テーマ:バッハの源流への旅

海のデュファイ、花のデュファイ。鎌倉で聴くスラファセパル~ヴォーカル・アンサンブル カペラ定期

 以前鎌倉でデュフィを観て、海とデュフィについての記事を書いたことがありました。  上の写真も、いかにも「海とデュフィ」という感じですが、今回はデュフィではなくデュファイ、わたしが最も愛する作曲家、あのデュファイです。  海沿いの街、鎌倉で聴いたデュファイ。  「海とデュファイ」というと意外な組み合わせのように感じ…
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現代においてオケゲムを演奏するということ~ミサ「ロム・アルメ」☆ヴォーカル・アンサンブル・カペラ定期

 ヴォーカル・アンサンブル・カペラ 2012/2013シーズン定期公演  オケゲム ミサ「ロム・アルメ」   グレゴリオ聖歌とルネサンス・ポリフォニーによるミサ形式の演奏会   @ 聖アンセルモ・カトリック目黒教会  * もちろん演奏中は撮影禁止ですが、休憩中や終演後は撮影OKということで…
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オケゲムの新しい地平~最近聴いたCD・古楽編。新譜特集。

 浅田真央さん、世界選手権、フリーで巻き返しての銅メダル、おめでとうございます。  そして、侍ジャパン、この強豪ひしめく大会で、アメリカまで夢をつないでくれてありがとう。  早いもので、いつの間にか、レントももうすぐ終わり。  取り急ぎ、まだ取り上げていないCDを。あんまりすごいCDなので、今日は1枚だけ。  C…
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音楽の王・ルブロワットの神髄に触れた!~バッハ源流の旅・特別編【顕現節後第3日曜日】

 今度の日曜(1月24日)は、顕現節後第3日曜日。  カンタータは、  第1年巻のBWV73  コラール・カンタータのBWV111  後期(3年目)のBWV72  さらに後期(1729年)のBWV156  の4曲です。  BWV156は、おなじみ「冬のラルゴ」で始まる後期の名作。  過去記事は、こちらとこちら…
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バッハ源流への旅・番外編 デュファイ「ス・ラ・ファセ・パル」再び~中世・ルネッサンス音楽の本のご紹介

 週末ですが、アドヴェントなので、カンタータについてはお休み。  春のレントの時みたいに、好きな作曲家のことを気ままに書いていきます。  と、いうわけで、またまたまた、デュファイ。   まずは、何も言わずに、聴いてみてください。  500年以上前、15世紀半ばに、ヨーロッパ中で大ヒットした恋の歌です。  演奏しているのは、…
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バッハの源流への旅・その12~巡礼の歌・モンセラートの朱い本

 この記事は、こちらの↓道標で、位置を確認しながら、お読みになってください。 中世音楽・旅の道標 前編・後編  アルフォンソ10世。  世界史の上では、レコンキスタの嵐が吹き荒れるイベリア半島・カスティーリャ王国において、特に実績の無い平凡な王、というか、偉大な父に対してダメダメだった王と…
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バッハの源流への旅・その10-2~さらに中世へ・セクエンツィアの名盤でたどる今後の旅の道標(後編)

 今後の中世音楽への旅の道標となる、駆け足中世音楽史。  (3分でわかる?中世音楽の流れ)     中途半端なままになっていて、申し訳ありませんでした。  その続き、後半を、おしまいまで一息に書いてしまいましょう。  初めての方は、まず、前半をごらんになってください。  さて、12世紀初頭。  フランス南部…
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バッハの源流への旅・番外編~オケゲム、再び

「オケゲム / ミサ 『エッチェ・アンチルラ・ドミニ』」について  aostaさんが、オケゲムの、高名な割には実際にはほとんど聴く機会の無いミサ、  「エッチェ・アンチルラ・ドミニ」のCDの、すばらしい記事をお書きになりました。  よけいな先入観無しに作品と向き合って、生き生きとした感想を、感動的な文章でつづってらっしゃ…
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源流への旅11 古すぎて斬新!トロープスレチタティーボ~三位一体節後第5日曜(BWV93他)

 この頃、記事の中にリヒターの名前が登場することが多くなってきました。  実際、わたしも、リヒターを聴く機会が増えています。  リヒター=夏、というイメージがあるのです。  今週のカンタータ、BWV93の冒頭合唱も、リヒターの雄大な表現を聴くと、  夏空に湧き起こる入道雲などが思い浮かんで、  「さあ、夏だ!」という気持ち…
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バッハの源流への旅・その10~さらに中世へ・セクエンツィアの名盤でたどる今後の旅の道標

