花の王国! 北海道旅行記‘07初夏~第2回・札幌観光 星の建物たち

 台風が去っていったと思ったら、また、たいへんな地震がおきてしまいました。
 被害に合われた方には、心からお見舞い申し上げます。



 さて、今日から、連続して、一息に先日の北海道旅行記を書いてしまいます。
 まず、第1日目。札幌観光。



 7月4日(水)。

 初夏の北海道に降り立って、感じたこと。
 風や空気がさわやかなこと。
 山並みが美しいこと、家々の屋根がとがっていること、それらをみんな含めて、景色がキラキラとして明るいこと。


 午前11時頃、札幌駅到着。

 まずは駅から歩いて数分の宿泊予定のホテルへ。
 チェックイン時間前でしたが、
 宿泊手続きを済ませ、荷物を部屋に運んでもらう手配をしてもらいました。

 11時過ぎ、ホテルで購入した「札幌まちめぐりパス」を手に市内観光に出発。

 駅近くのバス停から路線バスで15分、サッポロガーデンパークへ。

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 ここは広い敷地に、サッポロビール博物館、サッポロビール園、ガーデングリル、ファイターズ屋内練習場、大型ショッピングセンターArio札幌、が点在するアミューズメント施設です。
 現在、ビアホールとして使われている赤レンガ造りの「開拓使館」は、明治23年に製糖工場として建てられたそうです。

 ここは、建物もすてきですが、風と緑が、ほんとに気持ちいい!
 あちこちで散水器が水をまいてます。

 そんな庭と、赤レンガの建物が眺められる、ガーデングリルで昼食。
 文字通りのガーデングリル。写真のテーブルにもかすかに緑が反射しています。
 しかも、すごく、おいしい!

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 ファイターズ屋内練習場は窓から中を見ることができます。
 この日は札幌ドームでナイターがあるので、こちらは人の気配はなし。残念・・・・。
 練習場のとなりが選手の宿舎になっているらしく、
 出待ちのファンが十数人集まっていました。

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 ガーデンパークから札幌駅北口行きのバスに乗り、数分で駅に到着。
 
 徒歩10分で清華亭(せいかてい)へ。

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 清華亭は明治13年に、開拓使の貴賓接待所として建てられたそうです。
 こじんまりとした感じですが、外形も内装も、上品な美しさをもった建物でした。
 一見和風ですが、ところどころに、洋風の意匠が見られます。
 
 このような建物、大好きなのです。
 まわりの緑ともども清々しい。

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 清華亭から1~2分歩き、北海道大学に到着。
 緑がいっぱいに広がる、気持ちのいいキャンパスに、歴史を感じさせるさまざまな建物が点在しています。

 次の写真は明治42年建築の古河記念講堂ですが、部外者は立ち入り禁止です。
 学生さんが入っていったので、窓からちょこっとのぞいてみたら、授業をやってました。
 現役の校舎なのですね。
 
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 あまりにも広いキャンパス、自転車で移動している人を多く見かけました。
 校内専用バスが走っているのも目撃しましたが、写真は撮れず。
 
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 下の建物は総合博物館。中はざっとしか見ませんでしたが、巨大ワニの骨格など展示してあり、なかなかおもしろかった。
 ちょうどファーブル展もやっていて、部屋中びっしり昆虫の標本が並び、すごかった。

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 広大な敷地に途方に暮れ、ほんの隅っこだけ見て、
 東側のいちょう並木の道を通りぬけて、北大を後にしました。


 北13条門から徒歩数分で地下鉄南北線「北12条駅」。一駅だけ乗って、「さっぽろ駅」で下車。

 徒歩2~3分で北海道庁旧本庁舎に到着。

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 蓮池の美しい庭園の向こうに、赤レンガの建物がくっきりとそびえたっています。
 明治21年建築で、現在は北海道の歴史資料の保存や展示、ギャラリーなどに使用されていて、見学自由です。内部もすばらしい。
 
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 次はここから歩いて3~4分の、あまりにも有名な札幌市時計台へ。
 明治11年建築の建物に、3年後、時計台の鐘楼部分を付設したそうです。

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 入場料200円、または、「まちめぐりパス」のポイント券1枚で、内部見学ができます。
 建物としての歴史資料や、時計のレプリカなどの展示がされています。
 時計は、メンテナンスの職人さんが管理していて、もちろん現役。
 定刻には、鐘の音が、街中に響きます。
 もとは札幌農学校の演武場であり、広い敷地に建ち並ぶ建物のうちのひとつだったそうです。


 時計台から歩いて2~3分、さっぽろテレビ塔へ。

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 ここが東西に長く続く大通公園の東端になります。
 展望台には登らず、大通公園を西に向かって散策することにしました。
 
 公園の売店で買った、名物、じゃがばた・とうきびセット。
 とうもろこしが甘い!じゃがいももほくほく。

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 オブジェや花壇を眺めつつ、西端まで歩いていこうかと思っていたのですが、実際歩いてみるとかなりの距離。結局、途中で少し戻り、地下鉄東西線の「大通駅」から「西11丁目駅」までショートカット。


