GWのアルバム フィギュアと観仏の旅、再び・その1~チャリティonフィギュアスケート【復活節後4】

 まずはおわびから。

 先週(復活節後第3日曜日)のカンタータのお知らせにおいて、
 初期の大名曲BWV12を書き忘れてしまいました。申し訳ありません。
 (というか、昨年も、その前も、完全に意識から飛んでしまっておりました)

 garjyuさんBCJのBWV12をお聴きになった記事を読んで気がつきました。
 何も書かなかったかわりにリンクさせていただきます。

 garjyuさんの記事を読み、あらためて聴いてみたところ、当然のことではありますが、あらためて正真正銘の大名曲である点、再確認いたしました。
 今後は、初期作、有名作にも十分注意をはらい、きちんと確認の上、お知らせしていきたいと思います。


  
 さて、今度の日曜日(5月22日)は、復活節後第4日曜日。

 カンタータは、

 1年目のBWV166
 2年目のBWV108

 の2曲。

 
 2年目のカンタータは、先週からツィーグラー・シリーズが始まりましたが、
 初年度のカンタータも、今週から、2年目のコラール・カンタータに向けての実験作、
 器楽オブリガートコラール付の「定型カンタータ」シリーズが始まります。


 くわしくは、下記の過去記事をご参照ください。↓


 <復活節後第4日曜>

    風薫る5月のVnソナタ(BWV108)
    「166番」と四月の思い出(BWV166)



 前回の記事にも書いたように、毎年恒例のLFJ、変則的ながら盛況のうちに無事終了いたしましたが、
 公演の中止、延期等、震災・原発事故の影響は、バッハを含めた古楽界にも及んでいるようです。

 昨年行われた、アーノンクール&CMWによる記念碑的演奏会が記憶に新しいロ短調ミサ曲。
 それに続けとばかり、今年の6月には、そのロ短調ミサ曲を十八番にしているヘレヴェッヘが、手兵コレギウム・ヴォカーレを率いて来日してくれるはずでしたが、残念ながら中止
 がっかりとしている方も多いことと思いますが、
 rbhhさんが、先週ロンドンで同じメンバーによるロ短調ミサ曲をお聴きになった記事をお書きになり、当日のBBCの生放送録音を一定期間聴けるページをご紹介なさっているので、リンクさせていただきます。
 ぜひご覧になってみてください。
 (試聴サービス、すぐに終わってしまうようなので、もし終了していたら、ごめんなさい)

 こちら

 終曲、ほんとうに早い!
 時間にしたら2:22で、以前書いた、「ロ短調ミサ終曲の演奏時間比較表」の演奏と比べても、新記録。

 最後に、ちょっと驚きの人物と限りなく接近遭遇したことも書いてあります。
 わたしなら、バッハ本人に会うよりも緊張して、その場で気絶するでしょう。



 イベントの延期と言えば、
 一時開催さえあやぶまれたフィギュアスケート世界選手権ですが、ロシアの全面的な協力で無事開催され、日本選手も、いろいろと厳しい現状におけるそれぞれのベストの演技をしっかりと見せてくれて、感動的でした。
 その中で、小塚選手と安藤選手が見事メダルを獲得したことのは、たいへんなことだと思います。

 わたしも、今回の日本での世界選手権は、チケットを用意して楽しみにしていたのですが、まあ、それはやむをえないこと。

 その代わり、というわけではないのですが、
 連休の後半に、フィギュアのチャリティー演技会に出かけたので、
 今回から、その時の旅行記を書きます。



  *    *    *



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 2011年5月7日(土)



 東日本大震災 愛知フィギュアスケート チャリティー演技会

    @ 愛知県豊橋市 アクアアリーナ豊橋


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ゴールデンウィーク終盤、愛知県でフィギュアスケートのチャリティー演技会が開催されたので行ってきました。

震災後、国内外で多くのチャリティーアイスショーが開催されていますが、
これは愛知県拠点の若い選手たちが企画、愛知県スケート連盟などと連携して実現したもので、出演者のほとんどがまだ学生で、下は中学生からという、手作り感いっぱいの演技会。
(と言っても、愛知といえばフィギュアスケートの聖地、出演者の顔ぶれはそうとう豪華。学生選手の皆さんも、今後の大活躍が期待される方ばかりです)



