ヘンデル・カンタータ日記~世俗カンタータのある生活1・予告編 バッハのイタカンから【三位一体節後8】

 明日の日曜日(7月25日)は、三位一体節後第8日曜日。


 カンタータは、おそらく初期作を改作した、BWV136
 第2年巻のコラール・カンタータ、BWV178
 後期のBWV45
 の3曲です。


 過去記事はこちら


 <三位一体節後第8日曜>

  三位一体節後第8日曜(BWV45他)
  真夏の幻影、あるいは「夏の夜のオペラ」(BWV45、168)



  *    *    *    *    *    *



 今回は、今年前半に聴いたCDシリーズの一環としての、特集記事。
 ずうっと書かねば、と思っていた、ヘンデルのイタリアン・カンタータ、および現在進行中のそのCD全集について。
 なお、この記事は、今後も連載として、細々と続けようと思います。



 ヘンデル・カンタータ日記 Vol.1(予告編)

 ヘンデルのイタリアン・カンタータ概説+バッハのイタ・カン



 同じ年に生まれた二人の天才、バッハとヘンデル。
 バッハのカンタータ、ヘンデルのオペラやオラトリオ、
 それぞれがほぼ全生涯をかけて築きあげたそれらの作品群は、登っても登ってもまだ頂が見えない、とてつもない高峰として並び立っているわけですが、
 その一方のヘンデルに、実は、さらに100曲を超えるカンタータが存在している、というのをを知った時には、かなりの衝撃を受けたものです。
 
 そして、実際にヘンデルのカンタータを聴いてみて、そのおおらかで瑞々しい美しさに圧倒されたことが、ヘンデルをしっかり聴いてゆこう、と決心する大きな契機にもなりました。



 イタリアン・カンタータ(=イタ・カン)・・・・イタリア語のカンタータ。 


 イタ・カンの概要については、REIKOさんがとてもわかりやすくまとめてらっしゃるので、こちらのページをご覧頂きたいのですが、

 楽器編成は、複数のオブリガート楽器を要する大規模なものから、bcだけのかんたんなものまで、さまざま、
 (全体の約3分の2のが、bcだけの編成)
 大部分が、時間にすると、10分~20分程度の、(おそらく)ソプラノのためのソロ・カンタータですが、
 中には、大勢の人物が登場し、時間も一時間を越えるような、ほとんどオペラといってもいいような豪華な大作も含まれています。
 ほとんどすべてが、ヘンデルのイタリア修業時代(1706~10年頃、21才~25才)のごく集中した期間に、パトロンの一人、ルスポリ侯爵の邸内で演奏されるために書かれた室内カンタータです。

(先日ご紹介した「ヘンデル・バロックスター」というDVDに、ヘンデル修業時代ゆかりの土地として、ルスポリ宮および、ルスポリ侯爵の子孫の方が登場していました。)

 
 メモ : HWV分類上は、室内声楽曲のうちの、室内カンタータ
     (HWV77~HWV177の約101曲。内、97曲がイタリア語作品)


 つまり、イタリアン・カンタータは、修業時代の、言わば早書きの習作と言うべき作品。

 でも、なーんだ、と言うなかれ、
 習作的意味合いの強い作品と言っても、そこは天才ヘンデル。

 作品の充実度、完成度は、その後の大作にくらべても決してひけをとらず、編成、長さ等の規模がコンパクトなくらい、
 むしろ、若々しい叙情美にあふれていて、気持ちがよい。
 また、さまざまな新しい音楽を、貪欲に自分のものとして吸収していく、正にその瞬間が、ここには刻印されている。

 そして、そのこととも関係する何よりの魅力は、将来のヘンデルの傑作オペラやオラトリオの名アリアとして実を結ぶ芽が、あちこちに見られることです。

 わたしは、ヘンデルのオペラに関しては、まだ、ほんのいくつかのオペラと何枚かのアリア集しか知りませんが、それでも、イタカンを聴いていると、どこかで聴いたことがあるメロディーが続出、
 中にはもちろん、そのままのパロディーの場合もあります。

