暗黒装丁の「暗黒神話」完全版&浮世絵で花火、他、スポーツの話題~8月のアルバム【三位一体節後16】

 明日(9月20日、三位一体節後第16日曜日)のカンタータは、


 初期のBWV161
 ライプツィヒ1年目(第1年巻)のBWV95
 2年目(コラール・カンタータ、第2年巻)のBWV8
 後年のBWV27
 以上4曲。


 各作品とも、それぞれの年代ならではの作風、まったくタイプが異なっていながら、たいへんな名曲ぞろい。
 まったくちがうアプローチから、この祝日のややこしくも深遠なテーマにズバリ迫っています。

 下の過去記事を見てみますと、BWV8についてくわしく触れないまま、ほっといていますが、このBWV8こそ、コラール・カンタータの最高峰の1曲。
 この曲から、バッハがさらに一段高い次元に突入したことは誰もが認めるところでしょう。

 と、いいつつ、まだ書かない。いや、書けない。 


 過去記事は、こちら↓


 <三位一体節後第16日曜>

    三位一体節後第16日曜(BWV8、95他)
    三位一体節後第16日曜(BWV27他)
    三位一体節後第16日曜(BWV95他)
      * コメント部分
    きちんと曲目解説~マタイへ続く道・バッハ氏の日常生活の視点から(BWV27)



 前の記事でも書きましたが、間もなくフィギュアスケートのジャパン・オープン。

 いよいよスケートシーズンの幕開け、今からわくわくした気持ちが抑えきれませんが、
 今回は、ちょっとだけ、それ以外のスポーツの話題を。 


 8月は、旅行以外はあまり出かけることなく、もっぱらTVでスポーツ観戦に明け暮れておりました。

 7月のツール・ド・フランスが終わったかと思ったら、世界水泳に世界陸上、さらには高校野球、それに続くWBSC U-18ベースボールワールドカップと、内外のスポーツ大会が次から次へと続き、スター選手も続々登場、大いに盛り上がって、片時も目が離せない状況でした。


 ツール・ド・フランスに関しては、以前前半戦のレースの概要、感想を記事にしましたが、その後、結局フルームが、前半戦のアドバンテージを生かし、終盤のアルプス山岳でのキンタナの猛追を振り切って、見事2度目の栄冠を勝ち取りました。
 現在のツールにおいては、総合力、チーム力が重要であることを改めて強く印象付けられる結果になりましたが、その意味で、フルーム&スカイチームこそ、正に真のチャンピオンにふさわしいと言うことができるでしょう。

 そして、総合力と言えば、サガン。

 何と、2着5回!
 しかも、その中には平地のスプリント向きステージだけではなく、山岳系のステージも含まれているのだから、これはもうびっくり。
 さらに、そればかりか、多くのレースで逃げ集団に加わり、3着、4着、ともに2回づつ。結局、タイムトライアルや上級山岳等の特殊なステージを除くすべてのステージで7着以内、区間優勝争いにからむというすさまじさ。
 これだけ常に上位を走り続けたわけですから、当然のように、4年連続となるマイヨ・ヴェールを獲得。
 サガン対策?のレギュレーション変更もあったようですが、それでもあっさりマイヨ・ヴェールをとってしまう。今ではすっかり、新「緑の男」として定着した感があります。
 しかし・・・・、
 それにもかかわらず、一勝もできないというのが、また別な意味ですごい。
 サガン、とにかく勝てない。
 今回のツールはかなり早い段階から、フルーム優勢の気配が濃厚になってしまっていたので、後半はずっと、何とか1勝だけでも、と、サガンの応援ばかりしていました。
 でも、今ステージこそは勝てるのでは、というところまで行っても、最後の最後に負けてしまう。
 スプリント力を軸に総合力がとびぬけて優れているかわりに、何か一つの力が少しだけ足りないのでしょう。
 こうなると、サガン本人も複雑なのではないでしょうか。
 もちろん、マイヨ・ヴェールはたいへんな栄誉です。世界中の数限りない自転車選手が目指しているにもかかわらず、その緑のジャージを最終的にまとうことができるのは1年でたった一人だけ。しかも、サガンはその栄誉に4年連続で輝いている。
 これ自体たいへんな偉業のはずなのですが、なぜか、表彰台などでいつもさびしそうな瞳をしているサガン。もともとそういう哀愁を帯びた顔のイケメンだということもあるのですが。
 類まれな能力を持ちながら、はたから見ると、いまいちどこを目指しているのかよくわからない、サガンのそういうところがわたしは大好きなので、今後も応援していきたいと思います。
 10月のさいたま、また来てくれるかな。


