この秋はいろいろな「へんな生き物」を観た~9月のアルバム【三位一体節後第16】

 10・2 パ・リーグ頂上対決。ソフトバンクVSオリックス最終戦。すさまじい試合でした。

 今シリーズを通じて、我がファイターズから見るとはるか彼方の「天上」で、ずっと激しい首位争いをしてきた2チームによる最終決戦。
 常に首位にありながらも、マジックが点灯しない状態でただひたすら待ち続けてきたソフトバンク、一度も負けられない中で勝ち続けてきて、ここまでソフトバンクを追い詰めたオリックス。どちらにとっても、絶対に負けられない一戦。
 どちらかのファンだったら、これまでの、そしてこの試合の精神的な負担は計り知れないものだったでしょう。

 試合内容も、正に頂上決戦にふさわしい名勝負。両者一歩も引くことない息づまる展開のまま、延長戦に突入。10回表裏、どちらもこの土壇場の状況で満塁まで攻め、その時にそれを返すことができなかったオリックスと、それを返すことができたソフトバンクの差だけが出た形になりました。
 ソフトバンクの秋山監督&選手たちの歓喜の涙も感動的でしたが、その場で泣き崩れるオリックス選手たちの、まるで高校野球の選手みたいな涙が胸に突き刺さりました。
 10回表、満身創痍の体にデットボールを受け、満塁のランナーとなった糸井。
 ここまで来ておきながら、ほんのわずかな差で負けたオリックスの選手の気持ちを考えるとこちらまで辛くなるが、これで終わったわけではない。胸を張って次の戦いに進んでほしい。
 こうなると、CSの存在価値が、心から実感できるというもの。

 ・・・・などと書いてきましたが、ふと冷静になってみると、そのCSにおけるオリックスの相手は、我がファイターズなのでした。
 CSでは、この異次元の2チームを相手にするのか・・・・。・・・・。

 ファイターズ、稲葉選手に続いて金子選手も今季限りで引退を表明。
 CSは、稲葉選手&金子選手のいるファイターズにとって最後の戦いになります。
 相手は強いですが、こうなったら行けるところまで行きましょう!
 来年は、田中賢介選手が帰ってきてくれるらしい。
 ファイターズ魂は不滅なのだ。


 と、いうわけで、野球も、これから文字通りのクライマックス。
 アジア大会も、何か感想を書こうにも何から書いていいやらわからないほどの熱戦の連続で、まったく目が離せませんでした。
 スポーツの秋、たけなわ。
 ただ、いよいよ本格的なシーズンが始まるフィギュアスケートの舞台に、浅田真央選手の姿が無いのは、やはり、心にぽっかりと穴があいてしまったかのようにさびしい・・・・。
 しかたがないことなんだけれど。





 さて、今度の日曜日(10月5日・三位一体節後第16日曜日)のカンタータは、

 初期のBWV161
 ライプツィヒ1年目(第1年巻)のBWV95
 2年目(コラール・カンタータ、第2年巻)の、BWV8
 後年のBWV27
 以上4曲。

 それぞれの年代を代表するような、バラエティに富んだ「秋の名曲」、早くも勢ぞろい!  


 過去記事は、こちら↓


 <三位一体節後第16日曜>


    三位一体節後第16日曜(BWV8、95他)
    三位一体節後第16日曜(BWV27他)
    三位一体節後第16日曜(BWV95他)
      * コメント部分
    きちんと曲目解説~マタイへ続く道・バッハ氏の日常生活の視点から(BWV27)





 初夏に「へんないきもの」展を観ましたが、この秋もさまざまな「へんな生き物」に関する展覧会を観たので、その記録。



 9月25日(木)


 特別展 「江戸妖怪大図鑑」

 第1部・【化け物】   ~7月27日
 第2部・【幽霊】    ~8月26日
 第3部・【妖術使い】 ~9月25日

  @ 太田記念美術館


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 太田記念美術館、気合入りまくりの全三部構成、総入れ替えの夏の特別展。「江戸妖怪大図鑑」。
 興味深い展覧会だったが、第一部・化け物、第二部・幽霊は、すでに観たことのある作品が多いようだったので、第三部の「妖術使い」だけ行ってきた。何としてでも図録が欲しかったこともある。
 結局、最終日の夕方、すべりこみセーフ。

 ここでいう「妖術使い」とは、生き物たちを自在に使って大活躍するお江戸の物語・歌舞伎の人気キャラたち。
 「妖術使い」のみなさんには、以前房総の菱川師宣記念館で企画展 「奇怪・妖怪ものがたり」を観たあたりからやたら縁があり(記事、こちらこちらなど)、わたし自身も特別な興味を持っている。やはり観た作品も多かったが、とても楽しめた。

