湖のほとりと海のほとり、二つの歴史薫る街・長浜&小浜~恒例秋の観仏行・若狭の秘仏めぐり編最終回

 旅行記の最終回は、仏像から少し離れ、初日若狭にゆく途中で立ち寄った長浜と、最終日の午前中に散策した小浜の街(宿泊地)の散策記録。


 どちらも、古い歴史の香り豊かで、昔ながらの街並みにモダン建築が点在し、古寺に蔵造りの建物、山車が主役のお祭り、と、何だかわたしの住む街に近い川越を思わせる、魅力的な街でした。
 何と、小浜にいたっては、実際に川越との係わりが深く、姉妹都市とのこと。


▽ フィギュアミュージアムで発見!諸星大二郎先生のキャラ。 

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 長浜



 長浜駅


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 究極のリノベーション店舗群。

 黒壁スクエア

 この地方独特の黒壁が特徴的な古建築を再利用した店舗等が、30近くも点在し、番号がついている。

 ガラス工芸、伝統工芸のお店、飲食が中心。

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 黒壁建築以外にも、魅力的なお店がたくさん。

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 黒壁スクエアのNo.8、翼果楼(よかろう)で名物・鯖そうめんを食べるのを楽しみにしていたのだが、大行列のため、断念。

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 かわりに、大手門通りのアーケードをちょっと入ったところにある、茂美志や(もみじや)で、郷土料理がてんこもりのセットを食べる。

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 おやつは、黒壁のお店に。

 黒壁スクエアNo.10。びわこフレンチ ROKU。

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 街のシンボル、名刹、大通寺。


 真宗大谷派 長浜別院 無礙智山 大通寺
 

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 三門の華麗な装飾に息を飲む。

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 壮大な本堂(左)。
 伏見城の建物だったものが、後に元東本願寺御影堂になり、さらにこちらに移された。外廊下がやたら広く、しかも畳が敷いてある。

 本堂の横に連なる大広間(こちらも、元伏見城の建物)や客殿がすばらしかった。(拝観有料・内部撮影は禁止)
 岸駒の梅の絵(書院)、応挙の蘭亭曲水宴図(蘭亭)などの障壁画が見事。
 また、狩野山楽や山雪の絵が美しい含山軒は、障子をあけると、突然写真(右)のような美しい風景(含山軒庭園)が目に飛び込んでくる。 

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 その他にも古寺多し。

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 モダン建築も多し。


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 モダンな面と、歴史的な面とが同居する味わい深い街でした。

 想像していた以上のにぎわいの、大観光地だった。



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 こんなすてきなミュージアムも。

 海洋堂フィギュアミュージアム黒壁

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 ある意味、この博物館も、百貨店のリノベーション。

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 細やかな街づくり。

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 小浜



 海とたくさんのお寺が並ぶ山あいとの間に広がる古い街並み。



 美しい小浜の海。

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 翼のテラス

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 こちらは、夜に撮影した、マーメードテラス。

 深緑色のマーメイド。
 
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 三丁町

 軒先にたくさんの厄除けの身代わり猿がぶらさがった、格子戸の美しい街。

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 趣のある通りの突き当りには、モダンな仏像。

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 小浜線が走る山際には、たくさんの寺社が並ぶ。


 空印寺の入口にある八百比丘尼入定洞

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 空印寺

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 空印寺の屋根。

 このあたりの屋根瓦は、写真のような、雪止瓦が多い。

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 八幡神社

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 たまたま神事を行っていた宮司さんが、境内内の船玉神社の扉を開けて、祭られている船玉(廻船問屋が所有し日本海を舞台に貿易を行っていた弁財船の模型を模った神坐)を見せてくださった。

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 宮司さんの話だと、小浜市は、川越市と姉妹都市なのだそうだ。

 川越の大名、酒井忠勝が、こちらに移動してきたため。

 山車が登場するお祭りもある。

 ここでも、川越登場。



 モダン建築も多し。

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 八幡神社の鳥居前のこころという石窯パンの店でパンを買い、昼食にするのを楽しみにしていたのだが、何とお休みだった。

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 小浜駅に到着。


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 ここにも深緑色のマーメイドが。

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 散策の参考にしたもんきちのパンフレット。

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 小浜でも、細やかな街づくり。


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そのほかの「記事目次」

「全体記事目次」

カンタータ日記・奥の院

浅田真央さん情報・最新版

宮沢賢治記事目次

カンタータ日記・大阪モダン建築図鑑

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この記事へのコメント

ANNA
2014年12月08日 11:56
Noraさん、こんにちは。

長浜、小浜どちらも訪れたことのない街ながら、Noraさんの充実の旅行記と
お写真を拝見し、わたしも旅気分を味わわせていただきました。
先の記事で拝見した若狭本郷駅、若狭和田駅…その駅ならではの個性的な駅舎
を見ると嬉しくなります。
古建築を再利用したお店も、素敵ですね!味わいのある外観はもちろん、室内も
素敵。とっても居心地よさそ~うです。
それから三丁町というところの古い街並みもいいですね。


2014年12月09日 21:53
 ANNAさん、こんにちは。

 長浜と小浜、わたしもどちらも初めて訪れました。今回のような仏像の特別公開が無ければ、どちらも行くことはなかったかもしれません。
 小浜市は、オバマ大統領就任時に話題になりましたが、まさか、自分が行くことになるとは思いませんでした。
 小浜は京都に最も近い日本海側の港町としてかなり古くから栄えていたところで、三丁町はかつての花街だったところだそうです。今は美しい海に面した静かな街ですが、往時を偲ぶような趣のある建物が密集しています。
 小浜の街自体もよかったですが、単線電車の小浜線も、なかなかのどかでよかったです。おしゃるように、一つ一つの駅が個性的に作ってありますし、文字通り山あり海あり湖ありの車窓の風景も魅力的でした。

 小浜は平日訪れたこともあってかなり静かだったのですが、一方の長浜は休日訪れたので、たいへんな賑わいでした。行列ができているような店も多く、堂々たる大観光地、という感じでした。行きたいお店が他にもたくさんあったのに、時間がそれほど無かったのが残念です。
 若狭と同じく近江にもよい仏像がたくさんあるのですが、今回は近江の仏像は観ないことにして街探訪に絞って正解でした。
 びわ湖周辺には、他にも魅力的な街がたくさんあるので、またゆっくりと訪れたいと思います。

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