 他のスポーツに関しても書きたいことはたくさんありますが、ここではやはりプロ野球について触れておかねばなりません。

 早くもソフトバンク・ホークスがリーグ優勝を決めてしまいました。

 我がファイターズも、とにかく若手選手たちがたのもしく成長して、普段だったら間違いなく優勝争いに絡むような戦いをしていたのですが・・・・、
 ソフトバンク、強すぎ。各選手の技術力、それが一つになったチーム力が圧倒的な上に、何よりも一人一人の試合に対する心構えが決定的に違うような気がする。

 いくら頑張って戦っても、常にはるか先を突っ走っている。
 ギータにいたっては、トリプルスリー、って・・・・、何だ、そりゃ。
 
 それでも8月末のソフトバンク3連戦の時には、まるでクライマックスシリーズを先取りするようながっぷり4つに組んだすばらしい試合をしてくれて、結果1勝1敗1分け、若手の堂々としたプレーに感動、これは、もしかしたら、いけるかも、と淡い期待をいだいたのですが、
 次の9月の3連戦では、大谷以下ケチョンケチョンにやられ、このあたりからもともと大きかった差がさらにどんどん広がっていき、ついにパ・リーグ史上最速優勝というぶっちぎり独走を許す結果になってしまいました。

 こうなった以上、シーズン終了までに少しでもソフトバンクに近づいて、そして、西武orロッテにもがんばってもらって(まあ、もうほとんど抜かれる可能性が無いからこんなこと言うんだけど)、1位~3位の差を可能な限り最小にしてクライマックス・シリーズを迎えたいものです。
 1位から3位の間が25ゲーム差なんて、クライマックスシリーズ自体が何だか空しい気がする。まあ、そういうルールなんだから、勝てばやはりうれしいのかもしれないけど。


 そして、

 わたしにとって、最大のニュースは、何といても小笠原道大選手、ガッツさんの引退。

 わたしが、日ハム、というより、野球そのものをこんなに好きになったのは、まだ日ハムが東京の球団だった頃、ひょんなことで観戦した東京ドームの日ハムの試合で、ガッツさんの文字通りガッツあふれるプレー、そしてその孤高の侍然とした佇いに惚れ込んだのがきっかけです。
 日ハム、巨人、中日と渡り歩き(ヒゲも剃ったりまたのばしたり)、苦労の多い野球人生だったとは思います。2年連続セ・パ(実際はパ・セ)両リーグMVP達成、かなり早い時点で2000本安打達成、数々の記録と記憶に残るフルズイングの全力プレーを炸裂させながら、後半は常にケガに悩まされました。しかし、中日移籍後の最後の2年間は、相変わらずケガと戦いながらも代打請負人として孤高の地位を確立、地元名古屋のファンから深く愛されました。
 フル出場できなかったことは、ガッツさん自身としては不本意だったかもしれませんが、代打請負人としてのガッツさんもほんとうにかっこよかった。実にガッツさんらしい締めくくりになったと思います。
 来季からは、さらなる全力フルスイングで、熱血指導者として野球界を引っ張っていってほしいと思います。



 8月某日、ついに届いた!


 諸星大二郎 暗黒神話 完全版

  by 画楽美術館


 「40年の時空をこえて」新規に描き下ろされた108ページを含む完全受注生産版。


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 当初、7月発送予定とのことだったが、「書店販売では実現できない特殊な装丁を採用したため、製造工程に遅れが発生して」(公式HP)、結局8月後半になって届いた。

 この暗黒装丁ゆえに、遅れが生じた。工芸品か・・・・!?

