’10秋の観仏1~雨中のピンポイント観仏(お気に入りの仏像 京都・奈良駅周辺編)【三位一体節後21】

 明日、10月24日(日)は、三位一体節後第21日曜日。

 カンタータは、
 第1年巻のBWV109
 第2年巻(コラール・カンタータ)のBWV38
 後期のBWV98、188
 の3曲です。

 過去記事は、以下のとおり。



 <三位一体節後第21日曜>

    夢のピカンダー年巻はどこに(BWV188、98他)
    お気に入りのアリア・ピカンダー編、今この季節のための音楽(BWV146、188)
    フーガとジャズは、親戚か?魂のインタープレイ(BWV38、188)



 今日は、10月の旅行の記録。
 10月の連休の旅行記の前半です。



 秋も突然深まってきて、平城遷都1300年祭のメインのイベントの一つ、

 奈良大和路 秘宝・秘仏特別開帳

 秋季サイクルもいよいよ始まって、

 また、京都でも、それに負けじ?と名だたる大寺院が次々と秋の特別公開を開始。

 そんな中、観仏への熱い思いさめやらず、
 (ついこの前、9月の初めに京都を訪れたばかりではありますが) 
 10月の3連休の2日間を利用して、少しでも多くの仏像にお会いしよう、と、とにかくただ観仏一筋に目的を絞った旅に出かけました。


 なおここでは、訪れたお寺順に、そこで特に心に残った仏像などについて、かんたんな印象を、ちょっとだけ書いておくことにします。

 詳細については、「奥の院」に、1寺院ごとに1つづつ、記事を書きましたので、もし気になるお寺、仏像等ありましたら、ぜひご覧ください。



 10月9日(土)



 はじめの予定では、初日は奈良、翌日は京都をじっくりとまわろうと思っていたのですが、
 あいにく当日は、何ともすさまじい雨で、とてもじゃないけどゆっくりと散策を楽しむことはできそうにない。
 たまたま、京都、奈良ともに、もっとも観たかった仏像がそれぞれの駅のすぐ近く、ということもあって、
 とにかく雨の中、それらをピンポイント的にすべて回ってしまうことにしました。



 まずは、新幹線を降りた、京都からスタート。



 これまで、何度か、「お気に入りの仏像・京都駅周辺編」というのをやってきましたが、
 京都駅から極めて至近で、かつもっともたくさんの仏像が見られる寺院として、本来真っ先にあげるべきお寺を、ずっと後回しにしていました。


 ★ 東寺(教王護国寺)


    元食堂本尊・千手観音立像および四天王像 ほか


 このお寺の立体曼陀羅は、あまりにも有名。
 これまで何度行ったかわからないほどなので、ここしばらくは訪れずにいたのですが、
 今回は、恒例の秋季特別公開で、子院の観智院に伝わる、中国伝来の興味深い仏像を拝観するため、久しぶりに訪れました。


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 もちろん、久々に、大講堂立体曼荼羅の中にもどっぷりと浸かってきた。


▽ こちらがあまりにも有名な大講堂。後は金堂。

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 さて、東寺そのものに関しては、立体曼陀羅よりも、ここから先が本題。

 今までまったく意識することが無かった、すばらしい仏像を発見。

 これまで、このブログにおいては、興福寺食堂(現国宝館)本尊の巨像、千手観音立像に対する熱い思いを、くりかえし書いてきましたが、
 ここ、東寺にも、食堂本尊の千手観音の巨像がいらっしゃいました。


▽ 食堂

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 東寺食堂は、昭和の火災で全焼、現食堂はその後再建された新しい建物です。

 その元食堂本尊・千手観音立像も、火災の際に大きな損害を被りましたが、幸い修復されて、現在宝物館に安置されています。

 さすがに、あの千手観音の王様とも言える興福寺の元食堂本尊の千手観音立像ほどの、圧倒的な完成度はありませんが、それにも決して負けない大きさ、迫力。

 この千手観音を守る四天王像は、真っ黒な炭になってしまいましたが、今なお観る者を圧倒する力を漲らせ、こちらは、食堂の片隅に安置されています。
 昭和になって燃えてしまったものであるため、写真等かなりの資料が残されており、復元計画もあるらしい。

