池モンその他、近代日本美術の展覧会~初夏の美術館アルバム【マリアの訪問の祝日ほか】

 今度の日曜日(6月30日)は、三位一体節後第5日曜日。


 第2年巻(コラールカンタータ年巻)は、バッハが目指す「コラールカンタータ」という究極の楽曲形式が、ついにその全貌を表す、BWV93

 前回ご紹介した葛の葉さんの、「教会カンタータとコラール」 cantatas and chorales の、BWV93のところを見ていただければ、

 Wer nur den lieben Gott läßt walten 《尊き御神の統べしらすままにまつろい》

 というただ一曲のコラールのメロディと歌詞から、

 いかに有機的にこの大曲が構成されているかがわかって驚かれることでしょう。

 このコラールのメロディを歌えるようにしてから、BWV93を聴くと、さらにその世界の奥深さが実感できる、というわけです。(上記サイトのBWV93のところから、メロディ・歌詞も検索できます)


 そして、もう一曲は、後期のドラマティックなオペラ風、BWV88。 


 過去記事はこちら。↓


 <三位一体節後第5日曜>

    源流への旅11 古すぎて斬新!トロープスレチタティーボ(BWV93他)



 さらに、来週の火曜日(7月2日)は、カンタータファン、バッハファンにとっては特別な夏の祝日、マリアの訪問の祝日。


 初期の待降節用カンタータBWV147aを改作、ライプツィヒ1年目に初演した、おなじみ、BWV147

 そして、それに決して負けない第2年巻(コラール・カンタータ年巻)の大傑作、ドイツ語マニフィカト、BWV10


 過去記事はこちら↓


 <マリアのエリサベト訪問の祝日>

    マリアとバッハ~はじめて聴くカンタータ
    アドヴェント・クランツのともしび(BWV36、61、62)
    クリスマスとバッハその2・風の中のマリア(BWV147、10)
    対位法とバッハ・その1?
    お気に入りのアリア5・ロマン風マリア(BWV10)



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 今回は、アート関係を中心に、初夏のアルバム。



 5月から6月にかけては、何件か近代日本美術の展覧会にも出かけたので、それらの記録をまとめて、
 主に美術館周辺の写真を。

 またまた池袋モンパルナス関連も、登場。



 近代日本の歴史画展 @ 講談社野間記念館


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 明治の文明開化の激しい波が一通りおさまった後の、近代の日本画壇における、歴史や神話など、伝統的な題材を取り扱った絵を中心に、展示されていた。
 講談社関係の雑誌や書籍の口絵や挿絵類の原画も。

 ある意味、ルネッサンス風な、雅な雰囲気がよかった。


 美術館への道

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 気持ちの良い休憩所&庭園

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 椿山荘前の花屋さん。

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 椿山荘の森の若冲の羅漢様。

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 池袋モンパルナス―歯ぎしりのユートピア

  @ 東京芸術劇場 ギャラリー2


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 このブログではおなじみ、「池モン」こと、池袋モンパルナス関連の展覧会。
 今回は、豊島区主催で、第8回新池袋モンパルナス 西口まちかど回遊美術館の一環として行われたもの。

 長谷川利行の作品は、やはり良い。そして、吉井忠が愛情込めて画いた長谷川利行の肖像も、すばらしい。(手記も含めて)
 井上長三郎は、風景画がやはり良い。
 桂川寛は戦後池袋にアトリエを構えた人だが、原色を生かした南米風の絵がインパクト強烈で良かった。

 もちろん、高山良策さんの作品もたくさん出ていたが、大塚睦、そして寺田政明の作品など、池モン絵画には、ウルトラ系の絵が多いことを再確認。
 また、ポスターの図柄にも採用されている榑松正利の作品などに、池モンに対する「ルッソオ」の大きな影を再確認。
  

