♪バッハ・カンタータ日記 〜カンタータのある生活〜

アクセスカウンタ

zoom RSS バベルの塔と台湾屋台グルメ〜6月のアルバム上野編【マリアの訪問の祝日ほか】

<<   作成日時 : 2017/06/30 12:45   >>

トラックバック 0 / コメント 2

 今度の日曜日、7月2日は、マリアの訪問の祝日。

 否が応にもバッハの気合が入りまくるマリアの3大祝日の一つ、おなじみBWV147と、ドイツ語マニフィカトBWV10、2大名曲の登場です。
 BWV147は、バッハの最もよく知られた作品の一つですが、成立はやや複雑。初期の待降節用カンタータBWV147aを改作、ライプツィヒ1年目に初演したものということになります。
 BWV147ももちろんいいですが、第2年巻(コラール・カンタータ年巻)の大傑作、ドイツ語マニフィカトBWV10をまだ聴いたことが無い方は、こちらをぜひ聴いていただきたいと思います。
 第2曲アリアは、ひたむきな力強さにあふれる、マリアの祝日にふさわしい名曲。長大な曲ですが、バッハが書いた最も美しいアリアの一つだと思います。

 過去記事はこちら↓

 <マリアのエリサベト訪問の祝日>

    マリアとバッハ〜はじめて聴くカンタータ
    アドヴェント・クランツのともしび(BWV36、61、62)
    クリスマスとバッハその2・風の中のマリア(BWV147、10)
    対位法とバッハ・その1?
    お気に入りのアリア5・ロマン風マリア(BWV10)


 なお、この日は、三位一体節後第3日曜日でもあります。
 カンタータは、

 初期の名作、BWV21、
 2年目、コラール・カンタータ年巻の「始まりの4曲」の完結編、BWV135、
 以上の2曲です。

 過去記事は、こちら。↓

 <三位一体節後第3日曜>

    始まりはいつも Overture(BWV135他)
    (参考資料) コラールカンタータ年巻 「始まりの4曲」 一覧
    三位一体節後第3日曜(BWV21、135)



  ☆    ☆    ☆



 * このページの「バベルの塔」の写真は、すべて看板等を撮影したものです。


画像



画像




 ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル 「バベルの塔」展

  16世紀ネーデルラントの至宝 −ボスを超えて−

  東京都美術館 〜7月2日(日)まで、終了まで
 

画像



 小学校の頃、図書館の美術全集でブリューゲルの「バベルの塔」を見て、何て壮大な絵なんだろうと子供心に感動した記憶がある。
 描かれているテーマの大きさ、びっしりと描きこまれている人や物のあまりの多さから、きっと絵そのものも、とてつもなく巨大なものなんだろうな、と勝手に思い込んだものだった。
 わたしが見たのはウィーン美術史美術館の「大バベル」と呼ばれるものだったが、その後、この作品が実はそれほど大きなものではないことを知り、愕然とした。
 今回、24年ぶりに来日したのは、その「大バベル」よりもさらに小さいもので、それにもかかわらずより多くの人物等が画きこまれており、より精緻だと言われている、ロッテルダムのボイマンス美術館所蔵のもの。(小バベル)
 ボスの作品も何点か来ていると言うし、併せて話の種に観ておこうと行ってまいりました。

 実際目の前で観た「バベルの塔」は、この世には存在しない光景を描いたものはあるが、その小さな画面からはちきれんばかりの明るく透明な光をたたえた、夢のように美しい風景画だった。あたかも絵の世界から透き通った風が吹いてくるかのよう。
 その光は、フェルメールの名作にも通じるような特別なもので、この「バベルの塔」も、まごうこと無き天才によるまごうこと無き名画だと思った。ただし、やはり絵のサイズがあまりにも小さく、細部はほとんど見られず。
 東京藝大メンバーによる拡大複製画があり、こちらは細部までよくわかり、とにかくおもしろかった。いつまでも見入ってしまった。
 ただし、こちらの方は残念ながら特別な光は感じられず。


 しかし、展覧会の大半は、古楽声楽CDのジャケットに使用されてるような宗教画や、小さな版画がずらりと並んでいて、ほとんど満員列車の中みたいな会場をぬって観たい絵だけを観て回るのは、なかなか骨が折れた。


 入り口近くにあった巨大看板を中心に、「バベルの塔」の細部を撮ってみた。
 (この看板は、上記拡大複製画とだいたい同じ大きさだと思う。これだけ拡大してもなお、細密画のように見えるのは驚き。超高画素数の写真のようだ)


画像



 塔の向かって左側。

 田園風景。美しい花が咲き乱れている。

画像


 赤と白のライン

画像



 塔の向かって右側

画像


 上記した美しい「透明な風」は、このような澄み切った色彩から生み出されている。

画像
画像



 人々。一人一人が微かな光に彩られている。

画像
画像



画像



 記念撮影コーナー

 左、ロッテの謎の魚の第3形態か??

