令和な初夏の仏像たち at 上野【聖霊降臨節】
今日(6月9日)から3日間、聖霊降臨節。
冬のクリスマスに対し、夏の聖霊降臨節、と並び称される大祝日です。
質・量ともに、クリスマスや復活節にも並ぶカンタータがそろっています。
一言コメント付カンタータ一覧表をご参照の上、さわやかな初夏のカンタータをお楽しみください。
過去記事は、こちら↓
<聖霊降臨節>
お気に入りアリアその2(BWV74)
永遠の炎、愛の源(BWV34)
初夏に降りそそぐ灯火~聖霊降臨節 【聖霊降臨節・カンタータ一覧】
お気に入りのアリア 踊る双子の兄弟(姉妹?)ふたたび~BWV173、184ほか
お気に入りのアリア 「夏への扉」~BWV68、174
バッハの「第3年巻」~BWV39、34の話題を中心に
この季節は、毎年仏像記事になることが多いが、
今日も、この初夏、平成→令和の大連休を中心に、上野で観ることができた魅力あふれる仏像たち。
びわ湖長浜KANNONHOUSE
井口日吉神社内、円満寺(阿弥陀堂)
日吉山王二十一社本地仏のうち、十一面観音坐像他
すでにお帰り。
頭の顔が小っさくてかわいい。

阿弥陀堂の内部は、こんなに密度の濃い仏像空間。
日吉山王二十一社本地仏のほとんどすべてが揃っているという貴重な遺構。
特別展「国宝 東寺―空海と仏像曼荼羅」 トーハク
すでに終了。
~撮影可能だった、イケメン帝釈天様
総合文化展でも、このような魅力企画が。
特別展との関連企画、「密教彫刻の世界」
これは、~6月23日(日)まで。

しかし、以上見どころ満載の、今回の平成→令和の大型連休の仏像展示の中で、
一番の見どころは、これだったかもしれない。
平成31年新指定国宝・重文
特に仏像ルームをまるっと使って、新たに国宝・重文に指定された、全国各地の普段あまり目にする機会の少ない珍しい仏像、貴重な仏像を大集合させた圧巻の仏像空間は見ものだった!
中でも、新国宝仏像!
唐招提寺の一木造の仏像群もちろんすごいが、
京都安祥寺(京博に寄託中)の五智如来坐像(五躯のうち三躯がおでまし)の、ポカーンと突き抜けたような、気宇壮大さ、壮麗さ!
特別展の東寺立体曼荼羅で、かんじんの各グループの本尊が、一体もいらしていない寂しさを補って余りある圧倒的な存在感!
写真撮影禁止なのが残念。
おたま地蔵様が、2体に増殖なさってらして、腰が抜けそうになった。
ユリノキ
令和
冬のクリスマスに対し、夏の聖霊降臨節、と並び称される大祝日です。
質・量ともに、クリスマスや復活節にも並ぶカンタータがそろっています。
一言コメント付カンタータ一覧表をご参照の上、さわやかな初夏のカンタータをお楽しみください。
過去記事は、こちら↓
<聖霊降臨節>
お気に入りアリアその2(BWV74)
永遠の炎、愛の源(BWV34)
初夏に降りそそぐ灯火~聖霊降臨節 【聖霊降臨節・カンタータ一覧】
お気に入りのアリア 踊る双子の兄弟(姉妹?)ふたたび~BWV173、184ほか
お気に入りのアリア 「夏への扉」~BWV68、174
バッハの「第3年巻」~BWV39、34の話題を中心に
この季節は、毎年仏像記事になることが多いが、
今日も、この初夏、平成→令和の大連休を中心に、上野で観ることができた魅力あふれる仏像たち。
びわ湖長浜KANNONHOUSE
井口日吉神社内、円満寺(阿弥陀堂)
日吉山王二十一社本地仏のうち、十一面観音坐像他
すでにお帰り。
頭の顔が小っさくてかわいい。

阿弥陀堂の内部は、こんなに密度の濃い仏像空間。
日吉山王二十一社本地仏のほとんどすべてが揃っているという貴重な遺構。
特別展「国宝 東寺―空海と仏像曼荼羅」 トーハク
すでに終了。
~撮影可能だった、イケメン帝釈天様
総合文化展でも、このような魅力企画が。
特別展との関連企画、「密教彫刻の世界」
これは、~6月23日(日)まで。

しかし、以上見どころ満載の、今回の平成→令和の大型連休の仏像展示の中で、
一番の見どころは、これだったかもしれない。
平成31年新指定国宝・重文
特に仏像ルームをまるっと使って、新たに国宝・重文に指定された、全国各地の普段あまり目にする機会の少ない珍しい仏像、貴重な仏像を大集合させた圧巻の仏像空間は見ものだった!
中でも、新国宝仏像!
唐招提寺の一木造の仏像群もちろんすごいが、
京都安祥寺(京博に寄託中)の五智如来坐像(五躯のうち三躯がおでまし)の、ポカーンと突き抜けたような、気宇壮大さ、壮麗さ!
特別展の東寺立体曼荼羅で、かんじんの各グループの本尊が、一体もいらしていない寂しさを補って余りある圧倒的な存在感!
写真撮影禁止なのが残念。
おたま地蔵様が、2体に増殖なさってらして、腰が抜けそうになった。
ユリノキ
令和
この記事へのコメント
以前に唐招提寺を訪ねたときは新宝蔵公開の時期ではなくて、木造薬師如来立像と獅子吼菩薩像のお姿を拝まなかったです。新宝蔵公開の時期に再度訪ねたいですね。
安祥寺の五智如来像は京博に寄託されているそうですが、一度そこでお姿を拝みたい仏様たちですね。京都の山科にある安祥寺は普段非公開のお寺ですが、先月初めにそこの特別公開を訪ねました。公開された十一面観音立像は奈良の桜井にある聖林寺の十一面観音さまと制作時期が近いせいか少し似て立派なお方ですし、半丈六の鎌倉期の地蔵菩薩坐像の立派なお姿も楽しめました。
安祥寺の十一面観音さまは、以前、平城遷都1300年の時に奈良博で行われた遣唐使展で幸運にも拝観することができました。
おっしゃるとおり、聖林寺の十一面観音さまに雰囲気が良く似た実に美しいお姿で、いっしょに展示されていた薬師寺東院堂の聖観音さまと比べても決して遜色無い佇まい。まだそれほど知られてはいなかったので、こんな仏像がまだまだいらっしゃるんだ、と驚いたものです。
トーハクの東寺展にもいらっしゃっていた、観智院のめずらしい五大虚空菩薩さまも、もとは安祥寺の仏像だったそうですし、
それにこの雄大極まりないな五智如来像!
安祥寺、もとはどれだけスゴイお寺だったんだ!と改めて驚かされますね。