 それらを探して、それぞれの音楽がどのように変化していったのかを聴く楽しみは格別。

 従って、ヘンデルの場合、カンタータは、バッハの場合のように、その生涯を代表するような重要な作品、というわけでは決してないものの、その生涯の全創作の基礎、源泉という意味で、重要かつ魅力的なジャンルと言えるのではないでしょうか。

 以前、ヘンデルのVnソナタのライブに行ったことを書きましたが、
 器楽の中でのVnソナタと同じような位置づけにある作品、と言っていいのかもしれませんね。



 さて、そんなイタ・カンですが、幸い、知名度の割には、よいCDがたくさんあります。

 ここ2~3年の間、以前ご紹介したことのある、

 ヌリア・リアル&リチェルカール・コンソートの「春のアルバム」 (HWV170収録)

 を始めとして、

 コジェナー&ミンコフスキ

 ジャンス&レ・バス・レユニ

 カークビー&ホグウッド

 コヴァルスキー(CT)&ベルリン古楽アカデミー

 などのすばらしいCD(いずれも数曲入りの選集)をくりかえし愛聴してきましたが、

 現在、うれしいことに、何と、2つの「カンタータ全集」が進行中。



 1、GLOSSAレーベル イタリアン・カンタータ全集

  (伴奏がbcのみの曲をのぞく、器楽オブリガート付の曲を集成した「選集」)


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 イタリアの鍵盤奏者ファビオ・ボニッツォーニ率いるラ・リゾナンサによるシリーズ。

 とびっきり明るく溌剌とした演奏と、基本的に、CDごとに、異なる人気歌手が登場して、聴き比べを楽しむことができるのが、魅力。
 ただし、GLOSSAレーベルではいつものことながら、内容がいいかわり、値段が高い。
 もちろん、ジャケットも凝っていて、デザインがよい上に、豪華紙ジャケだけど。

 名曲、HWV170等が収録されている第1集、
 ソリストにヌリア・リアルが登場、明るくさわやかな歌声を聞かせてくれる第4集、
 超豪華4名のソリストによる、1曲でCDまるごと1枚をしめる、オペラみたいなBWV96が収録された、第5集、
 あたりが聴きどころか。

 ちょうど、最新の第7集がリリースされたところですが、ニュースを読むと、もうこれが最終盤みたい。
 こんなものなのか。ちょっと拍子抜け。


 第6集のHMVのページ

 さらに、第7集リリースのニュース



 2、ブリリアント イタリアン・カンタータ全集


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 こちらは、bcのみが伴奏の曲もすべて含む、文字通りの大全集。まだ2枚しかでてないけど。
 オリジナルの新録音シリーズ。
 今のところ、各巻とも、器楽オブリガート付の割と有名な曲+bc伴奏の小曲、といった感じで、リリースが進んでいる。

 新進気鋭の古楽集団、ヴィターレ&コントラスト・アルモニコによる、しっかりとした技術に支えられた、実に誠実で、ていねいな演奏がすばらしい。

 ソリストは、今のところ、スティファニー・トゥルーさんが一人で受け持っていますが、この人も、初めて聴いたけれど、あたたかく、のびやか、やさしく包んでくれるような、ぬくもりを持った歌声で、好感が持てる。

 史上初めての全集としては、今後の基準となるような、普遍性を有する良い演奏と言っていいのではないでしょうか。

 ブリリアントだから、値段はお手ごろ。ジャケットはどれも同じような裸婦などの名画だけど。


 それにしても、この前、ご紹介したシュッツ全集、また、以前ご紹介したフランドル楽派のミサ曲集、などなど、
 正に、古楽関係では、隠れた超名盤をリリースして健闘しているブリリアントの面目躍如。

 (過去の名盤復刻でも、フォーレ歌曲全集はじめ、声樂に関しては光るものがある)


 第2集のHMVのページ



 さて、このうち、ブリリアントの全集はまだ2枚しかリリースされておらず、その大部分が今後のリリース、ということになるので、ちょうど良い機会、
 今後は、このブログにおいても、最新盤がリリースされるごとに、曲目や演奏等を細かくご紹介していこうと思っています。
 そうすれば、いつの日にか、膨大なイタリアン・カンタータの全体像を網羅するような記事が集積されるのではないか、と考えたわけです。
(もちろん、予定通りPJが進めば、ということですが)

