1年の最後の日没~降誕節後第1日曜(BWV152他)

 年もいよいよ押し迫ってきましたが、今日、12月30日は、降誕節後第1日曜日。
 去年に続き、今年もこの祭日がありました。

 カンタータは、

 初期(1714)の、BWV152 「信仰の道を進みなさい」
 第2年巻(1724・コラールカンタータ)の、 BWV122 「新たに生まれしみどり児」
 後期(1725)の、BWV28 「神に賛美あれ!今、年は終わりぬ」

 です。

 クリスマスの記事、
 一言コメント付きクリスマスカンタータ一覧のおしまいに、
 これらのカンタータについてものせてますので、ぜひご参照ください。

 ヴィオラ・ダ・モーレが活躍するBWV152のアリアを始め、
 1年間をしみじみとふりかえり、感謝するアリア等がたくさん。

 過ぎ去りゆく1年への感謝、と言えば、
 新年のカンタータにもそのような曲が多く、
 コラール・カンタータ、BWV41のヴィオロンチェロ・ピッコロのオブリガート付きテノール・アリアなど、その最たるもの。

 大晦日、みなさん、何かとあわただしいとは思いますが、
 10分だけでも時間をとって、これらの曲を聴きながら、静かに年越しされてはいかがでしょうか。



 さて、1年間を振り返る、と言う意味では、
 わたしは、1年の最後に沈みゆく夕日をながめることが多いです。

 昔はよく、わざわざ夕日がよく見えるポイントまで、見に行きました。

 初日の出がすごくちやほやされてるのに、最後の日没は、ほとんど誰にも相手にされず、
 夕日がさびしく沈んでいくのが、なんとなくかわいそうな気がするのです。

 まあ、そもそも、性格上、朝日よりも夕日の方が好きですし、これだとわざわざ寒い元日に早起きしなくてすむ、というメリットもあります。


 きっかけは、またまた登場、E君で、12月31日に、突然こう言い出したのです。
 「初日の出はよく見に行くけれど、大晦日の日没は、あまり見にはいかないな。
 よし、これから見に行こう」
 実際に見てみると、何でもない、ただの日没でしたが、
 彼はそれなりに感動したようで、
 「まだ呼び名は無いかもしれないな・・・・。そうだ、大日没、と名づけよう」などと言っていました。



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 と、いうわけで、20世紀、昭和の夕日を懐かしむイラストです。
 Nackyさんのリクエストも描きましたので、よろしかったら、こちらもごらんください。
 意外と楽しいので、この後も継続予定。
 たまにのぞいてくださるとうれしいです。



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カンタータ日記・奥の院

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カンタータ日記・大阪モダン建築図鑑

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この記事へのコメント

S君
2007年12月30日 12:43
さっそく152番を聴きました。ヴィオラダモーレがみやびな音です。イエスと魂の2重唱がとても美しい!鈴木美登里さんが歌っていますが、私好きです
、この人。今どうしておられるんでしょうねー。

それから…
いいですねー、メトロン星人。哀愁がありますねー。ウルトラマンに出てくる怪獣たちはみなどこか哀愁がありました。特に怪獣の墓場に住む骨だらけの何とか言う怪獣とか(笑)。私はウルトラマンの前のウルトラQから見ていましたが、とても不気味でしかも哲学的な味がありました。
Nacky
2007年12月30日 17:01
Noraさま
いつもお世話になっております。
早々にクリスマスプレゼントとして「キングジョー」をいただきながら
お礼が遅くなってしまい申し訳ございません。
メトロン星人も良いですね。
昭和の下町ってところが・・・・(笑み)
クリスマスは如何でしたか?
私は、フルートアンサンブルによるミニコンサート(くるみ割り人形)と
CD(クリスマスオラトリオ、ミサ曲ロ短調)で過ごしました。
今年の半ばからですが、いろいろと勉強をさせていただき、本当にありがとうございました。
未だ、1日強、残っておりますが、ひとまず本年のお礼を申し上げます。
Papalin
2007年12月30日 21:07
Noraさん、感謝を言わせてくださいな。
Noraさんとこちらでお会いできて、本当に有意義な一年となりました。音楽から遠ざかって何年、リコーダーからは十年以上・・・そんな私がこうして様々な音楽を"演奏"することができたのは、今思うと不思議でなりません。例え元旦に誓ったとしても、3日もたてば忘れてしまう人です。

