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zoom RSS 海北友松展を観に、大型連休真っ只中の京都へ〜GW京都旅行・旅のしおり前編

<<   作成日時 : 2017/06/07 11:26   >>

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 今年のGWは京都にも行ってきた。
 京都国立博物館で開催された海北友松展が目的。
 等伯と並ぶ戦国絵師・海北友松の作品がこれだけの規模で一堂に会するのはほとんど初めての機会なので、これは見逃せなかった。

 GWの京都は想像通り、というか想像をはるかに上回るすさまじい人出だったが、国内外の観光客でお祭り騒ぎのようになっている有名観光地はそれなりに楽しく、またGWでもそれほど人が集まらないような穴場もいくつか訪れ、輝くばかりの新緑の古都を堪能することができた。



 1日目


 5月4日(木)


 出発する時の東京は快晴。気温は近年のこの時期にしてはまだそれほど高くはなく、文字通りの行楽日和だった


 新幹線が走りだしてすぐのかなり早い段階から富士山がくっきりと見えていたが、逆に静岡に近づくにつれて雲が多くなり、姿を隠してしまった。

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 窓の外を、きらめく日本の原風景が通り過ぎてゆく。
 鏡のような水を張ったばかりの水田に、青空と雲と鮮烈な緑が映る。

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 京都に着くと、少し暑かったが好天は変わらず。


 最近いつも利用している四条烏丸のホテルに直行して荷物を預け、早速一番の目的である海北友松展へ出発。



 途中で、阪急河原町駅で下りて、ランチ。


 観光客などでラッシュアワー状態の祇園から四条河原町、

 GWで国内外から観光客が文字通り押し寄せている京都の中でも、特に人口密度が高く、とにかく、人、人、人。だけど、みんなやたら楽しそう。

 そんな超メジャーエリアの中心にあるのが鴨川に架かる四条大橋。
 四条大橋そのものの風景がすでに風光明媚ですが、その周りには実は魅力的な建築や仏像が密集しています。
 さすが、天下の観光地、京都。


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 四条大橋をはさむ角には、それぞれ個性的な建築が。


 東華菜館 本店

 華麗なるヴォーリズ建築

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 東華飯店の、川と橋をはさんでちょうど対角にある、レストラン菊水

 味わい深い大正モダン建築。

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 四条通をはさんでその向かいにあるのが、関西歌舞伎の殿堂として名高い、南座。(現在工事中)

 東華菜館の川床風テラス席から見る南座。
 鴨川の向こうに帝冠様式の壮麗な屋根が見える。

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 この南座の中にある、松葉でランチ。

 ここに来たら、松葉のにしんそばを食べるのが楽しみ。

 松葉の店内から菊水と鴨川をながめる。

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 以上、四条大橋をはさむ3つの角にある建築を観てきましたが、それぞれが実にバラエティに富んでいて、それらすべてが一つに溶け合い、見れば見るほど不思議な情景を醸し出しています。
 そして、残されたもう一つの角。そこに建っているのは、1階に交番のある、ごくごく普通のこじんまりとしたビル。(写真は撮りそこないました)
 ただ、ここから河原に沿って、ずらりと納涼床が並ぶあまりにも有名な光景が広がっているのはみなさんご存知の通り。
 和洋中、そして部分的にエキゾチック、さらにはごく身近な日常が混然一体となった風景が、この一角の魅力です。


 さて、京都でも最も人通りの多いこのエリアですが、実はさらにそのまっただ中に、ちょっとすごい仏像がいらっしゃいます。

 食後の散歩に参拝。


 人通りの絶えない四条通に向かってその寺院の門は開かれている。

 老舗有名店や新しいおしゃれなお店に交じってそれほど大きくない門があるだけなので、まったく目立つことなく、実際たいていの観光客はその前を素通りしてしまう。
 わたしも長い間、存在は知ってはいたものの、場所がよくわからなかった。


  寿福山 仲源寺

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 いかにも「庶民の信仰を集める街中のお地蔵様」という雰囲気ではありますが、お堂をのぞいてみると、そんなイメージをはるかに超越した大迫力の巨大仏!
 鎌倉時代に鴨川の洪水を収めたという伝承があり、「雨止み地蔵」と呼ばれていたのが、信者の眼病を自身に移して治したことから、いつしか目疾(やみ)地蔵と呼ばれ、眼病に霊験あらたかとされるようになったそうだ。

