ダラダラした日常の記録・11月~チャランケ祭、大仏、さまざまな木の実ほか【待降節第1日曜日】

画像




 フィギュアスケートNHK杯。女子。
 日本人選手の表彰台独占、おめでとうございます。
 3人が3人とも、考え得る最高の演技を見せて、三者三様ですが、それぞれの目標を達成した。
 見ていて思わず勇気がわいてくるような、すばらしい大会でした。

 特に昨日のショートプログラム、浅田真央選手の「月の光」。
 しばらくは、この曲を聴くと、浅田さんの演技が頭に浮かぶことでしょう。
 


 スケートシーズンもいよいよ佳境。
 カンタータの世界でも、アドヴェント。冬の到来。
 クリスマスに向けて、新しい暦が始まります。


 バッハのカンタータは、季節の音楽です。
 膨大な数のカンタータを、最も効果的かつ効率的に鑑賞していくには、暦にしたがって、聴いていくのが一番。

 暦の始まる今が、カンタータの巨大な森に足を踏み入れる絶好のチャンスです。

 これまでどおり、毎週、カンタータのお知らせをしていきたいと思いますので、よろしければ、おつきあいください。


 新しい暦を迎えるにあたってのごあいさつはこちら
 過去記事ですが、このブログをやっている主旨みたいなことが書いてあります。
 気持ちはまったく変わりませんので、ぜひごらんになってください。



 と、いうわけで、今度の日曜日(11月30日)は、待降節第1日曜日。

 カンタータは、
 第1年巻のBWV61
 第2年巻(コラール・カンタータ)のBWV62
 後期のBWV36
 の3曲。


 BWV36について、くわしく書いた記事がこちら

 BWV62と、同じコラールを使ったコラール集(17のコラール集)についての曲目解説が、こちら


 本格的な冬を迎えようとしている、今の季節にぴったりの名曲ばかりですので、ぜひ、お聴きになって、感想でもお聞かせいただけたら、こんなにうれしいことはありません。 


 
画像




  *    *    *    *    *    *



 さて、今日は、月末恒例、ダラダラとした日常の記録。晩秋、11月編。
 これまで書いてきた以外のことを。



 11月1日(土)


 チャランケ祭り


 
 もうだいぶ前になってしまいましたが、11月にはいってすぐ、またまた中野でおもしろいイベントがありましたので、まずそのことを。

 アイヌと琉球を始めとする、日本各地の人々が、それぞれの芸能・文化を通じて交流することを目的としたお祭り。
 「チャランケ」という言葉が、アイヌの言葉(「とことん話し合う」の意)、ウチナーグチ(「消えるなよ」の意)、そのどちらにもあることから名づけられたそうで、今年でもう15回目という、すでに伝統あるイベントです。

 初日の午後には、アイヌの重要な儀式、「カムイノミ」(祝宴の歌や踊りの前の祈りの儀式)が執り行われたのですが、残念ながら、時間の関係で間に合わず。
(以前記事に書いた、ICUの文化祭の後に、行ったのです)
 その後に次々と行われた、アイヌ、琉球、それぞれの、バラエティに富んだ歌や踊りを見ました。


 ユーカラ

 アイヌ民族の、口承で伝えられてきた叙事詩。
 まったくの無伴奏で淡々と謡われるが、不思議な抑揚やリフレインのリズムがあり、聴いていると、思わず引き込まれそうになる。
 長いのになると、何日にもわたって謡い続けられるものまであるらしい。

画像



 島唄クヮッチーによる琉球舞踊

 馬の飾りがかわいかった。

画像



 シュガー&ソルトの琉球漫才

画像



 床絵美&千葉伸彦によるアイヌウポポ&トンコリ

 ウポポは、アイヌ民謡。
 トンコリは、アイヌの民族楽器。共鳴板のないギターみたいな不思議な楽器。両手で弦をつまびくようにする。

画像


 これがトンコリ。何種類もある。

画像



 最後は、やっぱりこうなる。

 タコライスによるエイサー、そして、ポロリムセ(輪踊り)にかわってカチャーシー

画像



 それにしても、今年はやたらエイサーを見たな。でも、何回見ても、いいものだ。.