 いつの日か、復元なったあの四天王像に(わたしは現在のままでも一向にかまわないと思うが)、四方を守られた、食堂本尊・千手観音立像本来の姿を、見てみたいと思う。


 * 東寺とその仏像についてのくわしい記事は、こちら



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 雨はどんどん激しくなってゆく。

 急ぎ足で、お目当ての、子院・観智院へ。


 ★ 観智院

    五大虚空蔵菩薩像


 国宝・客殿と仏堂の間にある、雨にしっとりと濡れた中庭。

 客殿や書院の襖絵なども見事だが、一番観たかったのは、写真右手の仏堂に安置された仏像。

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 五大虚空蔵菩薩像


 847年に唐の長安は青龍寺より請来した渡来仏。

 五大虚空蔵菩薩像はよく聞くが、これは、それぞれの菩薩が、獅子、像、馬、孔雀、迦楼羅という5種類の動物に乗っている、という、豪華版。

 そもそも、妙にデフォルメされた5体の大きな動物が横並びにきちっと並んでいる様子がめずらしく、面白い上に、上に乗る菩薩様も、顔も身体もひょろりと長い、まるで諸星まんがの登場人物みたいな独特の風情で、全体的に、いかにもエキゾチックな大陸様。
 他ではなかなか観られない仏様です。


 * 観智院とその仏像についてのくわしい記事は、こちら



 激しい雨を避けるように、そのまま近鉄京都線の東寺駅から、快速で奈良へ直行。

 まだ昼にもなっていない。



 近鉄奈良駅到着後、近くの、な・ら・らの「こころ」でランチ。
 ここは、以前も来たお気に入り。
 自然食品、カロリー控えめの、ヘルシー定食のお店。
 写真は一見メタボなかつカレーだが、かつはオイル少な目の鶏ささみかつ、カレーは野菜たっぷりの低カロリーカレー、ご飯は古代米(十穀米)、思いっきりヘルシー、しかも、おいしい。
(でも、かつカレーたのんじゃ、ダメだな)

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 その後、まっすぐ奈良町の、璉珹寺

 ★ 璉珹寺(れんじょうじ)へ。


    女人裸形阿弥陀仏


 今回の、奈良大和路 秘宝・秘仏特別開帳では、実に興味深いたくさんの仏像が特別公開されるが、その中で、もっともお目にかかりたかったのが、ここのご本尊。


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 門の入口、廊下など、美しい秋の花が活けてある。

 その他にも、いたるところに、特別参拝の期間中、訪れる参拝者を心から迎えようという、お寺の方々の家族的な暖かい気持ちがあふれていた。

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 気持ちの良い清潔な廊下を案内されて、本堂へ。

 暗い本堂の真ん中に一人座り、先々代のご住職が吹き込まれて残された、というご本尊についてのお話を聞く。


 女人裸形阿弥陀仏


 目の前には、上半身をあらわにした、あたかも生きているかのような、白く柔らかな身体の女性像が、やさしい微光に照らされて、浮かび上がっている。

 思ったよりずっと大きく、生々しい。
 下半身には、見事な刺繍の施された金色の袴をはき、これまた見事な、湧き立つ様な雲の彫刻の真ん中にすっくと立っている。
 この雲の彫刻のあまりのすばらしさのせいか、はたまたリアルな肌の質感、光の加減からか、
 本物の雲に乗った女性の阿弥陀様が、すぐ目の前に現われたかのようだ。

 そのお姿を見つめながら、ご住職の優しい語り口の説明を聞いているうちに、自然と涙がこぼれてきた。
  

 拝観を終えた後、お寺の方のお話を聞きながら、庭を見させてもらう。
 外の門の中に、さらに内門。小さいが、屋根瓦が美しい重厚な門が連なる。
 よく手入れされた美しい秋の庭に、心が洗われる。

 境内には、金木犀がたくさん植えられ、清潔な雨の境内に、えもいわれぬ良い香りが満ちていた。

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 この前、「阿弥陀如来の諸相」という記事を書いたが、この「女人裸形阿弥陀仏」も当然加えておくべきだった。

 同じ記事の中で「わたしの好きな阿弥陀仏」というのもやったが、この前の、京都即成院の「阿弥陀二十五菩薩来迎像」とともに、この「女人裸形阿弥陀仏立像」も、当然、ランクイン。

 毎年春にだけ公開されるが、遷都1300年の今年は、特別に秋にも公開された。

 10月いっぱい。~10月31日(日)まで公開。必見!


