曲、やはりメヌエットの合唱が、
 聴いていると、明るく朗らかな喜びに身体を包み込まれるようで、すばらしい!


 なお、BWV173aの第7曲だけは、やはり聖霊降臨節のカンタータ、BWV175第4曲に転用されているのですが、
 これもまた、ヴィオロンチェロ・ピッコロに書き換えられたオブリガートが魅力的、
 ついでに聴いてしまいましょう。
 

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 さて、次のBWV184 「待ちこがれた光」
 これも、ケーテンの新年用カンタータがもとになっています。
 BWV173に比べると、ずいぶん手が加えられていますが、
 第2曲の夢見るようなパストラーレ・デュエット、
 第4曲、短調の気品あふれるポロネーズ、
 終曲のガヴォット合唱など、
 どれも生き生きとしたケーテン作品ならではのメロディーとリズムがそのまま生かされ、
 すばらしい!

 中でも、第2曲のパストラーレ、
 わたしは、バッハの書いた最も美しい舞曲アリアの一つなのでは、と思っています。
 復活節のBWV13466のように、
 聴いたとたんにとりこになってしまうような鮮やかな美しさではなく、
 聴けば聴くほど心に染み入ってくるような、そんな種類の美しさ。


 いったい何曲、「最も美しい」曲があるんだ、と言われそうですし、
 実際、つい数日前にも、確かに言ったばかりなのですが、
 ほんとうに心からそう思うのだからしかたありません。


 もちろん、このアリア、 
 わたしがこの前つくった、「春のカンタータ選集」のCDに入っています。
くわしい記事はこちら


 ちなみに、この曲の終曲の合唱は、バッハの書いた最も美しいガヴォット。(の一つ・笑)
 バッハ自身もかなりお気に入りだったのでしょう。
 この教会稿以外にも、世俗カンタータ(「岐路に立つヘラクレス」 BWV213)に転用されたほか、
 最後には、あの、クリスマス・オラトリオの第5部冒頭合唱として、永遠の生命をあたえられることになります。



▽ 近所の公園で、初夏らしい風景を撮る。
  樹の下の米ツブみたいのは、サックスの練習をする少年。(少女?)
  風に乗ってサックスのメロディーが流れて、涙がこぼれそうになりました。

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