 アイヌ伝統料理の屋台

 今回、思い切って、ユク煮込み(鹿肉のスープ)を食べてみた。
 意外とあっさりしていて、おいしい!

画像




  ☆    ☆    ☆



 いつも行く植物園のすぐ近くに、東京大仏があります。(乗蓮寺)


 これまではいつも素通りだったのですが、今回、ゆっくりと訪れてみました。


 もともと街道沿いの仲宿の方にあった大寺でしたが、首都高建設に伴い、現地に移転しました。
 従って、建物等、新しいものが多いですが、長い歴史を誇る古寺です。
 起伏にとんだ地形を生かした、新しい伽藍ならではのユニークな堂宇の配置が、とてもおもしろい。


 山門などは、いかにも、古寺らしい雰囲気。

 池の弁天堂が変わっている。
 
画像
画像



 見事な文殊菩薩の石仏。
 津藩の藤堂家伝来という古いもの。

画像



 これが大仏だ。
 東京に大震災や戦争などの厄災が2度とおこらないことを祈念して、移転後に造営された。
 比較するものが写ってないので、いまいち大きさがわかりにくいと思いますが、まあ、びっくりするほどは大きくはないです。

画像




 東京大仏から、赤坂溜池公園の方に下りていく道沿いに、おいしいそば屋さんがあります。
 植物園に行くと、ここに寄るのが楽しみ。


 ひびき庵


 美しい緑に囲まれたお店。内部も、洗練されていて、常に見事な活花などで飾られている。

画像
画像



 左、平日のお昼だけのそば定食。右、おみやげの武蔵野黒うどん。

画像
画像



 おそばは、歯ごたえの良いふつうのものと、香りの良いけしの実入り更科の2種類。
 写真は、かきあげ2色せいろ。
 ランチョンマットの絵がものすごく美しかったのだが、隠れてしまっていて残念。

画像




  ☆    ☆    ☆



 今月の植物園


 晩秋の花々。(11月初旬撮影)

画像
画像


 クリンソウ(左)とサラシナショウマ(右)

画像
画像



 木の実いろいろ。(11月中旬撮影)

 この左の真っ赤な実は、もしかして、あのカラスウリ・・・・!?

 これは、植物園の外側にずっとはりめぐらされていて、夜でも見られるので、もし、カラスウリだったら、来年の花が楽しみ。
 それにしてもまったく気づかなかった。

 その右は、かりん。

画像
画像


 左、サネカズラ。右、ノイバラ。

画像
画像


 左は、?? 右、ホトトギス。(ゆり科)