画像
画像



 大友克洋 「INSIDE BABEL」


画像
画像



画像


画像



 ブリューゲルの版画の中の方々。

 記念撮影コーナーの謎の魚は、ここに登場する。

画像


画像
画像



画像




 バベルの塔展に行った時、やっていたイベント。


 台湾フェスティバル TOKYO 2017

  @ 上野公園・噴水広場


画像


画像



 台湾がらみのイベントは、この後7月にまた上野で、その後さらに代々木等でもあるようだ。


 台湾のパントォ(円卓スタイル)をイメージしたにぎやかな会場。

画像



 肉類を中心とした料理が焼ける香りや煙に、臭豆腐の衝撃的な匂いも交じり、台湾の屋台の雰囲気満点だった。(行ったことないけど)

画像
画像



 さすがに臭豆腐にチャレンジする勇気は無かったので、同じ店の看板メニュー、麺線を食べた。(左)煮込み麺で、麺のおかゆみたいな感じ。もつが入っている。ほんとはこれにパクチーが山盛りのっかるが、連れがパクチーは苦手だったので、のせなかった。
 右は、定番の肉々しいどんぶり。

画像
画像


 台湾とはあまり関係無い屋台も。焼きガキも食べた。

画像



 ライブ会場。

 泰雅(タイヤル)族の踊り

画像
画像


画像



 ライチ種とばし

画像
画像



 夜になって、さらに雰囲気が盛り上がる。

画像


画像


 大活躍していたかき氷ロボ?

画像


画像




画像




 上野はお祝いムード

画像


画像


画像
画像


画像




画像
画像


画像




画像




画像
画像




画像




そのほかの「記事目次」


テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
油絵でよくこれほどまで細かく描けるものだと思います。驚異的ですね。
聖書では、神がバベルの塔を人間の自分への挑戦とみなして、罰として立った1つだった人間の言語を、多数の言語を使うようにさせたとしています。でも、東京スカイツリーもあれば、台北101もあるし、マレーシアのペトロナスタワーもある現代は、一体何なのかと思ってしまいます。

台湾で麺線を食べたときは、細い麺がそうめんのようで、かつおだしがきいてとろみのついた汁の、中華風にゅうめんという感じに思いました。私個人としては気に入った食べ物です。パクチーが薬味としてのっかって、店に置いてある黒酢と豆板醤のような唐辛子味噌を加えて食べるのも、なかなかよかったと思いました。
その丼物は、豚のバラ肉を揚げて八角などの香料と一緒に煮込んだ、排骨飯のようですね。台湾では排骨飯が駅弁の定番です。
ブログのお話を読んで写真を見ると、また台湾へ行きたくなります。
大ドラ
2017/07/01 22:36
 大ドラさん、こんにちは。

> 神がバベルの塔を人間の自分への挑戦とみなして、罰として

 小学校の時に図書館で「バベルの塔」を初めて観た時、その物語も読んだのですが、その時はなぜか、怒りを買って壊されてしまった後の情景を描いた絵だと思いこんでしまいました。上部がかなりギザギザで破壊されたように見えなくもないので、そう思ったのだと思います。
 記事の拡大写真でもわかるように、実際はもちろん建設しているところを描いたもので、海から野から、夥しい数の人や物が押し寄せ、塔によじ登り、塔を組み上げていっています。その様子は、どこかアリ塚を造るアリたちを連想しなくもないですが、その情景を克明に描いたこの作品自体は、圧倒的に美しいと感じました。

> かつおだしがきいてとろみのついた汁の、中華風にゅうめんという感じ

 正におっしゃるとおりでした!わたしは残念ながらパクチーはのせなかったのですが、横に調味料は並んでいて、そちらは少し入れました。
 ということは、このお店、台湾で食べられているものをそのまま出すような、かなり本格的なお店だったわけですね。まあ、臭豆腐を扱っていたくらいですから、当然本格的なのでしょう。(ただし、臭豆腐は少し食べやすくアレンジしてあったみたいです)
 麺線はおっしゃるようにかつおだしが懐かしい感じで、その風味がモツ等ともよく合い、日本人にもまったく抵抗無く受け入れられる味だと思いました。
 台湾料理は、ほかにもおいしいものが多いですよね。いつか行ってみたいとは思います。 
Nora
2017/07/02 23:16

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
バベルの塔と台湾屋台グルメ〜6月のアルバム上野編【マリアの訪問の祝日ほか】 ♪バッハ・カンタータ日記 〜カンタータのある生活〜/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる