スポーツの秋~グランプリシリーズ直前情報!出場日本人選手を中心に【三位一体節後21】

 さわやかな風に金木犀の香りが運ばれてきたかと思ったら、真夏のような日が戻ってきて、さらに、季節外れの大型台風。伊豆大島を中心に大変な被害が出てしまいました。
 被害に合われた方には心よりお見舞い申し上げます。



 今度の日曜日(10月20日、三位一体節後第21日曜日)のカンタータは、


 まず、第1年巻のBWV109
 コラール・カンタータ(第2年巻)は、古様式多用の格調高い名品、BWV38
 後期作品は、2曲あります。
 全体的にしっとりとした感じの佳曲、BWV98
 そして、秋のカンタータを代表するような美しさにあふれた、テノール舞曲アリアを有する名作、BWV188
 
 コラールカンタータ、BWV38の厳粛な雰囲気に対して、
 後期2作品は、どちらも「小春日和」という言葉がぴたりの、今の季節にぴったりの作品。
 バラエティに富んだ作品群をお楽しみください。


 過去記事はこちら。↓


 <三位一体節後第21日曜>

    夢のピカンダー年巻はどこに(BWV188、98他)
    お気に入りのアリア・ピカンダー編、今この季節のための音楽(BWV146、188)
    フーガとジャズは、親戚か?魂のインタープレイ(BWV38、188)



 まったくこのところの天候不順には、体がついて行かない感じですが、台風が過ぎ去った後は、ようやく秋らしい毎日になって、とりあえずは秋たけなわ。


 プロ野球もCSの真っ最中。スポーツの秋もいよいよ盛り上がってきました。

 我がファイターズの今年のシーズンはすでに完璧に終わっていて、まったく関係無し。さびしい限り。
 昨年の今頃の記事を見ると、うれしそうに能天気なことを書いていて、むなしさがつのりますが、今シーズンを振り返ってみれば、観ていて楽しいことよりもがっかりしたり、いやな気分になることの方が多く、ついには、まったく何のために毎日わざわざ野球を観ているのか、わからなくなってくるような始末、
 今年のことはきれいさっぱりと忘れて、また来年に期待していきたいと思います。
 それにしても、西武VSロッテのファーストステージ、すさまじかった。
 レギュラーシーズン最後、怒涛の勢いの「8連勝締め」でCSにのぞんだライオンズ、9月の最初くらいは、ファイターズと同じあたりをウロウロしていたのに、最後の最後に、ソフトバンクどころかロッテまでをも蹴落としてしまった。
 このまま勢いで圧勝かと思いきや、いざCS本番では、ロッテが有言実行の「10倍返し」?で、西武を粉砕。
 両チームとも、敵ながらあっぱれ、ぞくぞくするほどの気迫。
 プロ野球は、こうでなくては。
 さて、いよいよ今日から楽天との頂上決戦ですが、さすがにロッテ、力尽きているんじゃないか、と。
 それに、マー君を叩きのめすとしたら、西武しかないんじゃないか、という気がしていた。
 いずれにしても、目が離せない。いいなあ。楽しそうだなあ。

 そんな中、先週蕎麦屋で見たスポーツ新聞に、小久保侍ジャパン新監督が、11月のVS台湾親善試合に向け、稲葉さんにコーチ就任を要請している、というニュースが載っていました。
 実現すれば、実にフレッシュなコンビが実現。(稲葉さん、選手としては、気持ちはともかくとして、フレッシュとは言い難いですが)
 宿命のライバルどうしががっちりと手を組む夢のコンビ。未来を見据えた、若く新しい侍ジャパンの船出となるか。野球は、もはや、この親善試合だけがお楽しみです。



 まあ、野球に関してはそんな感じではありますが、

 そのかわりに、ついに、待ちに待った、グランプリシリーズが開幕、フィギュアスケートの本格的なシーズンがやってきます。


 浅田真央選手は、先日書いたとおり、ジャパン・オープンにおいて極めて順調な滑り出しを見せて、GPシーズンを迎えるわけですが、
 わたしが応援しているその他の選手の皆さんも、すでに、世界中の様々な大会において力の限り奮闘し、それぞれGPシーズンにのぞもうとしています。

 これまでさんざん話題性重視と言われ続けてきたマスコミですが、今やその話題性を追うことさえもやめてしまって経済的な理由等?「大人の事情」だけで報道等を行っているような節があり、きちんとした情報はなかなか把握しにくい状況にあると思うので、
 ここに、GPシリーズに挑戦する選手を中心に、あまり報道されない選手のこれまでの活躍、現状、
 それからGPシリーズおよびNHK杯(GPシリーズ第4戦)の概要を、かんたんにメモしておきます。