 * 璉珹寺とその仏像についてのくわしい記事は、こちら



 参拝を終える頃、ようやく雨が小降りに。
 これなら、楽しい散策が続けられそうだ。

 と、いうわけで、その後は、やはり観仏をメインに、奈良町~奈良公園をゆっくり散策。



 十輪院


 護摩堂の秘仏、不動明王像が、奈良大和路 秘宝・秘仏特別開帳に含まれているのだが、期間が、この翌日からだった。
 残念。

 ただし、鎌倉時代の住宅建築の特色が反映されているという、、
 国宝・本堂の、スラッとした美しいフォルムをたっぷりと堪能することができた。

 その本堂内に安置されている、不動明王、七星九曜などが彫り込まれた、花崗岩の石仏龕(石の厨子)も有名。
 

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 ★ 福智院


    丈六地蔵菩薩坐像


 先ほどの璉珹寺とともに、奈良町で最も訪れたかったところ。

 もちろん、雄大で美しい丈六地蔵菩薩坐像にお会いしたかったのだ。


 ちなみに、こちらは、特別開帳ではなく、お寺の方にお願いすれば、いつでも拝観可能。


▽ 福智院の門と本堂。

  それほど大きな本堂ではないが、周囲に裳階をめぐらした2段屋根にして、
  建物の天井を思いっきり高くせりあげているのが特徴。
  ここにいらっしゃるご本尊が、こうしてやっと収まるような巨像だということ。

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 丈六地蔵菩薩坐像


 天井の高い堂内空間を圧するような、見上げんばかりの巨像。
 雄大で美しい身体、厳しく力に満ちた表情、すさまじい迫力。

 これまで、迫力あるお地蔵様としては、鎌倉建長寺の本尊聖林寺本尊の石地蔵が双璧だと思っていたが、
 それらと裕に肩を並べるお姿。
 正にお地蔵様の王様。

 錫杖を持ち、足を安座に崩しているところなど、まごうことなきお地蔵様なのだが、
 驚いたことに、これまた実に巨大な、見事な光背を背負っている。
 光背には、びっしりと小さなお地蔵様がとりつけられている。(千体地蔵)
 よく見ると、それぞれ顔も法衣も異なる。信者によって、一つ一つ彫られたのだろうか。

 このチビ地蔵様、正確には、560体。
 その他に光背に付けられた6対の化仏と、本体のお地蔵様と、全部で合わせて567体のお地蔵様。
 釈迦入滅後、弥勒が如来となって現われるまでの56億7千万年の間、
 一体につき、1千万年づつを、どーんと受け持って、わたしたちを救ってくださる、というわけで、
 ここのあまりにも大きな御本尊にふさわしくスケールの大きなお話。


 参拝を終えて帰るとき、お寺の片に、柿をいただいた。
 大切に家まで持ち帰りました。


 * 福智院とその仏像についてのくわしい記事は、こちら


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 奈良公園の方へ、あてもなく歩いてゆく。



 復元された、雨の旧大乗院庭園

 丘の上に見えるのは、奈良ホテル。
(現在、庭園は、奈良ホテルが管理している)

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 奈良ホテル菊水楼

 奈良ホテルはぜひ見学したかったのだが、
 天皇・皇后両陛下がお泊り中とのことで、厳重に立ち入り禁止。

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 ちょうど、有名な奈良の秋の風物詩、鹿の角きりの期間中だった。
 雨天中止とのことだが、明日はどうだろう。
 角がりっぱになると、切られてしまうのだが、この鹿くんは、まだまだ大丈夫なんだろうな。

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 奈良ホテルが見学できなかったので、しかたなくさらにぶらぶら歩いているうちに、

 いつの間にか、

 興福寺

 にたどりつく。

 いつもながら、どこからが境内なのかよくわからないお寺だ。


 ★ 興福寺


    正了知大将像 ほか 


 平城遷都1300年=興福寺創建1300年、ということで、ここでももちろん特別開帳を実施中。

 今回は、五重塔初層+東金堂後堂特別公開、とのこと。

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 五重塔初層は、中に入って一回りできた。

 四方仏が拝観できた他、
 床板の一部がはずされていて、心柱が基壇の石の上に固定されずに、ただ乗っているだけ、という様子を実際に見学できた。


 東金堂では、普段は立ち入り禁止の須弥壇の背後(後堂)を一回りすることができた。

 本尊薬師如来坐像のちょうど真後ろには、見知らぬ仏像が。

 これまでずっと国宝館に収蔵されていた、

 正了知大将像

 が、50年ぶりに還座、とのこと。

 
 おなじみの仏像を、安置する場所を変え、雰囲気を変えて「特別公開」するのは、興福寺専売特許の得意技。
 
 この仏像も、もしかしたら、国宝館等の展示ですでに見たことがあったものかもしれないが、
 こうして、「本来の場所」で改めて見てみると、雰囲気も満点だし、否が応にも集中して見られるので、そういう点はなかなかよい。

 何だか、表情も体つきも、西洋のアポロンやヘラクレスの像のように、若々しい。


 おしまいに、大千手観音様と愛しの五部浄君にあいさつしていくか、と、国宝館の方に向かった。
 東寺食堂本尊・千手観音立像で幕を開けた今日の観仏行、同じ食堂本尊・千手観音立像で、しめくくりたいとも思ったので。
 ところが、雨で、閉館時間間近だというのにもかかわらず、すさまじい行列。
 この前は、がらがらだったのだが。


 * 興福寺とその仏像についてのくわしい記事は、こちら



 仏像ファンのオアシス、あこがれの仏像写真ギャラリー飛鳥園のカフェで一休み。

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 ランチを食べた、な・ら・らのあるさくら通のとなり、東向通。
 ここにも、鹿の角きりの飾りが。

 さくら通は、奈良の竹下通り?
 こちら、東向通は、昔ながらの観光客向きのお店が多い。

 ご当地そば、くず大和そばの食べられる「ふる里」で夕食。
 大和三尺きゅうり、ろろん南瓜、大和丸なす、ひもとうがらし、えごまの葉、など、
 大和伝統野菜の天ぷらの天ざる。

 くず大和そばは、香りがよく、もちもちした食感。
 大和野菜は、香味野菜っぽいものが多く、天ぷらにぴったり。

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 JR奈良駅

 歴史的名駅舎の一つ。駅舎新築の際、駅前広場に曳屋して、美しくよみがえった。
 前回訪れた時は、1300年祭を目前に、周辺を急ピッチ整備中だったが、それもすっかり完成して、奈良市の観光案内所として使用されている。

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そのほかの「記事目次」

「全体記事目次」

カンタータ日記・奥の院

浅田真央さん情報・最新版

宮沢賢治記事目次

カンタータ日記・大阪モダン建築図鑑

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この記事へのコメント

Nacky
2010年10月26日 22:06
Noraさま
やっとなんとか自分を取り戻すことができて、
ブログを拝見しております。
奈良も京都同様、昔は、よく仕事で行ったものです。
奈良ホテルは残念でしたね。
でも、また、きっとご縁がありますよ。
それにしても24日のNHKホール。
この世にはとても「音楽」の一言では語り尽せない
存在がありますよね。
いや、よく使われる言葉ですが、「この世のもの」
ではないのですね。(笑
koh
2010年10月27日 16:47
Nacky様
横から口を出して申し訳ございません。
「24日」というのはアーノンクールの「ロ短調」をお聴きになったのですね。うらやましいです。
わたしは、11月27日(土)の22時からNHKBShiで放映されるのを見てガマンします。

Nora様
ごぶさたしています。
いつも美しい写真をアップなさっていて楽しませていただいていますが、今回の観智院はひときわきれいですね。
「奥の院」まで伺って見せていただきましたが、「中庭」と「枯山水庭」が特にいいと思いました。対象の庭も、それを切り取って撮影するテクニックも、両方がすばらしいです。

東寺は行ったことがありますが、観智院は知りませんでした。
今度京都へ行ったら、絶対に拝観しようと思っています。とは言っても、春と秋のシーズンしか入れないようですね。スケジュールをうまく合わせなければいけませんが。
2010年10月28日 15:47
 おー、Nackyさん、やはり行かれましたか。
 わたしも以前宣伝記事を書いた手前、どのようなコンサートになるか見届けようと、行ってまいりました。

