適当落語あらすじ 「夢の酒」  by Nora

 適当落語あらすじ 「夢の酒」

 以下は、市馬さんが話したものの大意を、わたしが勝手にまとめたものなので、
 間違いや、細かい差異など、たぶんあるにちがいないこと、お断りしておきます。



  *    *    *
  


 仕事をさぼって居眠りしてた若旦那、お嫁さんのお花に揺り起こされます。

 「なんだ、ちょうどいいところだったのに・・・・」と、若旦那、残念そう。

 「まあ、何の夢みてらしたの?」

 とても仲のよさそうな二人。

 はじめ、しぶっていた若旦那ですが、お花さんがあんまりせがむので、
 「絶対怒らない?」と、何度も念押しした上で、話し始めます・・・・



 向島あたりで、とある家の軒先に雨宿りした若旦那。

 たまたまその家は、店のお得意だという色っぽい女の家で、若旦那、家に上げさせられて、ごちそう攻めに。もちろん、女のお酌でお酒もどんどん飲まされてしまいます。

 調子に乗って、ふだん飲み慣れないお酒を飲んだ若旦那、頭が痛くなってしまい、ちょっと、別室のふとんで休ませてもらうことに。

 そして、一眠りして、目を覚ますと、そこに、先ほどの女が。

 するすると着物を脱ぎ、燃えるように赤い肌襦袢一枚の姿になると、そーっと布団の中に・・・・。

 と、ここで、お花さんに起こされてしまった、というわけ。



 若旦那、これを馬鹿丁寧に、みんな、話してしまいます。

 はじめは、わくわくしながら、楽しそうに聞いていたお花さん、
 みるみる機嫌が悪くなり、
 おしまいには、きーーっとなって、泣きながら大騒ぎ。
(市馬さん、このあたりの変化が絶妙でした)

 怒らないって、言ったじゃないか、と言っても、もう、後の祭り。

 まあ、いわゆる修羅場、です。微笑ましいですが。



 そこに、お父さんが登場。

 いいところに来てくれました、と、お花さん、若旦那の悪行?をお父さんに言いつけます。

 夢の中での話、とことわるのも忘れて、お花さんがまくしたてたので、
 お父さんは大激怒。
 若旦那、半分困り、半分あきれて、おしまいには、開き直ってへらへら笑い出してしまいます。

 そうこうしているうちに、お父さんもさすがに夢のことだと気づきます。

 へらへらしている若旦那を仕事場へ戻らせ、
 二人きりになってから、
 お花さんをなだめにかかります。

 でも、お花さんの怒りはなかなかおさまりません。

 ひっしになだめるお父さん。

 やがて、ようやく泣き止んだお花さん、こんなことを言い出します。

 「じゃあ、旦那さまのことは許してあげます。
 でも、夢で旦那様を誘惑した人のことだけは、どうしても許せない。
 お父さんからきつくしかってください」

 何でも、淡島様に願を懸けて眠れば、好きな夢を見ることができる、という。

 お父さん、はじめは、そんなバカな、と抵抗していましたが、
 お花さんがあんまり思いつめている様子なので、
 まあ、それで気がすむなら、と、おとなしく言う通りにすることに。

 マジメな顔でじっと見つめるお花さんの前で、願を懸けると、
 横になり、眠ろうとするお父さん。
 それをなおもじっと見つめるお花さん。
(実際の落語では、この場面が最高におかしかった)

 お父さん、こんなんで、眠れるわけないじゃないか、と、はじめのうちはぶつぶつ言っていましたが、
 いつしか寝息を立て始め・・・・



 そして、場面はまた夢の中。

 どうやら、向島の、件の家らしい。

 淡島の願懸けの話は、ほんとうだったか。

 お父さんが戸を叩くと、
 「あーら、大旦那様」と、先ほどの女が・・・・。  



(ネタばれになるので、以下は省略。ぜひ寄席に行って聞いてください)







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