アンリ・ルソーの鶴の絵~水辺をめぐる旅

 以前、若冲や蕭白の鶴の絵コレクションというのをやりましたが、
 あの、ルッソオ!の、とっておきの鶴の絵を、追加しておきましょう。
 これは、さすがに年賀状には使えないでしょうけれど。

(以下の絵は、すべて美術展で購入した目録、絵葉書等をスキャンしたものです。
 クリックして、左隅に出てくるタグで拡大すると、よく見れます。)


▽ アンリ・ルソー 「紅鶴」

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 * まあ、フラミンゴですね。
   それにしても、ハスがでかい。フラミンゴが小さいのかもしれませんが。 
   だけど、なんて安らかな絵なんでしょう。
   まるで極楽浄土かパライソそのもの。この前、おじゃました安養院を思い出します。
   日本画顔負けの様式美!


 さて、今回は、この絵にちなんで、ルソーの幸福な水辺の絵を、何枚かご紹介することにします。
 ルソーは水辺が大好きなのです。

 まず、この前の「ルソーの見た夢」展で見て、印象深かったこの絵から。


▽ 「夕暮れの眺め、ポワン・デ・ジュール」

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 * やればできるじゃないか、と思ったら、写真を模写してました。
   橋の上を走る汽車がかわいいので、拡大して見て下さい。


▽ 「エッフェル塔」

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 * あまり知られていない作品。夜景が美しい。


▽ 「セーヴル橋の眺め」

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 * ルソーはよく、風景画に飛行船や気球を描き込みますが、
   よっぽど機嫌が良かったのか、いっぺんに3つも描いてしまいました。


▽ 「オワーズ川の岸辺」

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 * オワーズ川というのは知りませんが、ぜったいにちがうと思う。
   ルソーの想像力は、いよいよパリから異郷へと飛び立ちます。


▽ 「滝」

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 * なんという清らかな世界でしょう。
   この小さな小さな滝こそが、すべての中心なのです。
   これは、1枚目と同じ世界を描いたものにちがいありません。
   この世のものとも思えない透明感が共通しています。
   ルソーの絵の中で、わたしの、最も好きな1枚です。


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この記事へのコメント

koh
2006年12月14日 22:46
このルソーの展覧会、行きたかったのですが、なかなか時間がとれなくて行けないうちに終わってしまいました。
冒頭のフラミンゴのいる絵がいいですね、蓮の花がなんともいえません。それにしても、どの絵も拡大して見ると結構迫力あります。絵葉書そのものを見るよりも楽しめると思います。きれいなものを見せていただきありがとうございました。
この間、ダリ展に行ってきました。おもしろかったですが、やや毒気にあてられる感じもしましたね。
2006年12月15日 01:01
 こんにちは。
 「紅鶴」は、展覧会には出ていませんでした。
 これはニューヨークの個人蔵だそうで、わたしも実物は見たことがありません。
 ダリは、いつか何かの展覧会で見ましたが、思ったよりずっと小さいのにびっしりと描いてあってびっくりしました。
 この頃は展覧会はどれも大盛況ですが、ルソーとかダリとかは、気のすむまでじっくりと、細かいところも見てみたいですね。
 ところで、前のルソー展の記事で書いた、ルソー・キットの「蛇使い」版が、ミュージアムショップにあるというので、終わるまでに絶対また行こう、と思っていたのですが、
 実は先週からひどいかぜをひいて寝込んでしまい、断念しました。
 しかたないので、自分で作ろうとたくらんでます。(笑)

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