♪バッハ・カンタータ日記 〜カンタータのある生活〜

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zoom RSS 「博物館でアジアの旅」&琳派で味わうトーハクの秋【三位一体節後第21日曜日】

<<   作成日時 : 2016/10/13 10:40   >>

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 「櫟野寺大観音展」、「特別展 禅 ZEN」&博物館で野外シネマ等の宣伝付。



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 まずは、カンタータのお知らせから。


 今度の日曜日(10月16日・三位一体節後第21日曜日)のカンタータは、
 
 第1年巻のBWV109、
 コラール・カンタータ(第2年巻)のBWV38。
 それから、後期作品のBWV98、BWV188、

 以上4曲。

 古様式を多用し、格調高い雰囲気のコラールカンタータ、BWV38、
 それに対して後期作品は、自由闊達の極み、
 全体的にしっとりとしていて「小春日和」という佇まいのBWV98、
 秋のカンタータを代表するような美しい舞曲アリアが魅力の、ピカンダー作品の隠れた最高峰の一つ、BWV188。
 と、いうわけで、実にバラエティ豊かですが、いずれも秋の日に耳を傾けるのにぴったりの名作群。

 
 過去記事はこちら。↓


 <三位一体節後第21日曜>

    夢のピカンダー年巻はどこに(BWV188、98他)
    お気に入りのアリア・ピカンダー編、今この季節のための音楽(BWV146、188)
    フーガとジャズは、親戚か?魂のインタープレイ(BWV38、188)



 さて、カンタータの世界もいよいよ秋たけなわですが、実際にも急激に秋の気配が深まってまいりました。

 そこで、今日は、秋のトーハクの話題。

 恒例、「博物館でアジアの旅」の記録と、トーハクの作品で感じる秋、今回は琳派の作品を中心に。

 カンタータもそうですが、トーハクもまた季節ごとに考え抜かれた選りすぐりの展示物によって、わたしたちの生活の四季折々を彩ってくれるのだ。



 東博(トーハク)×上博(シャンポー) 夢のコラボ!

 博物館でアジアの旅

 @ 東京国立博物館 〜10月23日(日)まで(イベント集中期間は10日(月)まででした)


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 特集「上海博物館(シャンポー)との競演」

 会場の東洋館

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 仏像、青銅器、陶磁、染織等、様々な分野で、トーハク、シャンポーの代表的な名品が並べて展示してある。
 いずれも中国の作品なのだか、総じてトーハクの物の方が保存状態が良いように思えた。
 シャンポーの作品はすべて撮影禁止に付き、下の写真はトーハクの作品。
 驚いたことに、これは織物。

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 伝統衣装記念撮影コーナー。今年は、るるぶの表紙の体で撮影できた。 

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 アジアン屋台?

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 そして、毎年のお楽しみが、これ。

 アジアの伝統音楽・伝統芸術

 今年もシタール、古筝と馬頭琴等々、盛りだくさんでしたが、

 今回は、

 中国太陽芸術団による中国伝統芸術ショー(雑技)

 を楽しみました。

 コマとムチ

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 筒抜け

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 一輪車

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 出た!椅子のバランス

 本ブログにおいて、「椅子のバランス」、なぜかやたら登場していてすっかりおなじみですが、この人たちのは初めて。

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 技のクオリティは高く、「今日はいつもより風が吹いてるよ〜〜」の司会も無く、真剣そのもの。ただ、あの名調子が無ければ無いでさびしいような気も・・・・。



 あまり関係ないが、わたしも、「博物館でアジアの旅」開催記念ということで、撮影してみました。

 日中李白像競演。

 左は、本家本元、南宋時代の梁楷筆による、有名な李白吟行図(りはくぎんこうず)。
 右は、池大雅の酔李白図。 

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 東洋館の隠れた人気スポット、占い体験コーナー。

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 「博物館でアジアの旅」にちなんで、それっぽいアングルでいつもの風景を撮ってみました。

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 さて、以下は、こちらも恒例、トーハクで感じる秋。

 今年は、日本美術のど真ん中、琳派の作品。


 注:基本的に、10月30日までの展示ですが、一部展示が終了した作品もあります。 


 まずは宗達工房にいた宗雪

 宗雪は、金沢地方を中心に、宗達の工房印「伊年印」を用いた草花図屏風を数多く残した。
 直球勝負の堂々たる様式化。琳派(というのもおかしいのだが)の真の継承者は宗雪なのだ。「たわらやの草花図屏風」は代々後継者に引き継がれ、江戸時代を通じて金沢の人々に愛されたという。
 宗雪、以前この作品と出会って一気にお気に入りになった。
 等伯、久隅守景など、わたしが愛する画家は、金沢ゆかりの人が多い。

