クリスマス・イブに「ロード・オブ・ザ・リング」

 クリスマス・イブは、特に予定らしい予定もなかったので、ゆっくりカンタータでも聴いて、1年の反省でもしよう、などと思っていたのですが、
 ちょっとTVをつけたら、
 アイゼンガルトの瓦礫の上で、メリーとピピンがパイプ草をふかしているシーン
 が、目に飛び込んできました。

 「ロード・オブ・ザ・リング 第三部 王の帰還」の吹き替え版を、BSでやっていたのです。

 ちょっとだけ、のつもりで観始めたら、そのまま引き込まれてしまい、気がつくと、
 もう、11時半過ぎ。
 TVの前で号泣してました。

 この映画は、もう何度も観たし、DVDも持ってるのに、せっかくのクリスマス・イブにまったく何してるんだか・・・・。


 何とかローハンを守り抜いたガンダルフたちが、敵の本拠地(二つの塔)の1つ、サルマンのアイゼンガルトに駆けつけてみると、
 なんとアイゼンガルトは、メリーとピピンの必死の訴えを聞いて、長い長い歴史の中で「もう久しくなかった」ほど怒り狂った木の鬚をはじめとするエントたちによって、めちゃくちゃにされた後でした。

 メリーとピピンは木の鬚に言いつけられて、サルマンを見張りながら、
 のんきにサルマンのかくしていたご馳走を食べたり、パイプ草をふかしたりしてたのです。

(ちなみに、木の鬚は、この前書いたビヨルンやグワイヒアと並ぶ最強キャラ)


▽ 「指輪物語」(評論社刊)の、このシーンの挿絵
  絵は、寺島龍一さん

画像



 このシーンは、指輪物語の中でも特に好きなシーンのひとつです。
 映画の「第2部 二つの塔」のラストにこのシーンが無かったので、がっかりしてたのですが、
 第3部を映画館で初めて観た時、いきなりこのシーンから始まったので、それだけで早くも涙がこぼれてしまいました。


 のんびりとした愉快なシーンも、「指輪物語」の大きな魅力ですが、
 このシーンの後、エンディングまでは、登場人物全員にとって、長く厳しい試練の連続になってしまうので、
 これがほとんど最後の、のどかなシーンということになります。

 もっとも、フロドとサムは、この間も、モルドールへのつらい旅を続けているわけですが。


 寺島さんの挿絵は、どれもほんとうに味わい深く、
 あのすばらしい映画を見た後も、
 「指輪物語」のシーンとして真っ先に思い浮かぶのは、寺島さんの絵です。
 これは、トールキン博士自身もお気に入りだったとか。


▽ ラストシーン、灰色港の別れの場面。(大きくすると見やすいです)
  西に行く最後の船を見送るサム、メリー、ピピン。

画像



そのほかの「記事目次」

「全体記事目次」

カンタータ日記・奥の院

浅田真央さん情報・最新版

宮沢賢治記事目次

カンタータ日記・大阪モダン建築図鑑

画像





この記事へのコメント

この記事へのトラックバック

過去ログ

テーマ別記事