新幹線で豊橋駅に到着、いきなり、手筒花火を抱えた真っ赤な人形がお出迎え。
豊橋市の吉田神社が手筒花火の発祥の地といわれ、400年の伝統があるそうだ。
赤い人形は豊橋市のマスコットキャラクター、「トヨッキー」
「鬼まつり」の赤鬼をロボット風にアレンジし、さらに漢字の「豊」を造型に盛り込んだという、過去と未来を強引に融合させた、凝ったデザイン。

ネーミングは豊(トヨ)+鬼(キ)=トヨッキーとのことで、仮面ライダー響鬼の戦士みたいな姿+名前。弱そうだけど。

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駅にあった、実物の手筒花火と鬼の面等の展示。下は、手筒花火の説明拡大。

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度胸試し、って・・・・。トヨッキーも花火を打つのかな。


このあたりは、今川義元や徳川家康、織田信長などが入り乱れた、初期戦国ドラマのメイン舞台でもあるのだった。


駅前広場。

路面電車が走る街。(路面電車そのものは撮影しそこねた)

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会場のアクアアリーナ豊橋。豊橋駅から臨時バスで20分くらい。
田園の中を果てしなくまっすぐ続く道をゆく。

昨年行った、サンドーム福井みたいに個性的ではないが、すっきりとしたフォルムが美しいドーム。

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海沿いのすてきな公園内にドームはある。
他の体育館では、バスケットの大会が行われていた。

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公園内のあちこちに、動くトヨッキーが出没。。

頭が巨大なため、少しよろよろしていて、近づくと、なぜかプシュー、プシューという音がする。

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この演技会の収益はすべて日本赤十字社に寄付されるとのことでした。

会場内では選手たちが募金箱の前に立っての義捐金活動もありましたが、募金箱はこの会を企画した小塚崇彦選手の手作りだったそうです。
会場内の係りの方は全員ボランティアで、全体を通してあたたかみにあふれた会でした。

第一部には、東海地方以外ではテレビなどでも見る機会の少ない若手8人が出演。
(酒井春香、宇野昌磨、森衣吹、日野龍樹、佐藤未生、後藤亜由美、木原龍一、大庭雅~敬称略。)
みんなそれぞれ持ち味があってとても良い演技。これからが楽しみ。

第二部には、おなじみの選手が続々登場。夢のオールスター競演。
主催の愛知県からはこの会を企画、実現に向けて奔走した小塚崇彦選手、小塚選手とともに中京大のリンクで練習している浅田真央選手、無良崇人選手、村上佳菜子選手、会場のある豊橋市出身の鈴木明子選手。
ゲストには仙台で震災にあった羽生結弦選手、
サプライズ・ゲストとして大阪拠点の高橋大輔選手、織田信成選手。
どの選手も世界選手権やショーなどの疲れが残っているだろうに、笑顔ですばらしいパフォーマンスを見せてくれました。
現在練習拠点を失っている羽生選手も、強く心に残るすばらしい演技でした。また底抜けに明るいパフォーマンスでも会場をわかせてくれた。

 * 演技会の内容等については、詳しい記事を書きました。
   特に、第1部に登場した選手たちは、
   これからの日本のフィギュアスケート界を担ってゆく選手ばかりだと思いますので、
   ぜひ、ごらんになってみてください。


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来シーズンは、みんなが無事、最高のコンディションで競技することができますよう。



 豊橋のご当地グルメ。

 豊橋カレーうどん


 カレーうどんと言っても、ただのカレーうどんではありません。
 こちら↓は、臨時バス乗り場で配っていた、パンフレット。
 クリックすると、パンフにのっていた驚愕の説明をごらんいただけます。

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 豊橋市内の45店舗(現時点)で食べられるという。
 今回は、時間(と勇気)が無くて、残念ながら、食べなかった。果たしてどんな味なのか、見当もつかない。
 いつの日か、チャレンジしてみたい。

 
 スタンプラリーのちらしには、おなじみトヨッキーとともに、「うずラッキー」なるなぞのキャラが・・・・。

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※2011年7月追記:愛知県スケート連盟から豊橋市長に報告があったことが報道されました。
収益と募金合わせて 3477万837円 の義援金が集まり、日本赤十字社を通じて被災地に贈られるとのこと。