 そこで、今回は、ほんとうは、既にリリース済みの第1集と第2集の概要を書いてしまおうとしたのですが、
 実際に書こうとして、すっかり困ってしまった。

 もちろん、上記CDは、すべて輸入盤。
 語学が苦手なわたしには、歌っていることがまったくわからない・・・・。

 イタリアン・カンタータの原詞や英訳された歌詞を見ると、多くの曲に、「クローリ」という人?がやたら登場し、愛だ、恋だ、と言ってるらしいのは、何となくわかるのですが。
 そもそもこの「クローリ」、はたして、どこのどなたなのか。特にGLOSSAの選集のオペラチックな曲にやたら出てくる。

 もともと大した内容とも思えないので、適当でいいような気もするのですが、
 例えば、REIKOさんの記事(その1その2)によると、有名なHWV170一つとっても、その単純明朗な歌詞の背後に、実に複雑~~な大人の事情が隠れているらしい、とのこと。
 そういうことをある程度調べておかないと、何を書いてもまぬけになってしまうよう気がして、手も足も出ない、というのが現状なのです。


 考えてみれば、バッハのカンタータについても、決して内容を把握しているわけではないのですが、バッハだと適当なことをスラスラ書けるのに、ヘンデルでは、どうもそうはいかない。
 まあ、慣れの問題で、それだけわたしがヘンデルという人に肉迫していない、まだまだ距離がある、ということなのか。 


 と、いうわけで、ヘンデルのイタ・カンについては、少しずつ歌詞等を調べつつ、今後の全集のリリースをにらみながら、順次書いていくことにして、

 今日は、その予告編として、

 バッハのイタ・カンについて、ちょこっと書いて、お茶をにごすことにします。
(どうしても、こうなってしまうな)

 ちょうど、すばらしいCDを、何枚か聴いたので。



 バッハのイタ・カン



 国際的スターのヘンデルに、たった1曲だけ、ドイツ語の作品があるように、(共作除く)
 生粋のドイツ人バッハにも、たった1曲だけ、イタリア語のカンタータがあります。


 世俗カンタータ 「悲しみのいかなるかを知らず」 BWV209


 後年の総譜の写ししか伝承していないため、作曲・初演年、成立の事情等すべて不明ですが、
 歌詞の内容から、アンスバッハに旅立つ若い大学関係者のための送別用音楽だということがわかります。
 バッハの周辺で、そのような人物としては、まず弟子のミツラーがあげられ、現在はこのミツラー説が有力。
(K.ホーフマンの説)
 もしそのとおり、ミツラーのための音楽だとすると、ミツラーがアンスバッハに向かった1734年の作曲・初演と言うことになる。

 全曲を通じて、バッハにしてはめずらしいほど、当世風でホモフォニックな作風なのが特徴で、極めて表現的な音楽表象も随所に登場します。
 1734年頃のバッハはというと、バリバリの対位法音楽と平行して、流行の当世風な音楽にも傾倒していた時期でもあり、そういう意味でもこの説には説得力がある。

 もっとも、この曲の歌詞は、そのほとんどが、既存のイタリア語オペラやマドリガルの寄せ集めなので、
(そのせいで、イタリア語作品となってるのだ)
 音楽自体も、バッハ以外の作曲家のパロディである可能性も否定できない気もする。

 ただ、いずれにしても、全曲にわたって、ソプラノとフルートが華麗な技を競い合う、ギャラント趣味あふれる楽しい作品で、
 オリジナルのフルート・コンチェルトが現存しないバッハにとっては、その欠落を補って余りある貴重な作品だと言っていいのではないでしょうか。


 なお、昨年、横浜の洋館のライブで、この曲のすばらしい演奏を聴いたことは、記憶に新しいです。


 第1曲・シンフォニアは、これはもう、まごうことなき「フルート・コンチェルト」。
 ただ、バッハのほかのコンチェルトを聴きなれた耳には、構成があまりにも明朗で、対位法的要素も、エコー的な模倣や伴奏的な動きにとどまり、ちょっと違和感を感じるかもしれない。
 したがって、他の作曲家のパロディの可能性があるとすれば、この楽章かもしれないが、
 ロ短調と言うひねくれた調性や、涙や悲しみの表象音型の多様は、やはりバッハならではだと思う。
 この時期には、このようなコンチェルトも書いていた、ということだろう。

