諌鼓鶏と今年の目標~今年こそ、ヘンデルを!【新年】

 あけましておめでとうございます。



 元日には間に合いませんでしたが、新年(1月1日)用のカンタータをご紹介しておきます。
 どれも、過ぎ去った1年を振り返り、新しい年を迎えたことを感謝するものです。

 第1年巻のBWV190
 コラール・カンタータ(第2年巻)のBWV41
 3年目のBWV16
 後期(1729年)のBWV171

 過去記事は、こちらこちら



 なお、わたしが最も愛するカンタータの一つ、BWV134の原曲、BWV134a は、ケーテン時代の新年祝賀用カンタータでした。
 わたしはもちろん、この曲で年明け。



▽ 長沢芦雪、白象黒牛図屏風~黒牛
  真ん中の犬?がかわいい。

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 「かんこどり」

 この不景気な時に縁起でもない、と思われるかもしれませんが、
 この場合は、閑古鳥(かっこう)でなく、鶏の諌鼓鶏です。

 中国の故事に由来し、天下泰平の象徴とされた諌鼓鶏。

 江戸総鎮守、神田明神の天下祭の先頭、一番山車に、江戸っ子たちは、誇らしげに諌鼓鶏を掲げました。



 2009年が、毎日毎日、諌鼓鶏が高らかに鳴くような、真に平和でよい年でありますよう。



▽ 鶏を描かせたら、やはりこの人の右に出る者はいないでしょう。
  伊藤若冲。
  左、旭日雄鶏図。
  右、何ともおめでたい、ハートマークでいっぱいの老松白鳳図。

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 <今年の目標>


1、ヘンデル、ハイドンの音楽に親しむ。

 いつも言っていることですが、ヘンデル&ハイドン・イヤーの今年こそ。
 特にヘンデルのオペラ。


2、なるべく毎週カンタータを聴く。

 BachPod を買ったので、これは、昨年末から、心を入れかえて実施中。
 リリングで聴き、音楽を確認してから、気になる演奏は他のCDを取り出して聴きなおす、という感じで。


3、なるべく演奏会に足を運ぶ。

 昨年は、ほとんど、バッハを含むクラシックの演奏会に行かなかったので。 


 あと、このブログに関しては、できるだけ記事を短く、わかりやすくすることでしょうか。



 それでは、今年もよろしくお願いいたします。



▽ 北斎のおめでたい絵。肉筆画帖より、「福寿草と扇」

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そのほかの「記事目次」

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カンタータ日記・奥の院

浅田真央さん情報・最新版

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カンタータ日記・大阪モダン建築図鑑

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この記事へのコメント

2009年01月02日 08:29
あけましておめでとうございます。
良いお天気の年明けで気持ちが良いです。

今年の聴き初めはベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲聴き比べとブランデンブルクをゲヴァントハウス合奏団で聴きました。
目標を立てているわけでは無いですがカンタータももう少し憶えていられる位になりたいですね。
なにはともあれ本年もよろしくお願い致します!
2009年01月02日 23:55
 ハルくんさん、あけましておめでとうございます。
 今年もよろしくお願いいたします。
 ハルくんさんのコメントにあやかり、わたしも年初に聴いた音楽のことを、本文に書き足しておきました。
 目標に掲げたように、今年は、ヘンデル、ハイドンを始めとするクラシック音楽を聴いていけたら、と思っていますので、またいろいろと教えてくださるとうれしいです。 
 
2009年01月03日 17:13
明けましておめでとうございます。
昨年はいろいろありがとうござました。
今年も何かとお世話様になりますのでよろしくお願いたします。

昨日「夢の美術館」で『江戸の名画100選』をやっていました。
録画したのでまだ全部観ていませんが、ますます興味が湧いてきました。
人物的には北斎が魅力的です。
昨年はオペラが2回しか行かれませんでした。
今年はもっとと言っているのですが、相手の娘が超忙しくてままなりません。
仕方なく、音楽会もオペラもテレビでやっているのをなるべく観るように心がけます。迫力には欠けますが。
2009年01月04日 22:07
 tonaさん、あけましておめでとうございます。
 こちらこそ、昨年中はすっかりお世話になりました。