 西11丁目に立つマイバウム。公園には、こんなモニュメントやオブジェがいっぱい。

 
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 バラ園の向こうに見えるのは、大通公園の西端、札幌市資料館です。
 大正15年に札幌控訴院(後の札幌高等裁判所)として建築され、現在は札幌市の紹介展示、司法関係の展示があるほか、控訴院時代の復元法廷が無料公開されています。

 
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 近くでお茶を飲んで一息つき、夕方の6時を過ぎた頃をみはからい、藻岩山に向かいました。
 地下鉄「西11丁目駅」から徒歩2~3分のところにある市電の「中央区役所前駅」から路面電車に乗り、約20分で「ロープウェイ入口駅」に到着。

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 ロープウェイ乗り場までは徒歩10分くらいですが、街から離れ、急な登り斜面を、山の方へ、山の方へ、と向かうので、妙に遠く感じられました。
 ロープウェイは往復1100円、「まちめぐりパス」では7ポイント。
 動き出すと、思ったより速い、そして藻岩山は高い!
 ぐんぐん街は遠ざかり、みるみる眼下に眺望がひらけてきました。

 
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 山頂駅から展望台までは無料シャトルバス、「もーりす号」で移動。

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 山頂展望施設の屋上展望台からは、360度、大パノラマが広がり、息を飲むような絶景をみることができました。
 しかしながら標高531m、山頂は風は強いし、気温は低い。
 室内の「レストラン531」でコースを頼んで日没を待ち、ゆっくり夜景を見ることにしました。

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 コースのメインディシュ。

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 今の時期は日没は7時20分くらい。
 すぐにポツポツと街に灯火がともりだし、あっという間に街中に広がっていきました。
 暗くなるにつれて、それらはキラキラときわだってゆき、
 レストランを出る8時半頃には、一面の宝石の海でした。
 わたしは高いところや夜景が大好きですが、これまで見た中でも最高の夜景かもしれません。

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 わたしは初夏の札幌は初めてでしたが、
 札幌を歩いていて一番感じたのは、空気や風が、言葉にならないくらいさわやかだ、ということ。あざやかな緑がそれをさらに際立たせます。
 もう、呼吸するのが楽しくてしかたない。

 それと、やはり、古い建物がすばらしい、ということ。
 ここでご紹介したのは、ポスターや絵葉書等でもよく知られたものばかりですが、
 細かくよく見てみると、どれもほんとうに個性的でおもしろい。
 しかも、すごく大事にされています。
 なんだ、時計台か、などと言わずに、ぜひご覧になっていただきたいと思います。


 さて、これらの建物は、たいてい星印のマークで飾られています。
(ご紹介した写真では、清華亭の玄関上、時計台など)
 この北辰(北極星)をかたどった五稜星は、もともとは、北海道開拓使の徴章。
 以降、開拓のシンボルとして広く使われるようになったそうです。

 夜景を見てもわかりますが、札幌の街が美しい碁盤状なのはよく知られるところです。
(町名やバス停も、例えば、北〇条東〇丁目、というように、表わされます)
 そもそも、これ自体がすでに、どこにも負けないような街をつくりあげようとした、開拓精神の表われなのかもしれません。

 札幌は、誇り高き開拓精神の残る街なのでした。











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この記事へのコメント

2007年07月20日 07:09
清華亭、素敵ですね。
こうした明治大正期の木造建築って、どうしてこんなに素晴らしいんでしょう。
旭川で住んでいたのは春光園という緑深い公園のすぐそばでした。
その一角にあったのが、かつて将校クラブとして使われていたという旧第七師団「偕行社」の建物。
日露戦争まえに建てられたというその木造建築がすばらしい建物です。
私がいたころは美術館となっていましたが、あの建物がすでに芸術品です。
もしまた旭川にいらっしゃるような機会がありましたら、足を運んで見てください。

それにしても、いつも美味しそうなお食事!!
盛り付けもまたお洒落ですね。
ぜんぜん関係ない質問ですが、Noraさんはワイン召し上がります?
私だったら、このお料理にフルボディの赤は必須アイテムです!
2007年07月20日 23:57
 aostaさん。こんばんは。
 偕行社、実際に見たことはありませんが、よく知っています。
 北海道を代表する名建築だと思います。
 六角塔も、ご覧になったのでしょうね。

 今回は、最終日、旭川に泊まったくせに、旭川の街は、スケジュールの関係で何一つ見ませんでした。ごはんを食べただけ。あのあたりには、必ずまた行きたいと思ってます。今度はゆっくりしたいです。他に、見たい建築などもたくさんありますので。

 わたしはほとんどお酒は飲めません。
 ビールも飲まないし、せっかく、ビール園に行ったのに、ちょっとさびしかったです。

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