♪バッハ・カンタータ日記 〜カンタータのある生活〜

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zoom RSS 水木先生に導かれて地獄めぐり&再び竣介を撮る〜お盆休み前後の美術館【三位一体節後12】

<<   作成日時 : 2017/08/31 23:50   >>

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 9月3日(三位一体節後第12日曜日)のカンタータは、

 まず第1年巻のBWV69a
 これは最晩年に改作され、バッハの現存する最後のカンタータとして知られています。

 3年目のBWV137
 第2年巻のコラールカンタータは無いのですが、この作品は、その翌年にコラールカンタータ年巻補完目的で作曲された、テキスト・カンタータの最高峰です。
 
 後は、後期のBWV35
 シンフォニア付きアルトのためソロ・カンタータ。いかにも後期らしい円熟の一曲です。


 過去記事は、こちら↓


 <三位一体節後第12日曜>

    三位一体節後第12日曜(BWV137、35、69a)

    三位一体節後第12日曜(BWV137、35、69a)



 地獄絵ワンダーランド



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 特別展 地獄絵ワンダーランド

  @ 三井記念美術館


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 今年の夏もまたお盆らしい展覧会があちこちで開催されたようだ。
 その中でも気になっていたのが、この地獄絵ワンダーランド。

 ちょうど昨年の今頃観た「大妖怪展」(江戸東京博物館)と展示内容がだいぶかぶっており(大妖怪展は、地獄関係の展示が相当充実していた)、また、その他の展覧会や博物館等ですでに観たことのある作品も多かったのだが、何はともあれ、かの水木大(おお)先生の地獄絵図が正式な作品として、しかも大きな役割を担って展示されているということで、これは見逃すわけにはいかない、と、先週行ってきた。

 冒頭、あの高級感あふれる調度の展示室を丸ごと使って、水木先生の地獄めぐりの直筆原画がズラリと展示されている。
 わかりやすい、(ある意味)おもしろい、そして何よりも美しい。
 最晩年の作品なので、どこまでご自分の筆によるのかは定かではないが、それでも圧巻の水木作品には変わりない。

 この作品を始めに観たおかげで、他の実に多岐にわったる地獄芸術作品を観てゆく前に、まずは地獄(死後の世界)の複雑なシステムを頭に入れることができて、展覧会自体がとても有意義なものになった。
 その昔水木少年がのんのんばあに導かれたように、かくてわたしたちも水木大先生に導かれて、不思議世界に入り込んでゆくのだ。

 それにしても、水木先生の地獄絵、展示されていたあらゆる作品と比べても飛びぬけて完成度の高い第一級の作品だということを、改めて痛感した。
 地獄を旅するのんのんばあと水木少年が画面上に大きく描かれている点も、まんがチックというなかれ。古い時代の地獄絵等にも、案内役の比丘尼等の姿が描かれている場合が多いのだ。
 そういう意味でも、水木先生の地獄絵は、伝統的な要素をまるっと引き継ぎながらそれを現代によみがえらせてみせた、純正統的な作品と言えるのだ。


 水木先生の作品以外のことも。

 実にバラエティ豊かな地獄作品が並んでいて壮観だった。
 當麻寺の塔頭の閻魔・司命・司像、木喰の十王象など、仏像関係も充実。最後に極楽へとたどり着く展示構成は、さまざまな寺院で見られる仕掛けと同じ。
 話題のへたうまでゆるい地獄絵もよかったが、わたしのお気に入りは、うまくてゆるい耳鳥斎の職業別超限定地獄「地獄図巻」。これは上記大妖怪展にも「別世界観」とともに出ていたが、何度観てもおもしろい。


 なお、数年前になりますが、超絶的にうまいのだがそれゆえに地獄自体の持つ「ゆるさ」みたいなものが伝わってくる、トーハク所蔵の河鍋暁斎「地獄極楽図」をもとにした、

 河鍋暁斎と「地獄」ワンダーランドを旅する

 という記事をアップしているので、よかったら、ご覧ください。(記事、こちら

 この作品は出品されていませんでしたが、暁斎の他の作品は出ていました。



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 こちらのポスターは、日本民芸館の熊野観心十界曼荼羅を基調にして、白隠の閻魔図等を配している。

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 もう一つのポスターは、さまざまなゆるい地獄絵の名場面を配したもの。

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 こちらが、「水木少年とのんのんばあの地獄めぐり」

 この絵本の原画がずらりと展示されていた。

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 またまた、一冊ゲット。名作を大きな高画質の絵で楽しめる全集。
 着々と増えてきた??(まだ4冊)

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 とびっきり美しくシャレた扇子。

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 三井タワー館地下のフードコートでディナー。

 ここは、けっこう気に入った店があるのだ。

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 THE ICEに合わせて夏休みは早めにとってしまっていたので、8月の中旬以降はずっと東京にいた。
 お盆休み中の東京はけっこう手持無沙汰で、何かおもしろいこと無いかなと思っていたら、地下鉄の入り口で、「サマーミュージアムスタンプラリー」というパンフを発見。やってみることにした。

 ラリーというから、いくつかの美術館を回るのかと思ったら、結局竹橋駅と至近にある東京国立近代美術館の2か所でスタンプをもらうだけ、つまりは地下鉄を使って国立近代美術館に来い、というだけの代物だったのだが、久しぶりに国立近代美術館で愛すべき近代絵画をゆっくりと撮影したいと思い、行ってきました。


 どうしても好きな作品中心になるので以前と同じような感じになってしまいましたが、竣介のちがう作品を観る(撮る)ことができ、有意義な時間を過ごせました。

 以前、竣介等の作品を撮った記事、こちらこちら



 国立西洋美術館・スタンプラリー



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 松本竣介 「黒い花」


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 靉光の自画像

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 日本の原風景を感じさせる愛すべき作品たち。


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 龍子

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 古径
 
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 また撮ってしまった。

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 ルッソオとカンディンスキー、それからココシュカ。

 これらもまた撮ってしまった。カメラも変わっていて、少しはきれいに撮れた気もするし。


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 このクレーは初めてのような気がする。

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 スタンプラリー、コンプリート?でゲットしたハンカチ&絵葉書。豪華2点セットだが、絵葉書は選べなかった。
 でも、これ、誰でもコンプリートできるな。


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 竹橋

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 シリーズ?

 グレイビーボートのカレーを訪ねる
。 

 タカサゴ

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