> 『江戸の名画100選』をやっていました。

 これはまた、見応えありそうな番組ですね。わたしの家では、BShiは見られないのですが、一般での再放送等があったら、ぜひ見たいと思います。

 tonaさんは、オペラにも行かれるのですね!
 本文には書きませんでしたが、わたしはオペラや歌舞伎に行ったことが無いので、何とか機会を見つけて、オペラ&歌舞伎デビューをする、というのも、目標の一つです。
 それでは、今年もよろしくお願いいたします。
Nacky
2009年01月04日 22:24
Noraさま

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。
ヘンデルイヤーですね。
バッハも尊敬していたヘンデル。
一度、対面させてあげたかったな。。。。

私もヘンデルが好きです。
レコードしか持っていませんので、今は、まったく聴く機会がありませんが、
昔はオルガン協奏曲集と合奏協奏曲集に夢中でした。

それにしても、ハレ、アイゼナッハ。。。。
それからテレマンも含めると、あの一帯は実に恐るべし!!
です。

2009年01月05日 00:23
 Nackyさん、あけましておめでとうございます。(これの使い方、やっとわかりました。)
 昨年はいろいろとすばらしい作品をご紹介してくださり、ありがとうございます。
 今年もよろしくお願いいたします。

> バッハも尊敬していたヘンデル。一度、対面させてあげたかったな。。。。

 ほんとにそうですね。対面してもどうなるものでもなかったかもしれませんが、もしかしたら、バッハの音楽も少し変わっていたかもしれません。
 バッハはグローバルな天才ですが、そんなバッハでも欠けていたものを、ヘンデルは、みんな持っていたような気がします。
 なんて、ヘンデルは、まだほとんど聴いていないのですが。

 言われてみれば、音楽家に限らず、天才は、局地的に集中して生まれることが多いような気が・・・・。
かげっち
2009年01月08日 12:07
新年おめでとうございます。

私の聞き始めはやはりバレンボイムのニューイヤーコンサート、しかし雄渾なヘンデルとハイドンのマークは外せない年ですね。

以前いっしょにメサイアを演った仲間が、今年はマタイに挑むそうです(ソリストも!)。私はもう遠方に引っ越してしまったので、どのような形でも参加できないのが残念です。Noraさんは誰のマタイを聴いてらっしゃいますか?(私は主にマウエルスベルガー)
2009年01月09日 04:49
こんにちは。
今年ヘンデル没後250年ということで、ヘンデルに特化したブログを昨年末から始めています。
特にオペラ、オラトリオに関しては、ヘンデルの主要ジャンルなので、これから聴いてみようという方のお力になれれば、と思います。
よろしければ拙ブログをのぞいてみて下さい。

もちろんバッハも大好きで、バロックの声楽曲へはバッハのカンタータから入門しました。
バッハのカンタータ同様、ヘンデルのオペラ&オラトリオも名曲の宝庫だと思っています。
2009年01月10日 00:50
 かげっちさん、今年もよろしくお願いいたします。
 わたしは見逃してしまったのですが、ニューイヤーコンサートでも、ハイドン、やったようですね。
 さすがに、ヘンデルはやらなかったのかな。