やはり、一年を通じて支えて応援して下さった方々のおかげだと思っています。Noraさんからは色々教わりました。バッハだけでなく、ゴーヤだけでなく、様々なことを学びました。ありがとうございます。

後半では、大好きなバッハに正面から対峙する畏れといいますか、何か大きなものの前で(大日没ではありませんよ)、萎えてしまった弱い動物であるかのようになってしまいましたが、僕の場合、バッハ熱は必ず復活しますので、今は時が来るのをのんびり構えて待っていようと思っています。

2008年。いい年だといいな。
またヨロシク!!!
                   Papalin
tona
2007年12月30日 21:32
Noraさん、こんばんは。
今年もいよいよ終わろうとしていますね。
超お忙しくても心豊かなユーモアあるPapalinさんのお陰でNoraさんを知ることができて、本当に楽しい思いをたくさんしました。
万能なNoraさんになかなか追いつきませんが、これからもどんどん刺激を与えていただき思います。
無知ゆえに素敵なバッハの世界を語ることはできませんが、扉を開いていただいたことに感謝です。
昨日は半日も小澤征爾さんの番組を見ていて感動していました。
来る年も宜しくお願いいたします。
良いお年をお迎え下さい。
S君
2007年12月30日 23:40
本来バッハの話題でしょうが、年末のご挨拶をかねてブルックナーの話題を少々させてください。

今日の午後はブルックナーNo3番をジョージ・セルで聴きました。非常に感動しました。セルの演奏は精緻で筋肉質、いわば室内楽的なブルックナーですが、過不足ない程度のスケール感があり、何より音楽的に充実しているので満足度がとても高いです。アンサンブルは厳しく管理されていますが、その反面、人間的でしなやかな温かさもあります。これも素晴らしいブルックナー!

思えば、今まで3番といえば、かろうじてベームを聴いていたくらいで、あまり自分とは相性が良くない曲と思い込んでいました。ところが、このところのNoraさんとのやり取りで、次第に3番が好きになり今では大好きな曲のひとつになりました。すごく感謝しています。m(_ _)m 
S君
2007年12月30日 23:42
今年の後半は、Noraさんとバッハやブルックナーの話題でとても楽しく過ごさせていただきました。楽しいだけではなく、開眼させられることが多くて、「持つべきものは良き音楽の友」との思いを強くしています。

というわけで、来年もよろしくお願いします。良いお年をお迎え下さい。

私は明日から数日長野の方に行って、カンタータ21番などを歌ってきます。
雪がすごそうですが(笑)
2007年12月31日 10:45
 S君さん。どうも。
 美登里さん、この頃、出てらっしゃらないんですか。後期になるにつれ、オペラチックな曲が増えてくるので、そのせいでしょうか??

 怪獣墓場の番人は、シーボーズですね。石(といっても人間にしたら巨大な岩)を蹴ってさびしがり、始末に負えないので、みんなでロケットに乗せて(くくりつけて・笑)宇宙に送り返してあげました。
 うう。描きたくなってきた。でもむずかしそうだな。

 わたしのまわりの人にブルックナーの版の話などしても、たいていはポカーンとするばかりなので、こちらこそ、とても楽しいです。
 演奏などについて、頼りにしていますので、またいろいろと教えてください。
 かぜなどひかれませんよう。よい年をお迎えください。
2007年12月31日 11:07
 Nackyさん。
 しつこく見ろ、見ろ、と言って、こちらこそほんとうに申し訳ございません。(笑)
 意外とうまく描けたような気がしたものですから、つい。(そうか?)

