シベリウス第5番・ヴァンスカ指揮、ラハティ響ジャパンツアー

 昨日、シベリウス交響曲第5番他、ヴァンスカ指揮ラハティ交響楽団のコンサートに行ってきました。


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 第5番とは、よほど相性が良いみたいで、数年前のヤルヴィ指揮(もちろん父)エーテボリ響の、一生忘れられないだろう超名演をはじめとして、必ずと言っていいほど、感動的なコンサートばかりです。

 ついこの前の、セーゲルスタム指揮読売日響のコンサートも、日本のオケがよくここまで、と思えるほど、清冽+スケール雄大な演奏で、大満足でしたが、
 今回はさすがに本場のオケだけあって、それを上回る大感動。
 ヴァンスカ+ラハティ響は、コンビ結成20年、今やシベリウスでは世界一、と言って良い黄金コンビ、
 十八番中の十八番を、心ゆくまで堪能することができました。

 このコンビ、以前は第5番やVn協の初稿CDで話題でしたが、今回は通常版。
 しかし、堂々とした正攻法でも、もちろん誰もが100%納得です。

 以前見たエーテボリ響は、長身の美男美女がずらっと並び、まるでロード・オブ・ザ・リングのエルフ族の楽団のようで、その音楽も、エルフの奏でる音楽そのもの、この世のものとも思えない美しさでしたが、
 ラハティ響のみなさんは、もう少し地味な田舎のおじさん、おばさんと言った感じ、(失礼)
音楽も、ずっと素朴な土の香りのするものです。
 でもその分、フィンランドの空気感は満点かもしれません。

 はじめのタピオラからして、透きとおった北欧の風を感じるかのようでしたが、
 第5番にいたっては、指揮者もオケもフル回転、北欧の雄大な風景からシベリウスの心にまで迫るような名演、
 十八番というのは、やはりすごい!

 ちなみに、第5番は不思議な終わり方をするのでよく知られていますが、よい演奏のライブを聴く限り、逆にあれが有無を言わさぬ説得力を持って、心に響くものです。

 お客さんも大拍手+大歓声で、アンコールを4曲もやってくれました。

 こういう時、シベリウスは、あまり知られてない魅力的小品がたくさんあるので、楽しいです。
 ヴァンスカ+ラハティ響も、こういうのは、それこそお手の物。


☆ オケをすぐ後から見下ろす席でした。
  その分迫力アップ?

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 途中で、ユホ・ポホヨネンというピアニストが出てきて、グリークのコンチェルトをやりました。

 なぜかダブダブの燕尾服を着た、いかにもポホヨネン、といった感じの青年?で、
 アンコールのグリーグの小品が、詩情あふれていて、すばらしかったです。


☆ アンコール

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