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zoom RSS ホテル周辺で初詣&名古屋でちょっと寄り道「春信展」〜’18新春京都旅行旅のしおり3

<<   作成日時 : 2018/03/12 20:24   >>

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 季節の移り変わりを、春信の作品で。


 「春信展」はもちろん撮影禁止につき、最近(2〜3月上旬)にトーハクの浮世絵ルームで展示された春信の作品から。

 * 以下は国立東京博物館で撮影したものです。
 


 春爛漫の春信 * この作品は3月18日(日)まで。


 春の河原の夢のような情景と、これ以上無いくらいのたりのたりとした海。

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 そして、春信の神髄、雪と夜の表現 * これらの作品の展示は終了。


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 室内

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 新春京都旅行の旅のしおり、最終日3日目。

 この日は昼ごろにはもう京都を出発。
 名古屋で途中下車し、ボストン美術館の春信展を観る。

 この春信展も今回の旅の目的の一つだった。
 千葉市美術館での開催には結局行くことができなかったので、チャンスがあったらぜひ行きたいと思っていたのだ。



 第3日目


 1月8日(月)



 ホテルのすぐ裏に有名なお寺があったので、初詣がてらお詣りしてゆく。


 因幡堂(平等寺)


 建康祈願(特にがん封じ)、手作り市、インコ守り等で有名。

 本尊は、何と日本三大如来!の一つ、薬師如来立像。
 この日本三大如来、他の二つは、清涼寺の釈迦如来、善光寺の阿弥陀如来とすごいビッグネームなのだが、それぞれ天竺伝来の伝説を持つ(というより自らの意志で天竺からそれぞれの寺院までやってきた)三体の如来とのことで、納得がいった。
 
 というわけで、とんでもない由来や歴史を持つお寺なのだが、街中の庶民の信仰の場、という雰囲気の親しみやすいお寺。

 ちょうどこの日は、あいにくの小雨模様だったが、年のはじめの手作り市、初薬師で、護摩焚きも行われていたので、駅に行く途中で立ち寄り、建康祈願しておいた。
 大徳寺と並び、「京の大黒さんめぐり」にも含まれているので、そちらも6つのうち2つ参拝できたことにもなる。
 

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 ホテル周辺には大政所御旅所等があることは以前書いた。
 前回の記事に、錦市場の終点にある若冲の生家の写真を載せたが、
 ホテルの周辺には蕪村の生家もあった。
 さすが京都。ホテルから半径ほんの僅かのところに、史跡があふれている。
 それにしてもすごい外観利用建築。
 
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 謎の建造物

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 またね。

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 京都に別れを告げ・・・・、



 名古屋で寄り道。


 ボストン美術館浮世絵名品展 「鈴木春信」


  名古屋ボストン美術館 (すでに終了。春以降、大阪、福岡とさらに巡回)


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 圧倒的な日本美術のコレクションを持つおなじみボストン美術館の展覧会。今回は春信!

 そのボストン美術館の展覧会を、その名も名古屋ボストン美術館で開催。


 春信の浮世絵は大部分が海外に流出してしまっていると言うことだが、トーハクにはかなりのコレクションが存在しており、トーハク浮世絵ルームでもそれぞれの季節ごとに必ず選りすぐった名品を展示してくれているので、以前から春信は特別身近な存在としてその作品世界に親しんできた。
 このブログでも、最も多くの写真を載せている画家の一人なのではないだろうか。
 季節感あふれるそれらの作品は、ある意味やはり季節の芸術であるカンタータにも通じるところがあり、妙な親近感も感じていた。
 春信のことが好きになったのも、正にそのおかげでもあるのだが、これだけの数の春信の作品をまとめて観る機会はめったに無いと思うので、何としてでも観たかったのだ。


 その名の通り、おだやかな春の日差しや春風を感じさせるようなのどかな美しさが魅力の春信だが、
 時折、その美しさは結晶化されたような次元にまで到達していて、思わずぞくっとしてしまうような瞬間もあり、それもまたたまらない。

 どの作品も皆よかったが、真冬の展覧会ということもあってか、超絶的な技巧によって、触ったら冷たいんじゃないかと思ってしまうくらいリアルな雪を描いた作品、「雪の門前の男女(見立鉢木)」や「鷺娘」などが、思わず息を飲むほどの凄味を感じさせた。
 他の大家による模倣作品も展示されていたが、次元が異なると思った。
 夜の闇を前面に押し出した作も良い。暗いが、どこか深みがあってやさしいお江戸の闇。「寄菊(きくによす)」など。
 雪と夜の表現こそが、清明極まりない画風で愛されている春信の、真の精髄なのではないか、と思う。
 「夕立」や「秋の風」の風、それからあげきれないぐらいたくさんの作品に描かれた雨も、風雨そのものの香りや温度や感触が心に伝わってくる。
 もちろん花々や生き物もすばらしい。この世のものならぬ夕暮れの河原の情景を描いた「流れのほとりで菊を摘む女(見立菊慈童)」がその極北か。
 (わたしは)これまであまりトーハクでは見たことが無い、組ものの大作も大迫力。
 (・・・・と思ったら、いきなり大作が出ていました。↑冒頭の絵)


 上でも少し触れたが、他の画家によるトリビュート作品もおもしろかった。
 司馬江漢にいたっては、トリビュートどころか春信の名で贋作を描いていたそうだが、そこは江漢、あからさまに妙な遠近法を使っているので、ばればれみたい。
 (江漢は後に春重という名できちっとトリビュートを描いている)


 撮影パネル

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 名古屋ボストン美術館

 名古屋ボストン美術館、今年の秋に閉館してしまうらしい。(春信展の次の展覧会は、昨年東京でも開催された「ボストン美術館の至宝展」)
 名古屋なのにボストン??と以前から気になっていたので、一度行くことができてよかった。

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 ポスターに採用されている絵の妙ちくりんな小動物。
 等伯の犬、応挙の犬に続き、この旅3頭目の「大家の犬」発見か??と思ったが、
 ネコみたい。ネコにヒモ?と思ったが、源氏物語の「若菜上」の女三宮と猫の見立てなので、どうしても紐が必要なのだ。

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 お目当ての図録をゲット!

 とにかくこれが欲しかったのだ。

 晴信の浮世絵は、一枚一枚がクイズのようなもので、のどかで美しい画面の中にさまざまな見立て等がかくされている。
 それらが詳細に解説されている資料があったらいいなと、かねがね思っていたのだ。

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 最後に、この旅行中に観た大家の犬。(どちらも撮影禁止に着き、絵ハガキを撮影)


 日本美術史上最大のビックネーム、等伯の犬。
 畢生の超大作、本法寺の仏迦涅槃図の犬。
 レプリカだったが、やはり圧倒された、以前、トーハクで観たことがあったが、こんなに大きかったか??と心の底から驚いた。

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 応挙の犬も観た。冬の特別拝観中の、人形寺・宝鏡寺の杉戸絵。
 この人は、杉戸があれば、犬を描いていた??

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