♪バッハ・カンタータ日記 〜カンタータのある生活〜

アクセスカウンタ

zoom RSS アスリート浅田真央選手の集大成・THE ICE 名古屋公演の感想〜心からの感謝を込めて

<<   作成日時 : 2017/08/17 09:57   >>

トラックバック 0 / コメント 4

画像



画像



画像




 8月4日(金)、5日(土)、6日(日)


 真夏の氷上祭典

 LOTTE presents THE ICE 2017

 − 名古屋公演 −

  @ 愛知県体育館


画像




 今年は結局、千秋楽を含む名古屋の3公演全部に行った。
 ほんとうは大阪の初日にも行きたかったのだが、キリが無いのでグッとがまんした。
 そのかわりというわけでも無いが、一日目は、初めてアリーナ席をゲットし、スケーターとほとんど同じ高さの位置で、スケーターたちの滑りを観ることができた。(ピアニストの鈴木羊子さんのすぐ横の席だった)

 3公演とも行って本当に良かった。
 浅田真央さんが、全身全霊でわたしたちファンに感謝の気持ちを伝えてくれた、夢のような3日間だった。
 唯一無二の天才アスリート・浅田真央選手の、20年を超える競技生活の、文字通り総集編とも言える内容。
 それが浅田さん自身&仲間たちによって、華麗に、そしてとびっきり楽しく、目の前で繰り広げられた。
 しかも、その種の「総集編」によくあるような、名場面を繋ぎ合わせただけのツギハギ版ではなく、新たな次元の最高のショーとして再構成された特別ヴァージョン!
 プログラムの中に、5カ所くらい感涙ポイントがあり、毎回同じところで胸がいっぱいになり、涙があふれてきた。千秋楽はたくさんのサプライズがあったので、さらに感涙ポイント増だった。
 何度観ても感動が薄れることは無かった。何度でも観たかった。このまま終わらなければいいのに、と心から思った。
 あまりにも多くのすばらしいできごとが起こり、あまりにも多くの感動で胸がいっぱいで、短い時間で詳細感想を書くことは、わたしにはほとんど不可能だ。それでも記録の意味でもコツコツと書いているところなので、いつの日かアップできるかもしれない。
 ちなみに、ショー全体を通じて、一つの作品として最も印象に残ったプログラムは、新プログラムの「エレジー」だった。
 「エレジー」に関してはこの事実だけ記しておく。
 このプログラムの、極限まで研ぎ澄まされた純粋美について書きだしたら、もうそれこそ終わらなくなってしまうだろう。

 結局、あらためて思い知ったのは、浅田さんの滑りが、正しく音楽そのものであり、舞踏そのものであり、芸術そのものであるということ。
 浅田さんは、「エレジー」に続くもう一つの新プログラム、「Wind Beneath My Wings」で、「あなたがわたしの翼の下に吹く風だったから、わたしは高く飛ぶことができた」と、体いっぱいで感謝の気持ちを表現してくれた。
 しかし、感謝しなければならないのは、その最高峰の芸術を常に身近に観せてもらったわたしたちであり、その滑りが見たいから、わたしたちは「風」を送り続けたのだ。

 これが浅田さん座長の最後のTHE ICEにならないことを、心から祈っている。
 でも、限界を越えて酷使し続けた体のことも心配だし、とりあえずはゆっくりと休んでください。

 浅田さん、これまでほんとうにありがとう。
 夢のような時間を、わたしたちは忘れません。



 PS、

 やはり、大阪の初日は行くべきだった。

 毎年THE ICEの最後を飾るグランド・フィナーレ
 フィナーレダンスで盛り上がった後、出演者全員がリンクから姿を消して、客たちはみんな夢のような時間を共有した喜びをかみしめ、何とも言えないあたたかい気分にひたる。いつもと同じ、THE ICEで最もかけがえのない時間。
 しかし、今年はさらに続きがあった。突如会場が暗闇に包まれたかと思うと、リンクはもちろん、客席も天井も、すべてが満点の星空に包まれ、その直後、真央さんがリアル・メリーポピンズとなって再登場!あの伝説のプログラムを出演者全員とともに踊ったのだ。(出演者たちもいつのまにか、ポピンズの登場人物になっている!)
 その奇跡のような瞬間を、何の情報も無く、初めて体験した人々の驚きと喜びはいかばかりだったろう!
 リアル・メリーポピンズ、まさかの再降臨!
 わたしはあらかじめ知っていたので心構えはできていたが、それでもあまりの幸福に気を失いそうになった。
 できれば、その衝撃を、真っさらな心で受け止めたかった。
 まあ、これはぜいたくすぎる願望だけど。