 確かによく見ると、目がこころなしか赤く血走っているように見えて、全体の迫力をさらに増幅させている。
 前述のとおり、観光客の姿は少なかったが、地元の人らしい方が数人、熱心にお詣りしていた。
 堂内には、その他にも山越え阿弥陀三尊像等も安置。

 その隣のお堂の千手観音もまた、お堂をのぞいたとたん思わずのけぞるくらいの立派さ。(但し、ガラスの反射でお顔等はあまりよく見えない)

 本尊のお地蔵様といい、千手観音といい、さすが京都! 

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 それ以外にも大黒天、(謎の)天道大日如来、妙見菩薩、道了大権現等を祀る祠もある。
 正に、隠れた仏像天国。

 境内から街の喧騒を見る。門の中は別世界。

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 四条大橋周辺には魅力的なアーティストたちが多い。


 左の楽器は、HANDPAN(ハンドパン)というそうで、「スイスで2000年頃に発明された楽器です」と説明されていた。
 スティールパンに似ているが、ずっと音階も多く、繊細で表情豊か。というか、この奏者の方がめちゃくちゃうまかった。

 四条大橋の風景の中には、音楽が絶えず流れている。
 ハンドパンや竪琴など、不思議な調べが、その無国籍な情景にぴったりマッチしていた。

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 今度は京阪本線で七条まで行き、いよいよ、海北友松展。


 海北友松展

  @ 京都国立博物館


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 一応、中央に看板あり。

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 * 海北友松展については、あらためて記事を書くつもり。


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 つつじと「考える人」

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 レストラン

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 正門

 向かいの町屋が門の意匠とマッチし、しかもぴったり嵌っている。

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 この場所はもともと幻の京都大仏と関連が深い。


 博物館前の道が行きつくところも、秀吉が鶴松のために建立した智積院。

 ここに、等伯親子の傑作が。

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 京都博物館を後にして、秀吉・秀頼親子と彼らの幻の大仏を偲びながら、清水五条駅まで散歩。

 この辺り一帯は、幻の京都大仏と関連が深い。秀吉はその生涯の最後に、この周辺すべてに及ぶ壮大な大仏ワールドを造り上げようとした。

 そもそも、広大な博物館の敷地自体、大仏があった方広寺のもと境内の一部なのだ。


 ちょっとしたお城顔負けの壮大な石垣。

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 何もかもが規格外、巨大。


 秀吉自身を祀る豊国神社

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 こんなにも巨大で豪壮な唐門は、これまで観たことが無い気がする。

 ここは、手水舎も瓢箪をアレンジ。

 秀吉の初代大仏はこの場所にあった。


 その隣に、現在の方広寺がある。

 この方広寺こそが、かつては大仏を本尊とした大寺院だった。

 今は寺域がだいぶ小さくなったものの、この鐘楼の巨大さが十二分に往時をしのばせてくれる。

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 あまりの大きさに驚いて、これが問題の鐘だと気付いたのは、かなり後になってからだった。

 江戸時代後期に再建された大仏は、境内の奥の現在駐車場になっているところにあった。

 秀頼の大仏は、そのさらに奥の公園となっているところにあり、現在も台座の一部が確認できる。


 これらの寺社の前は、驚くほど広大な幅の道。

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 豊国神社の鳥居前からのびる道を鴨川の方へ向かう。

 風情のある道。お店ののれんも瓢箪だった。

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 やがて道は鴨川にぶつかり、そこに架かる橋の名前が正面橋

 もちろん、その名は、かつての京都有数の大観光地、京都大仏の正面にあたる橋だから。

 川辺の公園の藤の花が満開で、香りがすばらしかった。

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 正面橋から、五条大橋へと河原をそぞろ歩き。

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 五条大橋。ここで、義経と弁慶が戦った?

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 四条大橋に帰ってきた。


 日も暮れて。

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 川床にも灯がともる。

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 大丸京都店では、ゲゲゲの人生展が巡業中だった。
 思わず入ってしまおうかと思った?

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 ホテルのすぐ近くにも、寧々ゆかりの史跡が。

 この一家が京都に残した足跡には、計り知れないものがある。

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