 当然のことながら、ガマやら何やらの生き物たちがたくさん登場する。一応基本的には、ふだんからわたしたちが目にしている生き物ばかりなのだが、ここでは、妖術使いに操られている不気味な存在。
 妖術使い自身もさることながら、これらの普通ではない生き物たちをどのように描くかが、絵師たちの腕の見せどころとなる。
 その点、画面いっぱいに展開する超自然的な情景を構成する重要なピースとして、それらの生き物たちを、あたかも彼らが主役であるかのように、迫力満点に描きつくす国芳は、やはり別格。
 おなじみの国芳の弟子たちも、そうした国芳の精神をそれぞれの感性で引き継いでいてさすが。
 あいかわらず月岡芳年のうまさ、精緻さはすさまじい。
 かなり出展数の多かった国貞の作品は、造形、色彩等あらゆる面における均整のとれた美しさ、わかりやすさ、という点で群を抜いたものがある。
 ちょっとただ事ではない普遍性を感じた。



 9月18日(木)


 特別展 「毒毒毒毒毒毒毒毒毒(もうどく)展」

  @ サンシャイン水族館 7月12日(土)~10月13日(月・祝)*

  * 前回の特別展、へんな生き物展に続き、今回のもうどく展も会期延長。祝!


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 夏休みも終わり、少しは混雑も落ち着いたのではないかと思い、行ってきましたが、
 まだまだ混んでいた。恐るべし、生物人気。


 春の「へんないきもの」展に続き、またまたへんな生き物が勢ぞろいの見逃せない特別展示。
 今回は、ちょっとこわい毒のある生き物たち。
 原則的に、毒のある生き物たちは、美しかったり、ユニークな姿だったりすることも多いので、とても楽しめる展示だった。
 もちろん見たことも無いような生き物が大半なのだが、その一方で、意外と身近な生物も多く、すぐ近くに存在する生物の毒とその危険について理解を深めるのに役立ったように思う。

 最近は、デング熱ウィルスを持った蚊やセアカゴケグモなど、危険な人間に危険を及ぼす生き物のニュースも多いので、そういう意味でもタイムリーだった。 

 最後のところに、食用の毒魚や身近な磯の毒生物コーナーなどもあった。

 身近な磯の毒生物コーナーでは、TBS系の「アイアム 冒険少年」(最近けっこう観ているのだ)の猛毒生物SPで採集したスベスベマンジュウガニなどの生き物が展示されていた。


 何だか魅力的な導入。

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 入口の毒のれん

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 かわいい!って、油断しちゃダメ。

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 なんじゃ、こりゃ??って、さわっちゃダメ。

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 * 「毒毒毒毒毒毒毒毒毒(もうどく)展」についての詳しい記事は、こちら



 9月27日(土)


 太古の哺乳類展 -日本の化石でたどる進化と絶滅-

  @ 国立科学博物館 ~10月5日(日)


  * 今週で終了。まだご覧になってない方は、ぜひ。動物好きの方、おすすめ!


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 中生代、地球上を恐竜たちが支配している影に隠れて、来るべき未来に備え、密かに「歯」を進化させていた我々のご先祖様、小さな哺乳類たち。
 恐竜時代が終焉を迎え、新生代になると、爆発的に繁栄を始め、地球上に広がっていった。

 一方、地理の面では、ヨーロッパとアジア二つの大陸に分かれていたユーラシア大陸が、約2900万年前に一つになり、さらに、2300万年前頃にはアフリカ大陸とも陸続きに。
 一方同じ頃、アジアと北アメリカも現在のベーリング海峡付近でつながっていたため、地球上は「巨大大陸の時代」となった。

 その頃は日本海も無かったので、日本には、アジアはもちろん、ヨーロッパ、アフリカ、アメリカとほとんど同じ種類の哺乳類が存在していた。(普通にゾウやサイもいた)

 その後、日本海ができて日本列島になってから、日本独自の哺乳類の進化が始まる。

 具体的には、デスモスチルス類等海岸回遊性動物の繁栄ゾウを始めとする大型哺乳類の小型化、など。
 残念ながら、デスモスチルス類はすでに絶滅してしまったグループだし、もちろん現在の日本には野性のゾウは存在しない。いずれにしても、太古の日本は現在とはまったく異なる哺乳類たちの世界だった。


 カバオットセイ?の王国

 デスモスチルス類(束柱類)の世界

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 パレオパラドキシア

 世界で初めて日本(岐阜県)で全身骨格が発見された、日本を代表する化石哺乳類。

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 3体とも、パレオパラドキシア。
 左から、歩く姿、泳ぐ姿、食べる姿。
 後ろは化石の産状。

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 ぱれおくん

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 ゾウの楽園・ナウマンゾウの世界

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 なうぱぱ。

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 展示のクライマックスに、巨大ゾウ標本が登場!

 マンモス、そしてさらに雄大なゾウが。
 すさまじい迫力に息を飲んだが、この一番大きなゾウが現代のアフリカゾウだと知り、びっくり。
 結局日本のゾウは小さかったのだ。
 このアフリカゾウは、多摩動物園にいたタマオさんとのこと。(2006年に推定38歳で死亡)

 左、ケナガマンモス。右、アフリカゾウ。

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 * 太古の哺乳類展に関する詳しい記事は、こちら





 お彼岸の道。


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 金木犀の香る公園

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 恐ろしい入道雲。

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 秋風

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 おなじみの蕎麦屋、蕎麦屋で感じる秋。
 

 ひびき庵

 鴨せいろ。

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 美蕎

 秋菜になった。

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 宮城野

 早くも新そばの看板が。右は、季節のてんぷら、秋刀魚と栗。

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