 いずれにしても、フルートが、華やかながらもしっとりと美しい歌をくりかえす、美しい楽章。
 途中で登場する、涙がしたたるようなピチカートが印象的。


 その後、2組のレチタティーヴォ付アリアが続く。
 これらは、教会カンタータでもおなじみ、バッハお得意の、オブリガート楽器と声によるコンチェルト楽章以外の何ものでもないような気がする。

 しみじみと別れの悲しみを歌う、第3曲のホ短調アリア

 旅立つ友人の前途を歌う、一点の曇りも無い晴れわたる青空を思わせるような、第5曲のト長調舞曲アリア


 イタリア語ということもあるのか、晴朗な雰囲気が全体を支配していて、なかなかさわやかな「異色の名曲」です。



 CDは、これまで、
 アージェンタ&アンサンブル・ソネリーの、有名なソプラノ・ソロ・カンタータ集に収録されているもの、
 コープマンの世俗カンタータ全集に収録されているもの、(ソプラノ、リサ・ラーション)
 などを愛聴してきましたが、
 前述のように、今年前半に2種類の魅力的なCDがリリースされました。



 カンタータ 第209番(その他、バッハ&テレマンのコンチェルト)

    ルーシー・クロウ(ソプラノ)、アシュリー・ソロモン(フルート)、フロリレジウム 


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 以前、レイネさんから、ゾマー&フロリレジウムのアリア集に関するコメントをいただき、そのつながりで購入したものだが、思わぬ掘り出し物だった。
 フロリレジウムの演奏が、ここでも生き生きとしてすばらしい。
 歌は、残念ながらゾマーではないけど、ここでソプラノを受けもってるルーシー・クローも、感情豊かで聴かせる。
 


 ヴォイス・オブ・バッハ 

    アルブレヒト・マイヤー、イングリッシュ・コンサート、トリニティ・バロック(合唱)


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 ベルリン・フィルのオーボエ奏者、マイヤーが見事な独奏を聴かせる、カンタータの編曲もの。
 
 いくつかのカンタータ楽章から編曲された協奏曲(オーボエ協奏曲が2曲。コール・アングレ協奏曲が1曲)と、
 オーボエをオブリガート楽器とするカンタータの合唱曲(8曲)から構成されていて、カンタータの入門にもぴったり。

 協奏曲のうちの1曲が、BWV209から再構成されたもので、
(他の2曲は、BWV54170105等から再構成)
 文字通り、表情豊かなコンチェルトとしてのBWV209が楽しめる。
 ただ、フルート・パートをそのまま活かせば、オーボエとフルートのダブル・コンチェルトみたいになったはずなのに、そのような編曲をしていないのが、ちょっと残念か。
 


 さて、

 バッハの世俗カンタータの話が出てきましたが、

 ショパンがテーマの今年のLFJで、なぜかすばらしいヘンデルのアリアを聴かせてくれた、あのケオハネさんが、
 その少し前に、バッハの世俗カンタータを歌ったライブ映像を、先日、NHKのBShiで見ました。

 オッターのアリア集などでバッハファンにもおなじみ、モルテンセン指揮、コンチェルト・コペンハーゲンの演奏で、

 コーヒーカンタータ BWV211農民カンタータ BWV212

 の2曲。

(それにしても、この「農民カンタータ」のタイトル、なんとかならないものか。
 この曲、世俗カンタータを含めると、現存するカンタータの中では、バッハが最も晩年に作曲したものの一つで、
 バッハのあらゆるカンタータの中でも最高傑作と言っていいと思うんだけど、「農民カンタータ」と聴くと、なんだか脱力する)

 ここでのケオハネさん、村娘風の衣装を着て、踊りまくりながら、さらには、細かい小芝居までしながら、(男声歌手と熱~~いキスまでしてる)ノリノリで歌っていて、ものすごく楽しく、最高の名演だった。
 きっと、もともとは、こういう人なんだな、
 LFJで、ピエルロさんがあまりにもマイペースなので、はじけたくてもはじけられないで、ちょっと困っていたのが思い出された。

