ここは沖縄?中野で、ガーエー(けんかエイサー)&クイチャーを見た!~アシバ祭

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 9月28日、中野で行われた、東京沖縄県人会青年部の主催するアシバ祭にいってまいりました。

 アシバ祭の「アシバ」とは、故郷を離れた沖縄出身者のみなさんの、ここ東京に「足場」をつくっていこう、という気持ちと、「遊ぼうよ」という意味のうちなー口、「遊ば(あしば)」を掛け合わせたネーミングのようです。



 第23回 アシバ祭

        at 中野駅北口広場      
 


 中野は、沖縄出身の方が多く、沖縄関連のイベントもとても充実しており、
 これまでも、チャンプルー・フェスタなどに行ったことがありましたが、
 中野で行われるアシバ祭を見るのは、これが初めて。


 期待して行ったのですが、これが期待を上回るすごさ。

 ずっと見たかった、
 宮古島のカチャーシーというべき、「クイチャー」や、
 エイサーの神髄、ガーエー(けんかエイサー)などが見られるとは!
 (チャンプルー・フェスタでもガーエーをやっているようですが、わたしはまだ見たことがなかったので)


 雲が重く垂れ込めた、肌寒いあいにくの天候でしたが、天気もなんとか最後まで持ち堪え、去っていった夏をもう一度呼び戻すかのような、熱い一日になりました。



 12時開始でしたが、2時ごろに、会場に到着。
 したがって、はじめのいくつかのエイサーなどは見ることができませんでした。



 青年部三線会の演奏


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 演奏がちょうど終わる頃に、到着。これもほとんど聴けずに残念。



 東京中野真南風(マハイ)


 以前、チャンプルー・フェスタで見ていっぺんでファンになった、エイサーシンカから分派した団体、ということで、期待も高まりますが、さすがに充実したエイサーを見せてくれました。

 オリジナル曲「真南風節」や、東京音頭をアレンジした「中野町わ音頭」が持ち歌になっているそうです。
 地元・中野を愛している感じがいいです。
 元気がよくて軽快、生き生きした雰囲気が、写真でも伝わるでしょうか。 

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 Manhan (マニャン)


 中国の横笛に八重山の横笛、ギターに口琴にバンブーサックス、打楽器各種、あらゆる楽器を二人でとっかえひっかえ操る、手品師みたいなエスニック&エレクトロニカユニット。
 何か仕掛けがあるようで、演奏を止めてもしばらくその楽器の音が続いている????

 左の女性が吹いているのが、八重山の横笛。

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 タコライス


 パンフレットに、「生まれも育ちも年齢もバラバラな私達ですが、東京でオリジナルのエイサーをつくっています。」 とあるとおり、
 ゆっくりしたテンポの曲でゆったりとした美しい動きをみせたり、ちょっとおどけたユーモラスなやりとりがあったり、いい感じのオリジナリティーがあっておもしろかった。

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 左、女性の衣装、特に髪飾りがかわいい。長く垂れた紫の布に真っ赤な花が美しい。
 右、見物客を招きいれて、早くもカチャーシー大会。

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 まみどーま踊り隊


 青年部内で結成した踊り隊。

 「まみどーま」とは竹富島の伝統芸能で、「まめまめしい、働き者の女の人」という意味、歌詞にある「ウヤキユナオレ」は「豊かな世に直れ」との意味なのだそう。


 クワを持った若者たちが畑を耕し、おじぃとおばぁが仲むつまじく舞い踊る。
 何だかほのぼのしてしまった。 

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 おなじみの古典舞踊、「四つ竹」。
 衣装も踊りも、優雅で美しい。

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 沖鶴エイサー会


 5年前に鶴見で発足した団体とのことですが、「メンバーが増えないのが目下の悩み」らしい。
 少人数ながら、楽しい雰囲気の、良い演舞でした。
 
 
 ものすごく身軽なチョンダラー。飛び跳ねて踊る。

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 酒樽を担いで歩き回るチョンダラー。

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 司会のルンルン金城が乱入して、またまたカチャーシー大会。
 お酒のコップを頭に載せて踊るのが得意技。