 お仲間の方がマタイに挑戦ですか。すばらしいですね。 
 マタイは、あまりにも長く重いので、わたしは、今はもう、ほとんど聴きません。
 聴くだけでもたいへんな曲なのに、演奏に挑もうという方は、もう無条件で尊敬してしまいます。
 そして実際に聴いてみると、演奏会であれ、CDであれ、どのアーティストもよほどの意気込みと覚悟を持って演奏に向かっているからでしょう、
 どんな演奏でも必ず良いところがあって、心から感動してしまいます。
 そんな中で、一番多く聴くCDを強いてあげれば、あらゆる余分なものが徹底して省かれて、バッハの音楽そのものが直接語りかけてくる、マクリーシュ盤でしょうか。
2009年01月10日 01:08
 REIKOさん、はじめまして。
 ブログ拝見いたしました。
 わたしは、ネットでお世話になっている方から、ヘンデルが若い頃に書いたイタリアン・ソロ・カンタータというのを教えていただいて、これまでずっとそれを中心に聴いてきたのですが、それ以外はほとんど聴いたことがありません。
 今でこそバッハのほうが大きく扱われているかもしれませんが、わたしのようなバッハ・ファンからすると、ヘンデルは大スター、なんだかまぶしくて、なかなかとっつきにくいのです。
 でも、ヘンデルイヤーの今年こそ、何とかオペラを、と思っていたところなので、大いに参考にさせていただきたいと思います。
かげっち
2009年01月10日 12:33
ニューイヤーでもハイドンに敬意を表して「告別(さよなら)」をやりましたね、楽員と指揮者のパフォーマンスが面白かったです。

マウエルスベルガーのマタイの日本語版ライナーノートを書いている先生のゼミを、学生の頃に少しだけ聴講したことがあります。なぜオケと合唱が2つに分かれているのか、人数節約のために1人が2つのオケを掛け持ちするとどのような効果が損なわれるか、序奏のソプラノリピエーノを児童合唱にさせるのはなぜいけないか(詳しい結論は忘れましたが)。ホイスという人のマタイに関する注釈書をドイツ語で読む、という名目のゼミだったのですが、実際にはレコードを聴いている時間がほとんどでした。
2009年01月11日 00:45
> ニューイヤーでもハイドンに敬意を表して「告別(さよなら)」をやりましたね、楽員と指揮者のパフォーマンスが面白かったです。

 へえ、おもしろそうですね。
 それに、ニューイヤーの場合は、指揮者はあまり関係ないのかもしれませんが、バレンボイムのワルツというのも、何だか意外で興味があります。
 再放送等があったら、絶対見てみよう。

 マタイのゼミ、良い経験をなさいましたね。
 そもそも、授業で音楽を聴いていられる、というのは、最高です。
 何の知識が無くても、もちろんバッハの音楽は感動的ですが、このような知識が増えれば増えるほど、またちがった聴き方ができて、新たな感動を味わうことができます。しかも探求しても、探求しても、絶対に行き着くことは無い。
 バッハは、ほんとうに奥が深いですね。
koh
2009年01月12日 22:06
Noraさん、おそまきながら、あけましておめでとうございます。ことしもよろしくお願いいたします。
オペラ映画「ジュリオ・チェーザレ」観てきました(新宿バルト9)。2005年にグラインドボーンで上演されたものの映像化ということです。4時間におよぶ大作ですが、時間の経つのも忘れるくらいでした。
なかでもすばらしかったのはダニエル・ド・ニースのクレオパトラです。抜群の歌唱力で、歌って踊って大活躍でした。チェーザレ役のサラ・コノリー、セスト役のアンゲリカ・キルヒシュラーガーはさすがにうまいですし、他のソリストも水準以上だと思いました。
映像も鮮明できれいですし、これはおすすめです。
2009年01月13日 22:50
 kohさん、あけましておめでとうございます。こちらこそ、今年もよろしくお願いいたします。
 「ジュリオ・チェーザレ」、4時間ですか。マタイよりも長いじゃないですか。(笑)
 調べてみたら、新宿バルト9の後は、ディズニーランドの隣のイクスピアリでもやるようです。
 DVDもあるようですが、音も映像も迫力がちがうんでしょうし、買ったら安心して観ない可能性が高いです。
 クリスティは信用できる指揮者です。以前記事に書いたキルヒシュラーガーのヘンデル・アリア集もすばらしかったので、こうなったら、何とか時間を見つけて観にいけたら、と思います。
 貴重な情報、ありがとうございます。

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