 まず、9月25~28日に行われたネーベルホルン杯から。

 マスコミが大挙して押しかけていた割にはあまり報道されませんでしたが、男子シングルで、織田信成選手が、圧巻の演技を見せて、ぶっちぎりの優勝。浅田選手に負けない仕上がりの早さ。
 得意のクラシック曲使用のフリープログラム「ウィリアム・テル」序曲が、ファンタジーあふれ、特にすばらしかった。必見。

 ペアでは、今年2月に新しくペアを組んだ高橋成美&木原龍一ペアが(木原選手はシングルから転向)、前の週のロンバルディア杯からがんばっていて、ミニマムスコア(五輪出場のための最低条件である技術点)をすでに見事クリアしており、このネーベルホルン杯では日本ペアの五輪出場枠獲得を目指しましたが、結果、11位で、五輪予選国順位は5位。惜しくも出場枠獲得ならず。
 でも、真摯な表現が感動的だったTHE ICEの「デビュー」演技よりもさらに、(成美選手のジャンプが不調だったのは残念でしたが)力強く成長していた。
 ショートの「サムソンとデリラ」、フリーの「レ・ミゼラブル」とも、プログラムは実に美しいもの。グランプリシリーズでの演技に期待したいと思います。

 アイスダンスでは、キャシー・リード&クリス・リード組が、7位、五輪予選国順位4位で、見事五輪出場枠獲得。
 これによって、日本の五輪団体戦出場の可能性が決定的に。
 クリス君は、膝の故障を押して出場、演技終了後ものすごく辛そうだったので(演技中は全くそんなそぶりは見せなかった)、とても心配。

 五輪団体戦に関しては、ハードなスケジュール等を心配する声が大きく、実際選手の皆さんにとってはたいへんなことだと思いますが、フィギュアスケートは基本的に一発勝負で、しかも運や様々な状況に勝敗が左右される競技、
 これまで書いてきたように、勝敗よりも、浅田選手が心から納得できる演技をやりとげてくれることだけを願っているわたしとしては、浅田選手のあのすばらしいプログラムを世界中の人々が目撃する機会が2度に増える(可能性がある)、ということで、見ているだけの立場からすると、まあ、うれしいような面も。
 より大きく成長を遂げている(であろう)高橋&木原ペアの演技を五輪で見られるし。

 それにしても、織田選手の圧巻の優勝スタート、ペア、アイスダンスにおける団体戦も含む五輪出場を賭けた激闘、マスコミが大勢行ってるのに、これらを目にして、大きく報道しようとは思わないんだろうか、不思議に思いますが、まあ、期待するだけむなしくなる。

 ちなみにこの大会、女子シングルで優勝したラジオノワちゃん、アイスダンスで優勝したヴォロソジャル&トランコフ組の演技がすさまじかった。
 ヴォロソジャル&トランコフ組は、何だかすでに、異次元に旅立ってしまっていた。


 お次は、10月3日~5日に行われた、オンドレイネペラ杯。

 すごかったのは、女子の今井遥選手
 いつものやさしく柔らかな演技にさらに磨きがかかり、優勝!
 ショートプログラムは、2シーズン前と同じ曲で、メンデルスゾーンの「無言歌 ニ長調 作品109」。昨年のモーツァルトにまさるともおとらない遥さんらしい優美極まりない世界。

 なお、西野友毬選手は、残念ながら、16位。

 男子、無良崇人選手、2位。佐々木彰生選手は5位。
 
 男子優勝はチェコの トマシュ・ベルネル、大復活!


 同じ週に、10月3日~6日に開催されていたフィンランディア杯。

 男子は羽生結弦選手が優勝、中村健人選手が8位。
 女子は鈴木明子選手が2位、庄司理紗選手が8位。

 女子優勝はロシアの若手、リプニツカヤ選手。ロシア女子は良い選手が多すぎて、五輪代表選考はたいへんなことになりそう。


 その他、先日のカーニバル・オン・アイスで観た、日本人選手の印象的なプログラムも挙げておきます。

 高橋大輔選手のショートプログラム「バイオリンのためのソナチネ」(佐村河内守)
 町田樹選手のショートプログラム「エデンの東」(TVバージョン、作曲:リー・ホールドリッジ、振付はランビエール! )