 七夕の夜に、再び、天体の音楽=中世の音楽について。  星も見えぬ東京に戻ってきました。  星が見えなくても、わたしたちは、音楽を聴くことができます!  バッハの源流への旅、これから、いよいよ中世へと足を踏み入れていくことにします。  中世の音楽は、…
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バッハの源流への旅・その9~惑星の音階、天体の音楽

 「惑星の音階」について  aostaさんの興味深い記事を読ませていただき、わたしも少し書いてみたくなりました。  わたしの場合、いつもみたいに、ウンチク+曲紹介になってしまいますが、  お許しください。      宇宙に流れる音楽、宇宙を貫く音楽が存在する、  あるいは、  宇宙の森羅万象は音楽的である、 …
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バッハの源流への旅・その8~デュファイ・ミサとシャンソン、「ス・ラ・ファセ・パル」

 「ス・ラ・ファセ・パル」(「わたしの顔が蒼いのは」)  SE LA FACE AY PALE  * 昔の教科書などでは、「セ・ラ・ファセ・パル」となってるものがあり、    そのまま使ってたのですが、(歌もセ~~、と聴こえるのが多い)    フランス語の発音は「ス」で、CD検索などの際も、こちらが一般的なので、   …
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バッハの源流への旅・その7~聖週間・幻のエレミヤ哀歌

 【幻のエレミヤ哀歌】  聖週間、というと、真夜中の音楽、エレミヤ哀歌。  クープランやシャルパンティエの、幻想的な美しさをたたえたルソン・デ・テネブル、  さらにはトマス・タリスの名曲を思い浮かべる方も多いことでしょう。 (ほんとはクープランのことでも書きたかったのですが、わたしはバロック音楽に疎いので、  どうがん…
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バッハの源流への旅・その6~異郷の幻影・ブルゴーニュシャンソン(CDのご紹介-1)

 それでは、どんどんCDをご紹介します。  まずは、泣く子も黙る、名盤中の名盤、3組から。  はじめは、やっぱり、これでしょう。  ☆ シャンソニエ・コルディフォルム(ハート型シャンソン集・全曲)      アントニー・ルーリー/コンソート・オブ・ミュージック  15世紀後半…
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バッハの源流への旅・その5~異郷の幻影・ブルゴーニュシャンソン(1)

 四旬節(レント)に入り、カンタータはしばらくお休みです。  ほっと、一息。  大好きな、ブルゴーニュ・シャンソンのことでも書こうと思います。   ブルゴーニュ・シャンソン   その世界の美しさ、不思議さを、いったい何にたとえればいいでしょう。  でも、…
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バッハの源流への旅・その4~オケゲム「プロラツィオーヌム」

 バッハといえば、対位法のイメージが強いですが、  かつて、「ルネッサンスのフーガの技法」と言われていたのが、  オケゲムのミサ「プロラツィオーヌム」です。  * ↑クリックすると、参考に現代譜を見ることができます。     (昔わたしが参加した古楽講座の先生が書きおろしてくださったもの)  これはかん…
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バッハの源流への旅・その3~デュファイ「アヴェ・レジナ・チェロールム」

 その2では、デュファイ(その他)のミサ「ロム・アルメ」について書きましたが、  今回はその続き、デュファイの最高傑作、「アヴェ・レジナ・チェロールム」についてです。  デュファイのミサ「アヴェ・レジナ・チェロールム」は、  バッハにおけるロ短調ミサのような、生涯の総決算とも言える作品です。  デュファイは、最晩年に同名…
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バッハの源流への旅・その2~ミサ「ロム・アルメ」

 前回のグールドに続いて、「ロム・アルメ」つながり、今度は、古楽の話です。  平均律第2巻、古様式のホ長調フーガのことを書きましたが、  ホ長調フーガ、と言えば、ロム・アルメ、(=俗謡「戦士たち」)  ロム・アルメ、と言えば、ルネッサンスのほとんどの作曲家が、ロム・アルメに基づく、それぞれ個性的なミサを書いていますが、  や…
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バッハの源流への旅・その1~初期フランドル楽派(デュファイ、オケゲム、ジョスカン)

 その音楽は、自然そのものです。  たとえようもなく、たおやかで、のびやかで、まるで大河のように滔々と流れ、やがて銀河を思わせる大きな渦になって空間全体を満たします。  決してロマン派の音楽などではありません。それは、たった4人の人間の声による音楽です。  しかも、それは、たったいま生み出されたばかりの清冽きわまり…
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