 <使用された浅田選手のプログラム・ナンバー>


 開演前に、会場のビジョンで浅田選手がこれまでにプログラムに使用した17曲が次々と紹介された。
 浅田選手が滑ったすべての曲が登場したわけでは無かったので、その時はどういうことかと思ったのだが、後から振り返ってみると、何とその17曲すべてが、ショーの中で浅田さん自身&仲間たち(コラボや群舞も含めて)滑られたことに気が付き、心の底から驚いた。

 
 カルメン

 虹の彼方へ

 チャルダッシュ

 ラベンダー

 シング・シング・シング

 鐘

 愛の夢

 ショパンのバラード第1番

 シェヘラザード

 アイ・ガット・リズム

 メリー・ポピンズ
 
 ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番

 スマイル

 蝶々夫人

 踊るリッツの夜

 リチュアル・ダンス(黒・赤の2種類)


 
 黒・赤両方のリチュアル・ダンス蝶々夫人など、生で観る機会が少なかったプログラムを、それ以上は考えられないような完成度でたっぷりと観せてくれたことも、うれしかった。
 (赤のリチュアル・ダンスに至っては、ついに初めて生で観ることができた!)
 これら復帰後のプログラムのすさまじいまでの超絶性、そして美の極致とも言うべき陶酔感を、改めて実感することができた。

 わたしが最も好きなショパンのノクターンと、そしてわたしとしてはやはりもう一度観たかったバッハのチェロスイートが抜けていたことは、個人的には何とも残念だったが、この2点については究極としか表現のしようが無い最高の演技を生で観ているので、まあ、いいのだ。
 


画像




 <全出演者> (スケーターはパンフの順番通り)


 浅田真央

 浅田舞

 高橋大輔

 織田信成

 鈴木明子

 小塚崇彦

 無良崇人

 宇野昌磨

 ジェフリー・バトル

 アデリナ・ソトニコワ

 長洲未来

 チン・パン&ジャン・トン

 ケイトリン・ウィーヴァー&アンドリュー・ポジェ



 サプライズ・ゲストの、黒龍江省雑技団(氷上雑技団)。
 (ほんとうにびっくりしました。ありがとう!)

 それに加えて、千秋楽のメリポピに、振付師の坂上美紀さん。

 そして、ゲスト・ピアニストの鈴木羊子さん。
 (黒のリチュアル・ダンスで使用した音源を弾いているスペイン在住のピアニスト。
  このショーのために来日し、
  リチュアル・ダンスははもちろんのこと、フィナーレ・コラボのアイ・ガット・リズム、カルメンでも、
 本場スペインの香りあふれるピアノを聴かせてくれた)

 さらに、千秋楽のトーク・コーナーのサプライズ・ゲストとして、エアロローリー・ニコルさん。
 (両方本物!)

 最後に、終演後の記念撮影(ここまでがショーだったと思う)に登場したたくさんのスタッフのみなさん、
 ほんとうにどうもありがとうございました!!


 * なお、大阪公演には、村上佳菜子さん、宮原知子さんも出演した。


画像

 


 会場

画像
画像


画像




 パンフ

画像




 さまざまなブース


画像



画像
画像



画像




画像




 ゲット!

画像


 浅田真央さん監修の最新写真集「希望の軌跡(ホープのきせき)」(左)を先行発売していた。
 (現在は一般発売中)

画像


画像

 


 わが心の(名古屋めし、ならぬ)名古屋建築


画像
画像


画像


画像


画像



 道のお城側、金シャチ横丁(尾張名古屋のうまいもの街)というのを建設中。(来春オープン予定)

画像



 願わくば、またTHE ICEのためにここを訪れ、金シャチ横丁で食事がしたいと、心から思う。



▽ ニュー・アルバム「浅田真央 ベスト・オブ・スケーティング・ミュージック」の等身大パネル。
  店舗限定タワレコ・キャンペーン。(すでに終了)
  終演後、近鉄パッセ店を訪れ、撮影しました。

  (さすがユニヴァーサル、
   このCD,錚々たる名演奏家の名演奏のオンパレード!アバドさんも登場!
   本格的なオムニバスCDとしても楽しめます)
  
     
画像




  ☆    ☆    ☆



画像
画像



画像




 最後になってしまいましたが、一応カンタータのお知らせ。


 今度の日曜日(8月20日、三位一体節後第10日曜日)のカンタータは、

 第1年巻、ロ短調ミサの原曲を含むBWV46、
 第2年巻、コラールカンタータのBWV101、
 後期、小ミサ曲原曲を含むBWV102、
 の3曲。

 ここのところ東京では、夏らしい太陽はすっかりどこかへ行ってしまいましたが、第1年巻BWV46は、先週のBWV105に続く夏のカンタータのクライマックス。
 そのBWV46をはじめ、バッハが生涯を通じてミサ曲等へ再利用した楽章を含む名曲がそろっています。