 秋草図屏風

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 こちらは、師匠宗達のすごい仏画。

 龍樹菩薩図

 やはりこの人はただ者ではない。

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 お次は光琳槙図屏風

 秋の作品というわけではないかもしれないが、何となくさみしい感じなので。

 注:こちらはすでに展示終了。

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 そして、

 秋風と言えば、やはりこれだ!

 抱一夏秋草図屏風

 琳派の証しの風神雷神図、本家宗達以外の画家の作品を直接宗達のものと比べてしまうと、どうしても宗達が別格に思えてしまうのだが、光琳の風神雷神図も、裏側に抱一のこの絵が隠されているがゆえに、宗達にも並ぶ独創性を有していると思う。
 (現在は保存のため、はがされて別々に保存されている)

 トーハクの秋の作品と言うと、真っ先にこの絵を思い出す。
 以前も、秋の特別イベントの記事とともに、この絵を紹介しました。
 何だか毎年観ているような気もするんだけど、トーハクでは3年振りみたい。そういう意味では、けっこう貴重な機会なのだ。

 過去記事に、この絵について詳しく書いています。

 こちらこちら

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 夏、雷神の恵みの雨で潤った大地に、

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 秋、風神による風が吹きぬける!

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 背景の銀が劣化してきてしまっているが、この場合はそれが秋の風情をより際立たせている。

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 今回はこれだけ。

 その他、仏像に関しては、トーハク以外の物も含めて、また改めて。


 かんたんに予告編。

 今度のトーハクの仏像展、ほんとうにすごい!まだ観ていない人は絶対に観るべし。

 現在開催中の特別展、

 「平安の秘仏―滋賀・櫟野寺の大観音とみほとけたち」 (〜12月11日(日)まで)

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 甲賀の里、櫟野寺の超巨大秘仏、十一面観音坐像(いちいの観音様)がまさかのお出まし!!

 もともと交通の便があまりよくない「かくれ里」のお寺の、なかなか観ることのできない秘仏。
 日本最大級の十一面観音坐像、台座から光背の先までの大きさは5メートル越え。頭と体は一本の木から彫りだされており、正に金色に輝く巨樹の精霊。
 しかも、厨子からお出になった姿を拝めるのは、今回が初めてでは?

 正に、一期一会、本堂大修理中の今だけの機会となるかもしれない。

 必見!

 わたしはすでに一度行きましたが、少なくとももう一度はいくつもり。


 トーハクでは、他にもついに特別展「禅」が始まる。(来週、10月18日(火)から)

 京都・萬福寺から、あの方も。

 櫟野寺大観音に「禅」、仏像ファンにとっては何かの祭りのような状況に。

 右写真、櫟野寺大観音展の看板の向こうに、すでに禅展の看板が。

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 トーハク、今週末のイベントは、これ!


 こちらも恒例、博物館で野外シネマ

 今回上映するのは、新海誠監督の「秒速5センチメートル」

 明日、10月14日(金)と15日(土)の両日、いずれも午後7時スタート。
 

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 櫟野寺大観音展の巨大な垂れ幕の隣に、新海誠監督のアニメが映し出される、という、ちょっとわけがわからない状況。 

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 スクリーン設営中。雨が降らねばよいが。

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 当日、博物館は、何と午後10時まで開館。

 ぜひ、上でご紹介した、抱一の秋草図、櫟野寺の大観音、そして、アジアの名品の数々等、今だから観られるトーハクならではの作品もお楽しみください!



 シダレザクラ2世、力強く成長中。

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 またカルティエ展やるのか??と思ったら、カルティエ・マジシャン特別内覧会というのの準備らしい。

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 どうしても上位に入りたいらしい。

 ゆるキャラグランプリ2016、投票終了間近!10月24日(月)18時まで。

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 投票してあげてください。

 トーハクくん、ユリノキちゃん、です。

 投票は、こちら。(ゆるキャラグランプリ2016公式HP)

 10月13日現在、トーハクくん641位、ユリノキちゃん886位・・・・。





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