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 チョンダラーが酒樽をぶんぶん振り回す。

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 しまだあや


 神奈川県出身のポップスシンガー&ソングライター。
 お祖父さん・お祖母さんが石垣島出身なのが縁で、沖縄をテーマとした曲を数多く作っているとのこと。

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 大阪がじまるの会


 34年前、集団就職などで関西に移ってきた沖縄出身の青年たちが、自分たちの生活や権利、文化、などを守るために結成した会が始まりだそうです。
 時代の流れとともに、活動内容など大きく変わりつつも、初心を忘れないことを大切にしている、とのことでした。


 ややメンバーの年齢層が高めのようでしたが、エネルギッシュで熱い演舞でした。

 
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 写真にはぼんやりとしか写っていませんが、地謡の方がちょっとガラガラした感じの非常に迫力のある唄声で、
どこか一味ちがう、なんとも聴き応えのある唄でした。

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 ちょっと休憩。

 屋台


 左はおなじみ沖縄料理のお店、右、アイヌ料理のお店も。
 この他にもたくさんの出店あり。

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 ガーエー

  中野真南風(マハイ)VS新風エイサー(あらかじ)


 さあ、いよいよ、ガーエー。けんかエイサー。


 今日参加した、中野を代表する2チームが、左右から、登場。
 前半見逃した新風エイサーもこれで見ることができました。

 旗を先頭に、会場の真ん中で向き合う。

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 いきなり両チームが演奏を開始。

 まったくちがうメロディ、リズムの歌をそれぞれが同時に歌い、それぞれが踊りまくる。

 旗をからませあい、大太鼓も、目の前でぶつけあうようにして叩きまくる。

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 それぞれの歌、踊りは、競い合うようにどんどん過熱していく。
 もともと、相手の歌や踊りが崩れてしまうまで、歌い続けるのがルールらしい。

 時々、メロディ、リズムが妙に重なり合い、すさまじいうねりのような音楽になる。
 究極の対位法?

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 歌、踊りは、果てしなくヒート・アップ。

 エイサーの定番、唐船ドーイも、ちょっとずらして。
 
 歌、踊りは、力尽きるまで続く。

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 左、ルンルンも乱入して、もうめちゃくちゃ。

 右、やがて、燃えつきて、終了。礼。

 真南風の旗は、なんと、折れてしまいました。
 人数で勝っていた真南風の方が全体的に押していたように思いますが、
 旗が折れてしまい、結局、負け?

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 下里こうせい&高山はやと

  宮古民謡~クイチャー


 こうせいさんが宮古民謡を唄い、はやとさんは、何と、アフリカのジャンベを叩く。
 1曲目に唄われた、「なりやまあやぐ」など、実に力強く、ゆったりとした唄だが、ジャンベの響きが妙にマッチしていてびっくり。

 クイチャーは、輪になって踊る盆踊りみたいな感じ。
 これなら踊れそう?
 とは言っても、たくさんの人がクイチャーの輪に入り、かなり激しく盛り上がっていました。
 写真には写っていないけれど、途中、ジャンプしたりして、ちょっとフォークダンスみたいな、楽しい踊りでした。

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 歌は、先ほどの「なりやまあやぐ」の他、「豊年の歌」「漲水ぬクイチャー」など。
 どれも、おおらかで美しい歌で、ちょうど日も暮れて、雰囲気満点。



 青年部エイサー


 お決まりの、フィナーレ、大カチャーシー大会。

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この記事へのコメント

2008年10月12日 22:10
沖縄に行ったより沖縄を感じますね。
本当に驚きました
それにしてもNoraさん、本当にお元気ですね。
どこからそんなに力が湧いてくるのですか。
やはり好奇心でしょうか。
若さも元気の1つですよね。
2008年10月13日 01:12
 tonaさん、こんばんは。
 沖縄出身の方の、郷土や郷土の芸能を愛する気持ちには、ほんとうに感動させられます。愛する、というか、それらがもう体の一部になってしまっている、という感じです。
 元気いっぱいの踊りなどを見ていると、こちらも力がわいてきます。

 以前、沖縄の方からコメントをいただきましたが、沖縄の文化が東京にもこんなにも根付いているのには、沖縄の方自身もびっくりしていらっしゃいました。

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