海と花の国の1000年の祭り。すごすぎ!安房国司祭「やわたんまち」・後編

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 さて、山車がすべて町に繰り出してしまった後は、
 第2のクライマックス、
 今度は、始めにご紹介した、館山市・南房総市の各地から集結した10基のお神輿+八幡神社のお神輿、
 計11基のお神輿が主役です。



 神輿還御


 これから、なんと4時間近くにわたって、
 各神輿が順番に、それぞれ、20~30分もかけて、
 本殿周辺を所狭しと走り回り、
 モミ(波のように左右に傾ける)、
 サシ(高くかかげる)、
 を延々と繰り返した後、それぞれの神社へ還っていくのです。



 まずは、安房の国・一ノ宮、安房神社の神輿から。

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 これが「モミ」だ!

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 そして、これが「サシ」!

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 激しく熱気あふれる神輿の状況を、実況が、妙に冷静な声で、
 「ご覧ください。もんでおります、たいへん激しくもんでおります。」
 などと言うのが、とってもおかしかった。


 本殿前で、「モミ」。

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 さらにまた、「サシ」。

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 いつまでもいつまでも、これが続く。
 見ている方が苦しくなってしまうほど。


 やがて、それぞれの神輿は、八幡神社を後にして、それぞれの神社への帰路につく。
 もちろん、この後、さらに街を練り歩くことは言うまでもない。

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 その中で、ただ一基、八幡神社の神輿だけは、参道を出て、まっすぐ海へと向かう。



 お浜出・神幸祭



 いったいどんなものなのか、八幡神社のお神輿についていきました。


 疾走する八幡神社の神輿。

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 一路、海へ。

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 浜(北条海岸)に面した広場で、厳かに行われた、神幸祭。

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 一方、前編の最後で神社を後にした各町の山車たちは、その後、きらめく灯火で身を飾り、町を練り歩いた後、
 お祭りのしめ、年番渡しの儀を行なうため、館山駅の駅前広場に次々と集結。
 わたしたちも、館山駅へ急ぐ。


 お船と南町山車。灯りが夢のように美しい。

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 六軒町山車、到着。

 街中でも、激走する。

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 神明町山車、到着。

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 すさまじい勢いで駅前広場に突入し、そのまま、広場を3周、定位置に着く。
(その場の状況で、周回しない山車もあった)

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 その間ももちろん、あのハイテンションなお囃子は、決して絶えることない。

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 再び、勢ぞろい。

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 大地を揺るがすような壮絶なお囃子は、この後、いつまでも夜空に響き続ける。

 そして、こうしている間も、八幡神社では、神輿の激しい「モミ・サシ」が、いつ果てることなく続いていることでしょう。



 翌朝の館山駅前。南欧風の駅舎+ヤシの木が美しい。

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 祭りの後の静けさ。
 あの渦巻くような熱気、大観衆は、いったいどこに消えたのか。
 正にひと夏の夢のようなできごとでした。

 でも、よく見ると、山車の激走を物語る車輪の後が・・・・。



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この記事へのコメント

2008年09月22日 21:21
一泊されてお祭りを見学されたんですね。
夜の山車はとてもきれいです。
一体何人の方が参加されたのやら、すごい熱気です。
京都や博多のお祭りはご覧になっていますか。私は1つも見ていませんが、そんな感じですね。

コメント欄がなかったのでこちらへ。
漢詩のお勉強続けていらっしゃるのですね。
Noraさんは本当に勉強家。お元気ですね。
空の写真が漢詩にマッチしていて素敵です。
一人ひとり雰囲気が違っていて、その人その人の素晴らしい漢詩がいくつかずつあります。Noraさんが紹介してくださったのは、私は記憶になかったのですが、なかなかいいですね。また勉強の成果を楽しみにしています。
2008年09月23日 12:53
 tonaさん、こんにちは。
 神社も駅前広場もすごい人で、ほんとうにたいへんな熱気でした。何よりも参加している人の数がすごくて、地元のお祭りを誇りに思い、大切にしている気持ちが伝わってきました。連休中にやるので、お祭りに参加するために、里帰りする人が多いと聞きました。

 わたしも、有名な全国のお祭りはほとんど見たことがありませんが、いつか見てみたいものです。近場でも、秩父とか、佐原とか、山車で有名なお祭りはたくさんあるようですし。

 漢詩は、気に入ったものを少しずつ書いていきたいと思ってます。
 まったくの初心者なので、ほとんど内容が無くて恥ずかしいですが、メモがわりということで。
2008年09月23日 13:25
 追伸。
 コメント欄は直しておきました。
 またまた失礼いたしました。
祭り命
2009年02月14日 15:11
下立松原神社の神輿を見てないようじゃまだまだですね( ̄ω ̄)八幡の祭りで神輿と言ったら、下立松原神社の神輿ですよ。
駅の山車を見るよりも、全ての神輿の御還御を見ないと( ̄ω ̄)
2009年02月14日 15:51
 祭り命さん、こんにちは。
 実は、そのまま神社で神輿還御を見るか、山車を追いかけて駅の方に行くか、ちょっと迷ったのですが、今回は初めてだったこともあって、山車の方を見ることにしました。
 従って、神輿のモミ・サシも、始めの方のほんのわずかしか見られなかったことが、心残りではありました。
 次の機会には、神輿の御還御をじっくり見てみようと思います。 

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