精霊降臨節 ハナミズキと藤

まずは、先週のカンタータを聴いた一口コメントから。


いずれも、ヘンスラー全集のリリング盤。


復活節後第6日曜日のカンタータから、
今回も引き続き、1年目、器楽オブリガート付コラール編曲楽章を有する「定型カンタータ」のBWV44。
定型カンタータ、さらには第1年間の最終曲になります。

冒頭の聖句楽章は、二つのオーボエとbc+デュエット、そして全合奏+合唱、の2段構成になっている豪華版!
オーボエの響きが心にしみる短調のアルトアリアに続く、このシリーズの最大の特徴であるオブリガート付きコラール楽章。長調なのに、繊細で緻密なbcのオブリガートがさらに心にしみわたる!
そして、その後で炸裂するのが、一点の曇りの無い大空にはばたくかのような、ソプラノアリア!技巧的な歌唱も楽しい。
イザークの「インスブルックよ、さようなら」に基づくコラールが多彩な全曲をしめくくる。


復活節後第6日曜日のカンタータは、あと1曲だけしかないので、一緒に聴いてしまいました。
2年目、ツィーグラー・シリーズのBWV183。
上記BWV44と同じタイトル(インチピト)。
この前の週のBWV128に続き、ここでも4本のオーボエが活躍する豪華版。この時期、よほどたくさんのオーボエ奏者がライプツィヒに滞在していたのだろうか。
この曲においては、その4つのオーボエが活躍するレチタティーヴォが聴き応えある。
ヴィオロンチェロ・ピッコロが活躍するしっとりとしたテノール・アリア、オーボエがオブリガートのソプラノの舞曲アリアも秀逸。



さて、今日(5月31日)から3日間、精霊降臨節、冬のクリスマス、春の復活節と並ぶ初夏の夏の大祭です。

カンタータは、それこそクリスマス、復活節と同じように、バッハ渾身の力作がズラッとそろっています。
すべてが初夏らしい雄大さ、さわやかさに満ちた大傑作です。

初夏に降りそそぐ灯火~聖霊降臨節 【聖霊降臨節・カンタータ一覧】

をご覧の上、ぜひ、あなたのお気に入りの一曲を見つけてください。


過去記事は、こちら↓

<聖霊降臨節>

  お気に入りアリアその2(BWV74)
  永遠の炎、愛の源(BWV34)
      初夏に降りそそぐ灯火~聖霊降臨節 【聖霊降臨節・カンタータ一覧】
  お気に入りのアリア 踊る双子の兄弟(姉妹?)ふたたび~BWV173、184ほか
  お気に入りのアリア 「夏への扉」~BWV68、174
  バッハの「第3年巻」~BWV39、34の話題を中心に



ハナミズキと藤

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