葛の葉さんのHPの「教会カンタータとコラール」完成のお知らせ

 川端純四郎先生の

 CD付き バッハのコラールを歌う 名曲50選 (キリスト新聞社刊)

 は、カンタータをはじめとするバッハ作品の道案内のような名著でしたが、

 それをデータ的に一歩付き進めたようなサイトのご紹介です。


 葛の葉さんが、ご自身のHP、バッハの教会カンタータを聞く

 の中で、ずっと取り組んでいらっしゃった労作、

 「教会カンタータとコラール」 cantatas and chorales

 のページが、「教会カンタータに見いだされる全コラール」について完成したようです!


 昨年の今頃、教会歴カンタータについて、一通り完成したということで、記事でもご紹介させていただきましたが、

 実は、バッハの教会カンタータ、教会歴とは関わりの無い特別な機会の作品、あるいはどの機会に演奏されたか不明の作品もけっこう数多く、また魅力的な作品も多い。

 昨年以降はこれらのカンタータに関しても取り組まれ、新たなコラールのメロディの追加は無かったとのことではありますが、今回完成の運びとなったとのこと。

 深く敬意を表するとともに、大いに利用させていただきたいと思います。


 以下、昨年の記事の繰り返しになってしまいますが、大切なことなので。

 
 バッハの教会カンタータは、もちろんコラールのことなど知らなくても十分感動的ですが、それらのほとんどが、コラールを素材として構成されていることは、みなさんご存知の通りです。
 特に「コラールカンタータ」に関しては、かんたんに言うと、あらゆる意味で、ほとんどルター派コラールの大編曲作品と言っていいものなので、やはりもとになるコラールのメロディや歌詞を知っていて、それが作品の中でどのように使われているか、コラールという種子がどのような大木に育ち、どのような美しい花を咲かせ、果実を実らせているかがわかると、世界がぐっと広がり、カンタータを聴く楽しみ、感動がさらに高まる、ということも、また揺るぎない事実です。

 葛の葉さんの「教会カンタータとコラール」は、バッハの膨大な教会カンタータの中で、どのコラール(の歌詞とメロディ)がどのように使われているか、またそれらのさらに膨大なコラールについて、全節の歌詞、メロディ、一言コメントが、相互リンクでたちどころにわかるようになっていて、コラールに留意しながらカンタータを聴き進めよう、という時にはたいへん便利です。

 カンタータを聴いていて、あれ、このメロディ、あるいはこのフレーズ、どこかで聴いたことあるな、と気がついた時、このサイトで調べれば、そのコラールがどのような曲か、どこでどのように使われていたか、たちどころにわかるようになっています。
 そして、興味を持って、その他の曲も聴き進めるようになったとしたなら、それは、バッハのカンタータの大きな世界に、さらなる一歩を踏み出した、ということに他なりません。

 そういう意味で、このサイトは、バッハのカンタータという広大な世界の地図みたいな役割を持っている、と言えるわけです。

 一人でも多くの方が、このページを活用なさって、より深くカンタータの世界に親しんでいただけたら、と願ってやみません。


 こちら↓

 「教会カンタータとコラール」 cantatas and chorales


 なお、今後は、4声コラール集やオルガン曲についても取り組んでいく予定とのこと。

 影ながら応援したいと思います。



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