 いやー、すごかったですね。
 おしゃるとおり、この世のものとも思えなかった。
 このようなコンサートの感動を、同じ会場で共有することができて、うれしく思います。
 正にバッハ・ファンの祭典と呼ぶにふさわしかったのではないでしょうか。

 興奮さめやらぬうちに、感想を書き留めておこうとはしているのですが、このようなライブの場合、何を書いてもありきたりになってしまって、困っています。
 一応、適当なところで、自分なりの感想としてアップしたいと思っています。
2010年10月28日 15:54
 Kohさん、というわけで、わたしも行きました。
 うらやましいでしょう。(笑)
 当日は、FMで生中継があったようですが、そうですか、BShiで放映もされるのですか。
 これは楽しみです。じっくり当日の感動を振り返りたいと思います。
 わたしも写るかな。(←ばかです)
 kohさんもぜひ、ご覧になってください。
2010年10月28日 16:29
 つづき。

 観智院は、小さなお寺ですが、雨だったせいか、しっとりと落ち着いていて、なかなかよかったです。
 枯山水は有名なようで、境内の最奥には少し大きな庭園もありますが、(奥の院に写真を足しておきました)
 おっしゃるように、その他どんな小さなスペースも中庭としてよく手入れされていて、気持ちがよいお寺でした。
 記事には書かなかったですが、宮本武蔵が滞在していたことがあったそうで、武蔵筆と伝えられる障壁画もあり、その他、味のある画も多かったです。
 また、境内中央の客殿は見事な国宝建築で、写真のように、格子戸の間から庭園が見える様子が美しかったです。

 春秋の東寺の宝物館特別公開に併せて公開されているようなので、いっしょに拝観すれば、決して損は無いと思います。京都駅からも近いし。
 機会があったら、ぜひ、お出かけください。
Nacky
2010年10月28日 21:54
Kohさま
ありがとうございます。
ご高齢のためでしょう、、、今回は東京のみの公演ですが、
会場まで1時間で行くことができる横浜に住んでいたことを
本当にありがたく思いました。
11/27、NHK-BS、22時から放映されるそうです。
是非、お楽しみ下さい。

Noraさま
指揮者も演奏者も聴衆も、ホール全体が厳かに感動を分かち
合うことができましたね。
クラシックは勿論、ポップスもジャズもロックも含めて
海外の音楽に全く興味がなかった私が、20歳の時に突然、
バロックに目覚め、初めて古楽器演奏というものをライブ
で聴いたのが、1980年11月の新宿文化センターでのアーノ
ンクール氏の初来日コンサート。
そして、それから30年ぶりに氏との再会を果たすことが
できました。
以前、「バッハに今の日本を、世界を見せて上げたい」
という主旨のコメントを投稿させていただきましたが、
その気持が、今は、少々薄れて参りました。
あの日、第一部の演奏を終え、客席に深々と頭を下げた
氏のホホにつたう涙を目にし、その時、間違いなく、
今、そこにバッハがいるのだと思いました。
バッハはちゃんと私たちよ一緒に在ります。
因みに、帰宅後、録音しておいたラジオ放送を再生
してみると、休憩時間に客席から一度スタジオに戻
られたゲストの磯山雅先生もマイクの前で声をつま
らせて泣いていらっしゃいました。
Nacky
2010年10月28日 22:13

  ↑ 
済みません。
まだ、意識がふらふらしていて噛んでしまいました。
>バッハはちゃんと私たちと一緒にいます。


2010年10月29日 02:05
 Nackyさん、
 アーノンクールさん、泣いてらっしゃいましたか。
 わたしは、2階席だったのでよく見えませんでしたが、感動は伝わってきました。
 特に、第2部グロリア後半のアリア&合唱は特別すばらしかったですからね。
 アーノンンクールさんと仲間たちが切り拓いてきた古楽演奏が、大きな花を咲かせた感がありました。

 一応わたしも感想をアップしました。
 なるべくくわしく記録しておきたかったので、だらだらと長くなり、その上興奮してわけがわからなくなってしまいましたが、感じたとおりに書いたままのものを、そのまま出しておくことにしました。

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