画像
画像



画像




そのほかの「記事目次」

「全体記事目次」

カンタータ日記・奥の院

浅田真央さん情報・最新版

宮沢賢治記事目次

カンタータ日記・大阪モダン建築図鑑

画像





この記事へのコメント

ハルくん
2008年12月03日 12:32
Noraさん、こんにちは。

実は翌日の日曜日にNHK杯の会場に見に行きましたよ。
男子フリーと男女のエキシビジョンでした。
織田くんも頑張りましたし、3人の女子のリラックスした演技を楽しむことができて大満足でした。
2008年12月04日 01:10
 えええっ。それはうらやましい。
 わたしは夜TVで見ましたが、男子フリーも、なかなか見応えがありましたね。エキシビションも、みんなのびのびしていて、よかった。
 フィギュアスケートはけっこう好きなので、一度はリンクに見に行きたいと思ってるのですが、勝手がまるでわからずなかなか行けないでいます。(どのような格好で行ったらいいのか(防寒対策)、などなど)
 日曜日の午後は、わたしもちょうどこのあたりをウロウロしていて、代々木第一体育館の横も通りました。思い切って入ってしまおうかとも思ったのですが、当日券など無いんだろうな、と決め付けて、やめてしまいました。
ハルくん
2008年12月04日 07:47
いや、当日券は端のほうの席ならば有ったみたいですよ。
スケートリンクといっても観客席は暖房で暖かいですからコートを脱いでも大丈夫なくらいです。
生の臨場感はとても良いですよ。機会有りましたら是非お勧めします。
2008年12月04日 09:04
チャランケ祭は沖縄と北海道中心のなのですね。
楽器もメローディもそして踊りも独特ですね。
Noraさんはたくさんの楽器をご存知で、洋の東西問わずですから凄いです。
東京大仏、上の方だけ拝みますと鎌倉にいるような錯覚を覚えます。

さすが植物園、11月もまだまだ咲いていましたね。
カラスウリがすっかり色づいて!
?はユリの実に見えますが。
かげっち
2008年12月04日 12:44
こんにちは、今回も楽しい記事をありがとうございます。

フィギュアスケートを初めて見るなら、少し高い位置から全体の動きが見える方がいいかもしれませんが、慣れてくるとエッジの音が聞こえるくらい前で見るのも面白いでしょう。

アドヴェントに入ったので、しばらくは待降節のカンタータとメサイアを聴きながら仕事しようと思います。
2008年12月04日 21:52
 ハルくんさん、こんばんは。
 スケートリンクは、氷を溶かさないように、客席も、えらく寒いものかと思ってました。
 生だと、音楽も演技も、やはり迫力あるんでしょうね。
 今度チャンスがあったらぜひ行ってみたいと思います。
 どうもありがとうございます。
2008年12月04日 22:10
 tonaさん、こんばんは。
 いかにも知ったかぶりしてますが、アイヌのトンコリなど、見たのも聴いたのも始めてです。
 基本的に、すべて開放弦の状態で爪弾くので、弦の数しか音が出ず、それを両手でかき鳴らし、場合によっては楽器を持ち替えて、いろいろな音を出す、という、簡単そうで難しい楽器のようです。

 カラスウリは、植物園の塀代わりに植えられていて、外から見えます。 真っ赤な実が山のようになっていました。ということは、それだけ花も咲いていた、ということで、灯台元暗しとはこのことです。花の頃に気がつかず、残念なことをしました。
 来年は必ず見たいと思います。

 いつも花の名前を教えていただいてありがとうございます。
 これは、わたしが左右を間違えてしまって、右の方が、おっしゃるとおり、ユリの仲間のホトトギスでした。さっそく本文を直しました。
2008年12月04日 22:22
 かげっちさん、こんばんは。
 かげっちさんもフィギュアスケートを見に行かれるのですか。たいへんな人気で、ちょっとびっくりしています。

> 少し高い位置から全体の動きが見える方がいいかもしれませんが、慣れてくるとエッジの音が聞こえるくらい前で見るのも面白いでしょう。

 そうそう。TVでしか見たことないので、実際にはどのように見えるか、というのも、気になるところでした。
 参考にさせていただきます。どうもありがとうございます。
2008年12月05日 09:16
Noraさん、おはようございます。
左の実はフユサンゴ(タマサンゴ)とかイヌホオズキなどの実に似ているようですので、調べてみてください。

バッハにも「シチリアーナ」という曲があるそうですが、お聴きになったことがありますか?

2008年12月06日 01:42
 tonaさん、こんばんは。
 調べてみたら、フユサンゴみたいですね。赤い実にぴったりの美しい名前ですけど、どうも毒があるとのこと。
 また一つ、印象深い植物の名前をおぼえました。ありがとうございます。

 「バッハのシチリアーノ」については、ちょうど書きたいこともあったので、記事を書こうと思います。よろしかったら、ご覧になってください。

この記事へのトラックバック

過去ログ

テーマ別記事