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 リニューアル芸劇には、羊やらヤギやらがいっぱい。

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 ネコも。

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 おしまいは、これまたおなじみ板橋区立美術館。


 館蔵品展 日本近代前衛絵画史 1910s~1940s 

  ―激動の時代・画家のまなざし

  @ 板橋区立美術館


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 館蔵品を中心にした展示シリーズ。

 1910年代から戦後にいたる日本近代前衛絵画の流れが、俯瞰できるようになっている。

 もちろん、ここでも、長谷川利行はじめ、池モンメンバー登場。
 大野五郎の絵がどれもよかった。

 また、フォービズム絵画のコーナーの、何でもない武蔵野の田舎の風景をわざわざフォービズム風に描いた絵がおもしろかった。
 このフォービズムコーナーにあった、峰村リツ子の、フォービズムで本棚を描いた絵の中に、背表紙に「ルウソオ」と書かれた本を発見。ピカソ、マチスと書かれた本のとなりに並んでいた。
 またもや、「ルッソオ」の影。



 以下、その他、6月の記録。



 トーハクで見つけた6月の風景


 雨宿り図屏風 英一蝶

 以前板橋美術館で行われた、一蝶御赦免300周年(笑)、「一蝶リターンズ」(記事こちら)で観て大いに気に入った作品と再会。

 あの時は、作品図録をゲットしそこなって悔しい思いをしたので、こうして写真に撮ることができてうれしい。

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 雨宿り。

 大屋根の下に集ったちょっと変わった面々がおもしろい。

 激しい雨音までが聞こえてきそうな、屋根を打つ雨の表現。画面全体も、いかにも激しい夕立の風景らしく、なんとなく煙っている。
 一蝶の絵はおもしろいけれど、このあたりもすごいのだ。

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 蕭白のかたつむり。達筆すぎ。

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 その他、いつもの春信ほかの浮世絵。

 右は、ほたるがり。

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 その他、6月の風景


 梅雨の晴れ間の屋上庭園

 まぶしい光の中、輝くアジサイもよい。

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 初夏の植物園

 梅雨の晴れ間。

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 一転して、雨の植物園

 梅雨入り後、しばらく空梅雨が続いた後、ようやくまとまった雨が降った。
 台風の影響による雨だったが、静かなやさしい雨だった。

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 おまけ、初夏のそば


 ひびき庵の初夏の天ぷら。(右は、お昼のセット)

 ゴーヤやあしたば。初夏の香りいっぱいの野菜、山菜と魚。魚の名前は忘れてしまった。 

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 宮城野の初夏の天ぷら&おろしそば。稚鮎と空豆。

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 あまり関係ないが、伊藤ハム&森永乳業なブランチ。


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▽ 左、伊藤ハムの「浅田真央オリジナルハッピーモーニングセット」
  右、森永乳業の「チェブラーシカのチーズ抜き型」

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 このプレゼントのために、最近浮気して、伊藤ハムのハムやベーコンばかり買っていた。

 シーズン前半の日ハムの不振は、そのばちがあたったか??

 しか~し、

 6月のはじめに、かつての日ハムのヒーロー、ガッツさんに手痛い逆転サヨナラホームランのカツを入れられて?からは、徐々に上昇気流に乗り始め、

 ここにきて、ついに稲場さんが、完全復調!
 通算1000得点を記録して、まさに1打1打記憶に焼き付くバッティングを、黙々と魅せてくれている。
 それに呼応するかのように、現時点で盗塁王の陽岱鋼、そして、ホームラン・キングを争っていながらも、一ランナーとなってはわき目もふらぬ魂の走塁を見せるアブレイユ&中田を筆頭として、ファイターズ本来の高校野球みたいな全員野球が完全復活。
 まるで野球アニメみたいなことを現実に目指している大谷君も、今はたいへんだろうけど、すでにけっこうかかせない戦力になっていて、その夢物語もけっして夢ではないような気もしてきた。

 一昨日(25日)、昨日(26日)の対ホークスドーム2連戦では、現時点においてリーグ最強としか思えない恐ろしい鷹軍団に、死闘の末に2連勝。
 夢にまで見た最下位脱出!

 明日からの西武3連戦の結果によっては、長い長い借金生活からの脱却、そして西武にとってかわって4位浮上の可能性も??(ちょっと調子に乗りすぎか)

 みんなのおかげで、何とか先が見えてきた。

 このまま、どこまでも突っ走ってゆきましょう!



▽ 池袋駅で出会った東北の方々

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