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zoom RSS 心躍る深海展と多彩なアジアの音楽〜秋の上野を味わい尽くす【三位一体節後19】

<<   作成日時 : 2013/10/04 11:13   >>

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▽ ポスターを激写しました。

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 今週の日曜日(10月6日、三位一体節後第19日曜日)のカンタータは、

 1年目のBWV48
 コラール・カンタータ(2年目)の、BWV5
 4年目の、バスのための、おなじみBWV56です。


 過去記事は、こちら。↓


 <三位一体節後第19日曜>
 
    ソロ・カンタータのすすめ(BWV56、5他)



 抱一の秋

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 秋の上野は、お楽しみがいっぱい!



 まずは、深海ファンにとっては必見のイベント。
 前から楽しみにしていたのだが、夏休みを避けていたので、結局期日間際になってしまい、結局けっこうこんでいた。



 9月26日(木)



 特別展 「深海 —挑戦の歩みと驚異の生きものたち—」

  @ 国立科学博物館


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 深海そのものについての基本的な知識を様々な角度から学べる最初の導入部、そして、しんかい6500の原寸大レプリカを含む、人類の深海への挑戦の歴史、最先端の模様を展示したコーナーが、臨場感たっぷりで圧巻だった。
 ふだん、なかなか実物を見ることができない、深海へのあくなきチャレンジの過去・現在をリアルに伝える貴重な展示物の数々とものすごく間近に接して、昔、いろいろな小説等で体験した冒険の気分がよみがえってきた。


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 続く、深海生物のコーナー、
 話題のダイオウイカ関連の展示もあるし、約300点もの深海生物の実物標本が勢ぞろい、というので、ものすごく期待していたのだが、よく考えれば当然のことながら、たいていの深海生物は標本になってしまうと、どれもみな同じような精彩を欠く悲しい姿になってしまうわけで、映像や写真などで、愛すべき深海生物たちの生前?の不思議な美しさにあふれた魅力的な姿を知っているだけに、ちょっと、残念な感じだった。
 生前の姿を偲ばせる映像や写真の展示も少なかったので、深海生物にあまりなじみの無い方は、元気な姿を全くイメージできない標本の方が多かったのでは。

 ダイオウイカも、標本だと、さすがに巨大ではあるものの、基本的にはほとんどスルメイカと変わらないわけで、あのNHKでTV放送された映像で戦慄を覚えた、深海の王そのものの佇まい(こちらの記事参照)は、感じられなかった。
 会場の都合もあるのだろうが、せっかく長大な2本の触手が残されているのに、くるくると丸められていたのも残念。

 呼び物のひとつの「深海シアター」も、NHKの番組の超ダイジェストで、楽しみにしていたその他の深海生物も、ほんの一瞬しか登場しなかった。
 大画面で、様々な色に光きらめき、あまりにも個性的な生態をみせる深海生物たちの姿を、もっと見たかった。

 あと、やはりNHKで実に興味深い特集をやっていた、深海ザメに関する最新の展示があまりなかったのも、ちょっと拍子抜けだった。


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 「深海生物図鑑」のコーナー

 江戸時代の博物画に見られる深海貝、ベニオキナエビス
 西洋でベニオキナエビスが初めて記録される80年以上前だという。

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 中央に、タカアシガニやヒロビレイカなどの大型深海生物の標本等が置かれ、その周囲を、約300種の貴重な深海生物の標本、生きている時の写真、映像を映し出すモニターなどが取り囲んでいる。

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 以下、比較的元の姿を彷彿とさせるものだけ、何点か。

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 本ブログの深海生物のページ→ こちら



 この他、秋の上野では、さまざまなアシアの音楽を聴くことができた。



 9月22日(日)



 はじめ、この日に、深海展を観ようとしたのだが、あと3時間で閉館なのに、2時間待ち近いすさまじい行列。

 列を見た瞬間に、断念。

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 ちょうど噴水広場の方で、にぎやかな音楽や歓声が。

 たまたま、このイベントをやっていた。思いがけず、久しぶりに海外のフェスティバルを観ることができてラッキーだった。


 ネパール・フェスティバル 2013


 エベレストスクールの子どもたちによるダンス

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 模擬結婚式のセレモニー

 踊り、歌、ファッションショーなど、もりだくさんのプログラムの合間に、一週間後に実際に結婚式をあげる予定の日本人カップル(ネパール関連の活動をされている方)のため、ネパール式の結婚式を再現するセレモニーがあった。
 ふだんなかなか見ることができない上に、ネパールの民族楽器の演奏を間近に聴くことができて、ラッキーだった。