 ☆    ☆    ☆    ☆    ☆    ☆    ☆    ☆



<浅田真央 Book for Charity について>

この演技会と直接は関係ないのですが、チャリティ関連ということで、浅田真央選手のチャリティブックについてお知らせしておきます。


今年2月に学研教育出版 から出版された「浅田真央 さらなる高みへ」(吉田順 著)は、浅田選手の誕生から2010年12月の全日本選手権までの出来事が、数多くの取材をもとに、淡々と客観的に、けれどあたたかい筆致でつづられたたいへん読みやすい本です。
意図的な煽りも、書き手側の勝手な想像や一方的過ぎる感想もなく、スポーツ選手に対する、そしてひとりの人間に対する敬意をもって書かれているので、ファン以外の、お子さんやスポーツ好きの方にもおすすめの本だと思います。

急遽、この本の続編をチャリティブックとして出版することが決まったそうなのですが、
5月いっぱいまでの期間限定(※)の受注生産販売となり、書店には出回りません。
おそらくチャリティの目的をより徹底させるため、広告宣伝費や流通費用をカットするためではないかと思います。
内容は、全日本選手権後から、2月の四大陸選手権、3月の大震災、4月の世界選手権、今回のチャリティ演技会と、半年たらずの間のお話になりますが、かつてない大きな出来事の中で浅田選手本人が何を感じ、どう過ごしたがなどが描かれていると思われるので、決して薄い内容になることはないでしょう。
価格は1000円で、収益は日本赤十字社に寄付されるとのこと。

※受注が再開されます!受付は6月9日~7月13日です。(6月8日追記)

購入のための特設サイトはこちら。(下のバナーからもいけます)
製作状況や内容が紹介されている学研の広報ブログはこちら


※2011年9月25日追記:学研広報ブログにて「浅田真央 Book for Charity」利益金額確定の発表がありました。
利益金額は 15,066,613円 、明日9月26日、日本赤十字社に東日本大震災義援金として全額寄付とのこと。発表記事は → こちら
※2011年9月26日追記:下のバナーから行ける特設サイトにて、利益金額と寄付完了の発表がありました。


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写真右が前述した「浅田真央 さらなる高みへ」、左は今年ポニーキャニオンから出たDVD「浅田真央 20歳になった氷上の妖精」。
(これらはチャリティーではなく、お店でもネットでも普通に売っています。)
本の内容を踏まえてDVDを見ると、
この時はこういう状況だったのか、この時の涙、喜びにはこういう思いが隠されていたのか、ということがわかって、浅田選手というアスリートの底知れぬすごさや競技に対する真摯さが、ストレートに伝わってきて感慨深い。
ファンには必読&必見。

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そのほかの「記事目次」

 
「全体記事目次」

カンタータ日記・奥の院

浅田真央さん情報・最新版

宮沢賢治記事目次

カンタータ日記・大阪モダン建築図鑑

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この記事へのコメント

2011年05月20日 20:24
こんにちは。
12番の記事へのリンクありがとうございました。
初期のカンタータは馴染みのものが多いので、出来るだけ後期作品を取り上げようと思ってはいるのですが、そうすると、手持ちではコープマンの全集ばかりになって変化が少ないので、今回はBCJのもの(BCJのものは、最初の数枚+パラパラ持っています。)がある12番を選んでみました。
次回以降、またコープマンが続くと思いますが、ごひいきにお願いいたします。
2011年05月22日 22:24
 garjyuさん、こちらこそ、ありがとうございます。
 garjyuさんの記事を読んで、BWV12のCDを、何枚か聴いてみましたが、どれもすばらしかったです。中でもやはり、BCJのものが曲に最も合ってるように思いました。
 それにしても、ほんとうに良い曲ですね。
 しっとりと美しいシンフォニアに導かれて、あの聴きなじみのある合唱が湧き起るところや、歌詞が韻を踏んでるところ、garjyuさんもお書きになってるように、中間部で少し気分が変わるところなどは、ロ短調ミサでは味わえない、この曲ならでは、のすばらしいところだと思います。
 3つ続くアリアの、真摯きわまりない圧倒的な完成度も、後期作ではなかなか見られないレベルなのではないでしょうか。
 今後も、リンク等することもあると思いますが、よろしくお願いいたします。

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