 メトロン星人、昭和を代表する宇宙人ですね。
 4畳半でちゃぶ台を囲んで座り込み、セブンと話しあったシーンや、
 真っ赤な夕日の工場街をバックに、まるで遊んでるかのようにセブンと戦ったシーンなど、忘れられません。

 クリスマスに、くるみ割り人形、いいですねー。わたしも大好きです。
 わたしの方は、クリスマス以後、またまた、ちょっとすごいCDをたて続けに聴いてしまいました。
 来年また、落ち着いて感想を書きたいと思います。

 Nackyさんの突然のコメント、いつも、楽しみにしています。
 来年もまたよろしくお願いします。よいお年をお迎えください。
2007年12月31日 13:32
 こんにちは、Papalinさん。

 わたしの方こそ、たくさんの音楽のプレゼントをいただき、
 また、カンタータや古楽等をふだん聴いたことが無い方もにも喜んでいただいて、Papalinさんとaostaさんには、感謝しても感謝しても足りません。
 さすがに甘えすぎてしまったかな、と、ちょっと反省もしていますが。(笑)
 どうかPapalinさんのペースで、バッハに限らず、よい音楽、楽しい音楽を、来年も聴かせてください。

 tonaさんもコメントでおっしゃられていますが、わたしは、aostaさんからPapalinさんをご紹介していただき、さらにtonaさんをご紹介していただきました。
 ブログを始めた時は、まさかこのような出会いがあるとは、夢にも思いませんでした。わたしこそ筋金入りの三日坊主ですが、こんなに続いているのはみなさんのおかげだと思っています。

 それでは、来年も、よろしく!
 2008年が、Papalinさんたちにとって、よい年になりますように。
2007年12月31日 13:34
 tonaさん。どうもありがとうございます。
 わたしは万能などではなく、口だけの人間ですが、
 お元気で、ありとあらゆることにチャレンジなさるtonaさんにあこがれ、少しでも多くのことを見たり、聴いたり、読んだりしようと思うようになりました。
 tonaさんが次にどこに行かれるか、何をご紹介してくださるか、毎日楽しみでしかたありません。
 わたしも、tonaさんにご報告するのをはげみにして、あちこちに出没しようと思ってます。(笑)
 来年も、どうかお元気で、また楽しいお話をお聞かせください。

 それでは、よいお年を!
koh
2007年12月31日 18:12
Noraさん、今年はいろいろ教えていただいたり、楽しませていただいてありがとうございました。わたしは最近ヘンデルに傾いてしまって、アリア集やカンタータばかり聴いていました。

この間買ったコジェナーのアリア集、しょっちゅう聴いています。彼女がすぐそばで歌ってくれているような気がしてくる、そんな歌い方がとても気に入っています。

それから、アンナ・コロンディ(ソプラノ)というひとのイタリアンカンタータ集を手にいれました。タイトルは「ジャスミンの花」。7曲収録されているうち、5曲がはじめて聴くものだったので、うれしいです。

今日は、自宅の窓から家々の屋根に沈む「大日没」を見ました。「大日没」も悪くない名前ですが、「日の入り納め」というもまたいいのではないかと考えていますが、いかがでしょうか。

来年もよろしくお願いいたします。よいお年をお迎えください。
2007年12月31日 21:41
 kohさん。 
 「ジャスミンの花」ですか。タイトルからしていいですねー。
 ヘンデルは、やさしくて、ほんとうに大きいです。
 来年は、もっと、ヘンデルで盛り上がりましょう。

 ところで、昨日の夜、有楽町に行けたので、教えていただいた仲通りのイルミネーションも見てまいりました。とても、落ち着いた感じで、すばらしかったです。おかげ様で、しっとりとした師走の夜を楽しむことができました。年が明けたら、また記事にしたいと思ってます。

 日の入り納め、の方が断然すてきです。もう今から、そう呼ぶことに決めました。
 今日の東京は、日中雲が多かったですが、夕方は空も澄みわたって、すばらしい日の入り納めを見ることができましたね。

 kohさんは、かなり早い時期からいつもあたたかいコメントをくださって、心から感謝しております。また来年もよろしくお願いいたします。
 良いお年を!

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