 新郎新婦が御神輿に乗り(あるいは、おんぶされ)、その後を楽団が続き、村中を練り歩く。
 巨大なラッパ群が大迫力。
 おんぶされているのが新郎新婦。

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 新郎新婦に、次々と化粧を施したり、さまざまなレイや首飾りを掛けたり、儀式的には非常に複雑なようだ。
 楽器はにぎやかに演奏を続ける。
 ほとんどカチャーシー。

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 おめでとうございます。


 グルメ

 写真は、Aloo Tikki というネパール風コロッケ。
 コロッケは、何種類もの色のちがうソース、薬味をかけ、さわやかな酸味の複雑な味わいで、おいしい

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 9月28日(土)



 トーハク 秋の特別公開

  コンサートと特別夜間開館


 インドネシアの伝統音楽・ジャワガムランと舞踏

  演奏:ランバンサリ、舞踏:小島夕季、解説:森重行敏(ランバンサリ)

  @ 東京国立博物館平成館ラウンジ


 バリ島の熱気に満ちたガムランに比べると、ジャワガムランは全体的に、雅びやかでとても繊細。ちょっと物悲しい秋の夕べにぴったり。
 踊りとともに、いかにも宮廷風。

 解説の森重さんの話によると、トーハクの残響の大きな空間が、ジャワの宮廷の雰囲気と似ていて、演奏にぴったりだという。

 
 写真左、笛(スリン)を吹く男性の右側の男性が森重さん

 写真右は、踊りの写真。胡弓(ルバブ)を弾く女性も写っている。

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 左写真のたすきをかけている女性が、歌い手の方。後半、ずっと歌を担当。(始めは、楽器も演奏していらした)
 ゆるやかに音を長くひくような歌唱で、音楽の雰囲気を、より味わい深いものにしていた。
 声質も発声の仕方も、ちょっと沖縄音楽の大城美佐子さんや上原知子さんを彷彿とさせた。

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 「やさしいガムラン」には、夜の博物館の風景がよく似合う。

 
 この日は、レストラン「ゆりの木」のとなりで、ビアガーデンをやっていた。

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 上記のイベントの合間に、何度か、トーハクを観覧。


 トーハクでは、特別展の間で、トーハク 秋の特別公開
をはじめ、さまざまな魅力的な特集陳列を開催中だった。


 音の聞こえてくる絵画


 抱一 夏秋草図屏風

 風の音、雷の音

 よく知られているように、この自然の草花を通じて雨と風そのものを感じさせる画は、光琳の風神雷神図の後ろに描かれていた。つまりこの作品は、琳派の正統な後継者であることの宣言でもあるのだ。(現在ははがされて別々に保存)
 雨の絵の後ろには雷神が、風の絵の後ろには風神がいて、気づいた人は膝を打つという、何とも抱一らしいしかけだったわけだが、
 そんな抱一の描いた風神・雷神は、本家宗達に比べると、かなり気が抜けて、逆に言えば親しみやすく洒脱な雰囲気になっている。
 小さな草花に恵みの雨と風をもたらす、やさしい風神・雷神。この絵に通じる佇まいなのがおもしろい。

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 伝狩野元信 祖師図(香厳撃竹)

 静寂の中で瓦のかけらが響く音

 前回、狩野派展覧会の記事を書いたが、二代元信の真骨頂。

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 前回の記事の大野麥風展に関連する博物画も充実。

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 おかしな方々も。

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 新名所・半沢階段

 ドラマ「半沢直樹」で、東京中央銀行本店として使用されたトーハク本館の正面大階段。
 たくさんの方が記念写真を撮っていた。

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 左、昔の切符売り場

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 「ゆりの木」の、ホテルオークラのカレー

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 次は、これだ!

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