 やっぱり、バッハの世俗カンタータは、いいな。

(この、「世俗カンタータ」という名称も、キャッチーでないけど。だから人気がイマイチなのだ)

 せっかくなので、今後は、ヘンデルのイタ・カンのことを書くのと平行して、バッハのすばらしい世俗カンタータについても、少しずつ触れていけたらと思っています。



そのほかの「記事目次」

「全体記事目次」

カンタータ日記・奥の院

浅田真央さん情報・最新版

宮沢賢治記事目次

カンタータ日記・大阪モダン建築図鑑

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この記事へのコメント

2010年07月26日 23:38
イタ・カン!
何か、イタリア風寒天デザートみたいですが(笑)、真面目に書くと長いので、これはいい略し方ですね。
GLOSSAのシリーズは、まだ1枚も持ってないので、そのうち何か買おうと思ってます。
Brilliantの方は、なかなか第三集が出ませんね・・・このペースだと、完結は相当先になっちゃいますよね。
「急げ」とは言いませんが、リスナーの興味が持続する程度に、新譜のニュースが入ってくるようでないと、忘れ去られてしまいそうです。
ブログの更新と同じで、あんまり間が開くのは良くない(損)ですよね。
2010年07月29日 01:00
 REIKOさん、
 GLOSSAの選集は全部持ってるわけではありませんが、どれを聴いても良い曲ばかりです。それだけ、ヘンデルの器楽オブリガート付カンタータの質が高いということなんでしょう。
 ご存知だと思いますが、本文にも書いた「クローリとティルシとフィレーノ」(忠実な心)HWV96という作品などは、後年のオペラにもひけをとらない大作だと思います。
 それにしても、イタ・カンを聴いてると、何だか聴いたことがあるメロディがやたら出てくるので、パロディ対照表みたいなものがあったらなあ、と思っております。

 ブリリアント全集は、1集と2集の間は、3ヶ月くらいでしたが、今年の始めに2集がリリースされてから、ほんとに音沙汰無しですね。あまり売れなかったんでしょうか。(笑)
 全部で20枚組くらいにはなるんでしょうから、1年に2枚ずつ出ても、10年ですか・・・・。どうなることやら。
2010年07月29日 14:59
こんにちわ。先日はライブの感想ありがとうございました(拝)。
記事の内容とは直接関係なくて申し訳ないのですが、BWV45がらみで今回BWV398を録音してみたので、コチラのページと以前のBWV129をとりあげたページとリンクさせていただきました。いつもありがとうございます。
koh
2010年07月30日 17:57
Noraさん、ごぶさたしていました。
「ヘンデル・カンタータ日記」も始まるのですか。Noraさんのキャパシティーの大きさに驚嘆かつ敬服です。期待しております。

それにしても、ブリリアント全集なかなか次が出ませんね。どうなっているのか。

バッハの209は大好きです。悲しいシンフォニアにつづく切々としたレチタティーヴォなど、最高ですね。
2010年08月01日 16:17
 たこすけさん、いつもありがとうございます。
 このコラール、いいですよね。わたしにとっても、特に好きなコラールの一つなので、心にしみる演奏を聴かせてくださって、とてもうれしいです。
 こちらからも、リンクさせていただきます。

 そう言えば、バッハの命日でしたね。
 誕生日は必ず覚えていて、記事も書くのですが、命日はいつも忘れてしまいます。
 とても亡くなったとは思えない、というか、心の中では、まだ生きているように認識しているのかも?怖っ!
2010年08月01日 16:40
 kohさん、こんにちは。
 ヘンデルのイタ・カンはそもそもkohさんが教えてくださったものなので、心から感謝しております。
 今後は、イタ・カンの紹介にからめて、kohさんもお好きなバッハの世俗カンタータをクローズアップしていけたら、思っています。
 教会カンタータは、BCJやそのほかのアマチュアを含むたくさんの団体の活躍や、さまざまなCDによってだいぶ一般化してきたと思いますが、世俗カンタータは、(そのややこしい名称のせいか・笑)まだまだですね。
 世俗カンタータこそ、バッハの魅力の源泉、「奥の院」だと思います。

