復活節のおすすめカンタータ

春の喜びに湧き立つカンタータ!


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今日、4月4日から3日間、いよいよ復活節です。

復活節には、日本人が思い描くしかつめらしいバッハのイメージなどいっぺんに吹き飛んでしまうような、底抜けに明るく楽しい、そしてあまりにも美しいカンタータの名曲がズラリと並んでいます。

今日はその中でも、春の到来を高らかに告げる、生きる喜びと生命力に満ちあふれたとっておきの2曲をご紹介いたします。

教会カンタータ第134番
BWV134 「イエスが生きていると知る心」

教会カンタータ第66番
BWV66 「喜びなさい、あらゆる人の心よ」

この2曲、曲想がよく似ているばかりか、
どちらもVn をオブリガートに持つ「天国的な長さ」のデュエット・アリアをその中核に含み、それが一番の聴き所となっています。
まるで、双子の兄弟(姉妹)のようなカンタータ。

これらのアリアの、どこまでも続く壮麗極まりない#対位法 的な光の波動に包まれていると、もういつまでもいつまでもその中に浸っていたくなってしまいます。

両曲とも、ケーテンの#世俗カンタータ → 後年#教会カンタータ に転用と、いう、わたしの最も好きなパターンの曲。

ケーテン時代は、短い間でしたが、バッハがその生涯において唯一教会のカントルではなかった、器楽の「傑作の森 」。

従って教会カンタータにはケーテン時代の作品はない、というのが定説ですが、
それはまったく表面的な見方で、
実際には、知られざるケーテン時代の傑作、失われたコンチェルトの断片や世俗カンタータなどが、教会カンタータの膨大な山のあちらこちらに、まるで宝石のようにちりばめられているわけです。
その宝探しこそ、教会カンタータを聴く醍醐味の一つ!
そして、そんな宝石たちの中でも、ひときわあざやかに光り輝いているのが、この2曲!

まぶしいくらいに明るく、はじけんばかりの躍動感にあふれたケーテンの音楽こそ、春の訪れを喜ぶお祝い、復活節にふさわしい!

コロナ禍で自由に好きなところに出かけられない今こそ、
バッハが用意してくれた麗しい春の野辺で憩いましょう!

だだし、ただひたすら美しく、はまってしまうとなかなか抜けられなくなる可能性があるため、お気をつけあれ。

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この2曲の音楽と名演の詳細についてのブログ記事↓
https://nora-p.at.webry.info/200704/article_8.html

バッハの膨大な復活節のカンタータの、一言コメント付き一覧表↓
https://nora-p.at.webry.info/200704/article_7.html

どちらも美しい春の絵や写真満載!
ぜひごらんください!

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