 (公式HPの記述)

・カバーに特殊印刷を施しており、十分乾燥させる必要があるのですが、6月の天候不順、湿気の影響により、印刷後の乾燥工程に時間を要しております。

・また、書籍の天・地・小口(外側)に薄墨塗装を施しておりますが、この工程は機械を使用できず、全て手作業で行っております。

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 汚れたり、しわになったりするのが恐いので、作品自体は、連載中にこつこつ買いそろえた(表紙が表紙なのでかなり恥ずかしかった)画雅.magで楽しんでいます。

 基本的に「完全版」は、オリジナルの良さをまったく損なうこと無しに、最新の情報を加味しつつ解りにくかったところをすっきりと整理し、さらに物語のクライマックスをダイナミックにふくらませているので、これから読む方は、絶対にこちらがオススメ。
 何よりも画面が大きいのがたまらない。
 

 と、言っても、単行本の受注は締め切ってしまっているので、画楽.magを一冊づつ買って読んでください。



 夏の風物詩、花火。

 以前はあんなに行ったのに、最近は人混みの中移動するのが億劫になり、今年も一度も出かけていない。

 そのかわり、身近なところで行われた思いがけない企画によって、お江戸の花火を堪能することができた。


 8月のEchika池袋ギャラリー

 「川開きから隅田川花火大会へ」


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 パネル展示だったが、江戸博とのコラボ企画で、浮世絵の中の多様な花火を楽しむことができた。

 ガラス内の展示な上、真向いに明るい店舗が並んでいるため、写真があまりきれいでないことをおことわりしておきます。


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 いきなり目が釘付けになったのが、このブログではおなじみ、小林清親の花火。

 光と影の浮世絵師、清親にとって、花火は正にうってつけの題材。

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 あやしい影絵みたいな世界。

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 永島春暁の個性的かつバラエティに富んだ花火。

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 昇斎一景

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 国郷の放射型花火。

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 最後は有名な広重のわびさび型。

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 同じ花火でも、絵師によってまったく表現法、趣が異なるのが、浮世絵のすごいところ。


 何だか、久しぶりに花火が見たくなった。これからやるところ、あるかな。



 こんな影絵の展覧会も。以前もご紹介したものだが、なかなか凝った展示だった。


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 灼熱

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 そんな都会の一角の、

 蝉の声


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 恒例、地下街の氷。

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 板美、

 新しいのぼり。

 36歳?まだまだ若いな??

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 夕暮れの植物園。

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 お盆のアルバム。


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 久しぶりのチェブ・キャンペーン。

 これは、完全に出遅れてしまった。

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 こんなのができた。

 B級グルメファン、ご当地麺ファンとしては、毎日ふらふらと吸い寄せられてしまう。

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 さらに流浪するハッピーフクロウ。(関連記事、こちら

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 と思ったら、また前回の場所へ戻った。

 安住の場所にたどり着く日はいつ?

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 豊島区役所新庁舎の建物にある、季の庭


 以前、紅蘭のことは書いたが、これはその隣にある和食レストラン。

 温泉リゾート等を展開している企業の系列店らしいが、ランチ・メニューは、和食はもちろんのこと、洋食も充実していて、おいしくて値段も手頃。(しかも、店名通り、メニューは季節によって変わるみたい)
 こういう店はありそうで無かったのでうれしい限り。たくさんの和洋の弁当や定食があって迷ってしまうが、実は、シンプルなカレー(メニューでは「ライスカレー」)とラーメン(醤油)もオススメ。
 どちらも、特に驚くほどのことはない当たり前の味なのだが、基本中の基本のツボを見事についた、記憶の最も奥にあるような懐かしい味。


 カレーは、わたしが食べた時は、ポーク(角切りバラ肉)とチキンの時があった。それに、日替わりのサラダ、漬物がつき、なぜかレモンティーもついてくる。
 ラーメンは、チャーシューのかわりに鶏肉がのっているのが、鶏の風味のダシと良くマッチしていてうれしい。

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 季節のミニごはんを一緒に頼むと、りっぱなセット。
 写真は玉蜀黍と枝豆のごはん。

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 そば、うどんは無いが、稲庭うどんがある。種類も豊富。
 写真は、海老と玉蜀黍のかき揚げ稲庭うどん(冷やし)。

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 夏のひびき庵。アナゴ天。

 さくっとした衣で、中はふわふわ。

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 身近な仙台めし


 左、暑い日のアンテナショップ。ずんだソフトの大行列。
 店の入り口でキラリと光る三日月がかっこいい。親方様~~。

 右、マーボ焼きそばは、東京でも、コンビニやスーパーで普通に売られている。
 ただし、そばはカリカリでないので、仙台のマーボー焼きそばとは言えないかも。

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