 ブリリアント全集、REIKOさんも心配なさってますが、どうなってるんでしょうね。
 やはり、1年数枚、10年近くかけて、というのは、なかなかムリがあるような気がするので、ある程度まとめてリリースするように方針変更した、というのなら、いいんだけど。
2010年08月04日 03:38
ご指名を受けたので、コメントさせていただきます。
ルーシー・クロウとフロリレジアムによるバッハとテレマンのCD、寡聞にして知りませんでした。
クロウ嬢は、昨年ロンドンで「ダイドー」の ベリンダ役を生で聴きました。(サラ様のダイドーでCDにもなってるOAE演奏版)
可愛いし清楚な歌声で、役柄にぴったりでした。ヌリアちゃん並みにブレークしてもいい要素を持った歌手だと思いますが、事務所の力不足なのかあまりCDが出ていませんね。それが、いつのまにかオランダのチャネル・クラシック・レーベルから出ていたとは、灯台もと暗し。
ブリリアントもオランダのレーベルだし、がんばってるなあ、と地元民はうれしく思います。
2010年08月06日 01:58
 レイネさん、こんばんは。
 わたしはルーシー・クロウさんのことはまったく知らなかったのですが、レイネさんもおっしゃられているとおり、清楚な美しい声で情感たっぷりに別れの歌を歌っていて、とても好感が持てました。
 フロリレジウムの演奏も、しなやかで、やはり情感に満ちていて、このCDは、BWV209の決定盤言ってもいいのではないかと思います。
 こんな曲の決定盤など、誰も注目しないかもしれませんけど。

 この前記事に書きましたが、「ダイドー」といっしょにやった「アチス」のDVDは見ましたので、ぜひこの「ダイドー」のCDも聴いてみたいと思います。(DVDは無いみたいですね)
 パーセルは意外と好きですし、「サラ様」がちゃんと女性役をやってるのも聴いてみたい気がしますし。
2010年08月06日 03:52
サラ様「ダイドー」は、しっかりDVDになって発売されてますよ。丁度、わたしが観に行った日に収録してました。
期待の女役のサラ様なんですが、演奏がイマイチゆるすぎ(指揮者のせいか?)だし、演技が一本調子なので、見てあんまり面白い舞台ではありません。「アチス」同様、ロイヤル・バレエとのコラボなので踊り部分がでしゃばってるのも不満でした。
それより、「ダイドー」DVDなら、マレーナ様のほうをお勧めします!どちらもナマで鑑賞した感激をブログ記事にしましたが、サラ様ダイドーは、CDの方がずっといい出来です。(オケの演奏がきびきびとして緊張感があるし、演出は自分の想像力で補うほうがいい)
ちなみに、URLをクリックするとマレーナ様ダイドーの記事に飛びます。
2010年08月06日 15:18
> サラ様「ダイドー」は、しっかりDVDになって

 レイネさん、ありがとうございます。
 ろくに確認もせずに書いてしまって、お手数をおかけしました。

 両方の「ダイドー」の記事を拝見させていただきましたが、確かに写真だけ見ても、体操服(というかスクール水着)みたいな衣装のダンサーがやたら目立つロンドンの舞台よりも、アムステルダムの方が、ぐっとシックで格調高いように感じられます。
 DVDは、とりあえずはオススメのこちらの方を観てみたいと思います。

 ただ、記事にお書きになっていた、「サラ様の女性役を歌う時の癖であるピアニッシモ多用」というのがものすご~く気になるので、(何しろまだチェザーレの思いっきり男前のイメージしかないので)機会があればぜひそちらのCDも聴いてみたいと思います。

 ヘンデルのオペラ、いろいろとチャレンジはしているのですが、わたしはやはりあまり長い音楽は苦手なので、チェザーレのように映画とかでないと、なかなか通しては聴けません。
 その点、パーセルなどは、手ごろな時間のものが多そうなので、これを機会にいろいろと聴いてみたいと思います。

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