 過去記事は、こちら。↓  

 <三位一体節後第10日曜>

    バッハの源流への旅・その7〜聖週間・幻のエレミヤ哀歌(BWV46)
    ミサ曲・かけがえのないアルバム、原曲集中のミステリー(BWV46、102他)
    コラールカンタータの諸相(後編)+魅惑のミサ原曲カンタータ( BWV101、102)



そのほかの「記事目次」

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
初めまして。ブログを拝見しました。名古屋公演3日間 私もみに行きました。知らずにご一緒していたのですね。今年のザアイスは本当に特別なものとして公演をみたファンの心に刻まれると思います。

一箇所だけ 2015-16 シーズンのEX 踊るリッツの夜 なのではないですか。細かくて申し訳ありません。
Lavend
2017/08/17 11:43
> 踊るリッツの夜 なのではないですか

 Lavendさん、ありがとうございます。
 「愛の夢」を修正したのでこんなことになってしまったようです。早速本文を直しておきました。

 ザアイス、Lavendさんも3日間行かれましたか。
 毎年すばらしいですが、今年はほんとうに特別でしたね。
 来年以降も浅田座長のザアイスが観られることを心から祈っています。
Nora
2017/08/17 12:32
初めまして♪
素晴らしい記事ありがとうございます!
 私は大阪初日と2日目を見ました。その感動と興奮を表現する力が自分にはないので、Noraさんの文章を読んで、全て言い表して頂いてる!と色々思いおこして、反芻して再び感動に浸っております。
 私は逆に名古屋に行きたかったなあ〜最終日のサプライズを会場で味わいたかったなあと羨望の眼差しです。
しかし初日のメリポピ登場は心底驚きました‼
私はペアの時も群舞の時もいつもまおまお単独を目で追うことに決めてるんですが、フィナーレ周回で真央座長がすぐに退場したので、「ああ、バズーカを取りに行ったんだな」と出てくるのを待ち構えておりました(笑)なかなか再登場せず、心配になって来たところでのメリポピでしたから・・本当に驚きと感動で夢の時間でした。
 私も今回が最後のTHE ICEにならないことをNoraさん同様に祈ってます。例年通りに最後にDJさんが「また来年お会いしましょう〜」と叫ばなかったのはやはり寂しかったですね。。
kuma
2017/08/17 14:57
 Kumaさん、コメントありがとうございます。

 そうですか!大阪2公演をご覧になりましたか!
 コメントを読ませていただいて、メリポピ登場の時のkumaさんの驚きと感動がひしひしと伝わってきて、まるで自分がその場で体験したような気分を味わうことができました。こちらこそ、ありがとうございます。
 思えば、今回のTHE ICEほど、ネタばれ注意!のショーもあまり無いのではないかと思います。
 冒頭のコンパルソリー風の練習風景から始まって、本場の生演奏と全員の群舞付の黒リチュアルダンス、さらには夢のように美しい竹馬スケーターの登場、小塚さんの「鐘」ステップ完全コピー、高橋さんオリジナルのラフ2、そしてバトル=ピンカートンを加えた蝶々夫人まで、メリポピ以外にもサプライズ満載、
 そのすべてを、先入観無しで体験することができたkumaさんを、ほんとうにうらやましく思います。
 わたしはネタばれをある程度把握してしまった上で、ショーにのぞんだわけですが、それでもすべてが予想をはるかに上回るすばらしさでした。
 そもそも、ショー自体、浅田選手の歩みをこれほどまでに色濃く、しかも驚くほどの完成度でまとめあげているとは、夢にも思っていませんでした。
 浅田さんはもちろんのこと、出演スケーターの皆さん、関係者のみなさんの思いの深さが感じられます。
 ほんとうにすごいショーでしたね。

 いい声のDJさん、いつも同じ方なのかどうかは定かではありませんが、確かに心なしか今年は、何となく最終回的な雰囲気を醸し出していたような・・・・。
 まあ、浅田さんのこれまでの総決算のショーということで、感慨深げだったのかもしれませんが。
Nora
2017/08/17 21:38

コメントする help

ニックネーム
本 文
アスリート浅田真央選手の集大成・THE ICE 名古屋公演の感想〜心からの感謝を込めて ♪バッハ・カンタータ日記 〜カンタータのある生活〜/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる