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zoom RSS チャイコフスキーでお祝い!〜東京理科大学管弦楽団創団70周年記念演奏会

<<   作成日時 : 2017/06/02 22:02   >>

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 創団70周年、おめでとうございます!


 クラシックの殿堂とも言われる東京文化会館の大ホールでの記念演奏会、
 大きなホールにもかかわらず、5階席までびっしりと埋まった超満員の大盛況!
 その中でくりひろげられた、70周年の伝統にふさわしい大熱演、感動的でした。いつものことではありますが、心に奥底にまでその演奏は響き渡りました。 


 70年の歴史を有する楽団は、プロのオケでも数が限られているのではないでしょうか。
 その伝統は、何よりも大きな財産だと思います。
 大学オケだから常にメンバーが入れ替わるじゃないか、という見方もあるでしょう。しかし、音楽は特に人から人へと受け継がれてゆく芸術です。わたしは10数年くらいしか理科大オケの演奏を聴き続けてきていませんが、その間、日本一の熱血指揮者・川合良一さんのもと、その個性、ありとあらゆる良い部分は完全に引き継がれ、さらに磨き抜かれて、(プロも含めて)どんなオケにも負けないくらい魅力的な理科大オケのカラーというものが、確かに存在していることを確信しています。
 観客全体を熱狂に巻き込む熱い思い。作品への、音楽への真摯な共感。
 理科大オケの最大の長所を言葉で表すとすれば、この点につきるのではないでしょうか。
 今やわたしにとって、その熱い思い、共感の渦に巻き込まれることは、何物にも代えがたい音楽的な喜びとなっています。


 今後も、創団100周年、さらにはその先に向けてがんばってください。

 こちらも熱血応援!



 5月28日(日)


 東京理科大学管弦楽団創団70周年記念演奏会

  @ 東京文化会館 大ホール


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 ドビュッシー 牧神の午後への前奏曲

 チャイコフスキー 組曲「くるみ割り人形」 op.71a

  (休憩)

 チャイコフスキー 交響曲第4番 op.36


  (アンコール)

 チャイコフスキー バレエ音楽「くるみ割り人形」 op.71〜パ・ド・ドゥ



  川合良一指揮、東京理科大学管弦楽団
 


 クラシックの殿堂、東京文化会館。

 ここで聴いてきた数々の思い出の名演奏に、また忘れられない一つが加わった。


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 1曲目 牧神の午後

 正攻法の力技だけではなかなか難しいデリケートな曲目で、かなりのチャレンジだったのではないだろうか。
 川合さんも、指揮棒を置いて、十本の指と全身(+表情)を駆使してドビュッシーの音楽を引き出そうとする。渾身のダンス。それを見ていると、川合さんが表現しようとしている音楽がとても良く伝わってくる。
 楽団員も必死に川合さんの表現に追いつこうとして全力で音楽にぶつかり、その様子が感動的。
 後半、ついに実際の音がその表現しようとする音楽と見事に重なり、夢のような響きに陶然となる瞬間が続出。


 2曲目の「くるみ割り人形」組曲から3曲目の交響曲第4番にいたっては、これはもう理科大オケの十八番の一つ。これまでも名演を聴かせてもらってきたが、今回も理科大の「伝統」が炸裂!

 以前のコンサートの感想でもちょこっと触れたことだけれど、交響曲第4番は、チャイコフスキーの実生活の陰鬱な時期を反映したある意味悲劇的な側面が色濃い音楽などと言われているが、実際に聴いてみると、ここでのチャイコフスキー、気合が入りまくってのりのりで、この作品は、とてもよくできた野心作、それこそ3大バレエ音楽にも匹敵する娯楽的要素の強い劇的な名曲だと思う。もちろん舞曲的要素も多く、チャイコフスキーならではのキャッチーな音階多様メロディーにもあふれている。
 従って、花のワルツ〜交響曲第4番〜アンコールで演奏されたくるみ割り人形の「パ・ド・ドゥ」の流れが、あたかも一つの大きなバレエ音楽のようで、川合さん&オーケストラの力の限りの演奏と相俟って、創団70周年をお祝いする祝祭的な雰囲気が否が応にも高められていたような気がする。
 チャイコフスキーの舞曲による華麗な祝宴!


 当日は大幅に押していたようだった。大ホールにつき時間厳守だったのだろう。終演後はすぐに会場の明りが点いて、その祝祭的な幸福な気分に浸ってゆっくりと拍手することができなかったことは、唯一残念だったこと。
 川合さんを何度も何度も呼び出したかった。

 川合さん、今や70年の歴史を経て学生オケ中の屈指の銘器となった理科大オケを、いつも最大限に燃え上がらせ、熱い血の通った心がわくわくする演奏を届けてくださり、ほんとうにありがとうございます。
 これからも、聴き続けてゆきます。
  


 アンコール

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 早めに着いたつもりだったのだが、会場の周囲には、開場を待つすさまじい行列ができていた。

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 ステージの模型。

 一般のコンサートとオペラ・バレエ等の舞台で、ステージがどのように変化するか、手動で確認することができる。

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 交響楽団 魁 のちらし。

 例年だと必ず日程が The ICE と重なっていて行くことができず、残念な思いをしてきたのだが、今年は行けるかも。

 しかも、シベリウスの第5番、わたしにとっては思いがけないプレゼント!

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 しかも、理科大オケの方は、秋の定期の曲目がブルックナー4番とのこと。

 かつての超名演が思い出される。期待マックス!



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