 二人とも息を飲むほどの美しい滑りで、音楽を見事表現していた。
 「エデンの東」は、アメリカのレイチェル・フラット選手の雄大な演技が印象深かった曲で、わたしは勝手に「アメリカの魂」みたいなイメージを持っていましたが、町田選手の演技も感動的でした。
 なお、町田選手は8月にタイで開催された「アジアフィギュア杯」で優勝、この大会では宮原知子選手が女子で優勝しています。



 以下、GPシリーズ日程と出場予定日本選手。


 ISU Grand Prix 2013-14


第1戦 アメリカ大会(スケートアメリカ)(デトロイト) 10月18日ー20日
男子 高橋大輔、小塚崇彦、町田樹   
女子 浅田真央         
アイスダンス キャシー・リード&クリス・リード  


第2戦 カナダ大会(スケートカナダ)(セントジョン) 10月25日ー27日
男子 羽生結弦、無良崇人、織田信成   
女子 鈴木明子 


第3戦 中国大会(中国杯) (北京) 11月1日ー3日
男子 小塚崇彦         
女子 村上佳菜子、今井遥 


第4戦 日本大会(NHK杯)(東京) 11月8日 - 10日
男子 高橋大輔、無良崇人、織田信成   
女子 浅田真央、鈴木明子、宮原知子   
アイスダンス キャシー・リード&クリス・リード      
ペア 高橋成美&木原龍一 


第5戦 フランス大会(エリック・ボンパール杯)(パリ) 11月15日 - 17日
男子 羽生結弦


第6戦 ロシア大会(ロステレコム杯)(モスクワ)  11月22日 - 24日
男子 町田樹         
女子 村上佳菜子、今井遥、宮原知子
ペア 高橋成美&木原龍一


グランプリ・ファイナル(福岡市)  12月5日ー 8日



 グランプリシリーズ第4戦 日本大会

 2013 NHK杯 詳細

 
 2013年11月8日(金)~11月10日(日) @ 国立代々木競技場第一体育館


 <出場予定選手>


男子

無良崇人(日本)
織田信成(日本)
高橋大輔(日本)
コンスタンティン・メンショフ(ロシア)
セルゲイ・ボロノフ(ロシア)
ハビエル・フェルナンデス(スペイン)
マックス・アーロン(アメリカ)
ジェレミー・アボット(アメリカ)
アダム・リッポン(アメリカ)
(※シャフィク・ベセギエ(フランス)は欠場)


女子

エレーネ・ゲデヴァニシヴィリ(グルジア)
ヴァレンティーナ・マルケイ(イタリア)
浅田真央(日本)
宮原知子(日本)
鈴木明子(日本)
アリョーナ・レオノワ(ロシア)
エレーナ・ラジオノワ(ロシア)
グレイシー・ゴールド(アメリカ)
ミライ・ナガス(アメリカ)
(※ジジュン・リー(中国)は欠場)


ペア

ペイジ・ローレンス&ルディ・スウィガース(カナダ)
チェン・ペン&ハオ・ジャン(中国)
ウェンジン・スイ&ツォン・ハン(中国)
高橋成美&木原龍一(日本)
アナスタシヤ・マルチュシェワ&アレクセイ・ロゴノフ(ロシア)
タチアナ・ヴォロソジャル&マキシム・トランコフ(ロシア)
マリッサ・キャステリ&サイモン・シュナピア(アメリカ)
ヘイヴン・デニー&ブランドン・フレイジャー(アメリカ)
(※川口悠子&アレクサンドル・スミルノフ(ロシア)は欠場)


アイスダンス

パイパー・ギルス&ポール・ポワリエ(カナダ)
ターニャ・コルベ&ステファノ・カルーゾ(ドイツ)
アンナ・カッペリーニ&ルカ・ラノッテ(イタリア)
キャシー・リード&クリス・リード(日本)
エレーナ・イリニフ&ニキータ・カツァラポフ(ロシア)
ヴィクトリア・シニツィナ&ルスラン・ジガンシン(ロシア)
メリル・デイヴィス&チャーリー・ホワイト(アメリカ)
マイア・シブタニ&アレックス・シブタニ(アメリカ)


▽ 観戦前に、ぜひご覧ください。

2013NHK杯フィギュア公式ホームページ

公式youtubeチャンネル


  


そのほかの「記事目次」

「全体記事目次」

カンタータ日記・奥の院

浅田真央さん情報・最新版

宮沢賢治記事目次

カンタータ日記・大阪モダン建築図鑑

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