続・黄金の輝きは果てしなく続く~今年聴いたCD・ポップスの王道編

 毎年恒例、クリスマスまでのカンタータお休み期間を利用した、その年聴いた印象深いCDのご紹介、

 今年はジャズやポップスの大御所、御大と言うべきアーティストたちのよいCDがたくさんリリースされましたので、
 「黄金の輝きは果てしなく続く」と題してそれらのCDをご紹介していますが・・・・、



 「黄金の輝き」と言えば、やはりこの人!

 ポール・マッカートニー。

 ハッピを身にまとい、オーッスとやってきて、相撲を満喫し、正真正銘の「ゴールデンスランバー」を聴かせてくれたようですが、
 わたしは、フィギュアスケートに行き過ぎて、コンサートは自粛。

 ニューアルバム、ちょっと聴きましたが、さすがに声の勢いが少し前とは変わってきていて、ディランなどにくらべると、無条件に音楽にはひたれない部分がありました。
 ただ、ライブなどに行くと、そんなこと言ってる場合ではなくなるんだろうな。

 それにしても、ポールの健在ぶりを見るにつけ、いつも、ジョンが生きていたら、どうしていたんだろうな、と思う。
 やはり、再結成なんかしちゃったりしてるんだろうか。
 
 

 コンサートには行かなかったかわり、待ちに待ったCDを、ついに聴くことができました。

 前回、マイルスの発掘CDをとりあげましたが、発掘CDの大本命!



 ザ・ビートルズ

 オン・エア~ ライヴ・アット・ザ・BBC Vol.2


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 20年ぶりに「オンエア」再開!

 VOL.1の時の興奮は忘れもしない。
 何とフィル・スペクターの曲をはじめ、公式未発表曲(カヴァー)が山のように含まれており、リリース直後は、これは夢か幻か、と、あまりの幸福な事態がとても信じられないくらいだった。
 これは、その続編。音はさらによくなっている。

 今回は、残念ながら公式未発表曲はほとんど収録されていないが、(2曲のカヴァーのみ)
 おなじみのオリジナル曲やアルバムに収録されているナンバーの、思いっきりごきげんなライブ感炸裂の音源がたっぷりと聴けて、むしろ純粋なビートルズファンには、こちらの方がたまらないだろう。
 ハーモニカなどの楽器を省いたシンプルな編成。ストレートな一発勝負のプレイ。メンバーどおしが吹き出しそうになったり、あからさまにまちがえたりするが、それらのすべてが音楽になるところがこの人たちのすごいところ。
 おそらく「プリーズ・プリーズ・ミー」の曲などはほとんど収録されていると思われ、あのただでさえ鮮烈なデビューアルバムをまるっと演奏した新しいライブ盤が突如出現したようなものだから、考えてみたら、これはこれですごい!

 聴いても聴いても、まったく飽きることがない。
 青春時代に帰って、深夜放送でも聴いているつもりで、毎晩繰り返し聴いてます。
 ラジオから、それまで聴いたことがないような新しい音楽が次々と飛び出してくるわくわくする感覚がよみがえってくる。 


▽ もらったポスター

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 お次は、ちょっと古いですが、


 ザ・コンサート・フォー・サンディ・リリーフ~ハリケーン「サンディ」復興支援チャリティ・コンサート

  12.12.12 The Concert For Sandy Relief

  Various (スプリングスティーン、クラプトン、ストーンズ、ポールほか)


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 1曲目のスプリングスティーンのランド・オブ・ホープ・アンド・ドリームス、
 ミスドでコーヒーを飲んでいたら、この演奏がかかってきて、(なぜかミスドでいつもこれがかかっていたのだ)
 クレモンズの在りし日の姿がよみがえってきて涙があふれそうになって困ってしまった。

 と、いうわけで、購入してみました。

 ポールも出ているほか、いつまでも元気な方がたくさん出ています。


 それにしても、昨年のアメリカ、今年の大島を始めとする日本各地、そしてついこの前のフィリピンと、台風などの気象被害が加速度的にひどくなっている。
 いったいどうなてしまうんだろう。

 今回のフィリピン大型台風被害に関しても、音楽業界では、フィリピン支援のためのプロジェクトが始動し始めているようです。

 Songs For the Philippines(ユニバーサルの公式HP)など。

 被害を受けた地区の復興を心からお祈りします。



 最後に、


 こんなのが出たらしい。


 Bob Dylan Complete Album Collection Vol.1

 (HMVのページ) 


 Vol.1としているところが恐ろしい。

 たぶん半分以上は持ってるので買わないと思うが、フォーマットがハーモニカ型USBといのが何ともそそられ、あのBach Pod(iPod型ヘンスラーバッハ全集)を思い出させる。(Bach Pod、今でも買った状態のまま愛用しています)


 このハーモニカも購入して、そのままBach Podに入れてみるという手も。

 考えただけでも、すごい。すごすぎる・・・・。



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カンタータ日記・大阪モダン建築図鑑

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この記事へのコメント

たこすけ
2013年12月11日 00:05
ご無沙汰しております。
ビートルズネタだったのでつい・・・(笑)
「BBCライブ2」いいですね。「1」の時の衝撃的な感動に比べるとそういう点での感動はやはり薄いものの、今回は「プリーズ・プリーズ・ミー」をほとんどライブ演奏しているというのが嬉しかったです。よもや、ミズリーやゼアズ・ア・プレイスをライブで聴けるなんて。特に後者は隠れた名曲とも思っていたので。
こうなったらイット・ウォント・ビー・ロングのライブ音源なんてのも死ぬまでには聴けるかもしれないなあ。
あと、やっぱりジョンとポールのボーカルの安定感、うまさには改めて本当に感心します。
2013年12月12日 11:25
 たこすけさん、おはようございます。
 バッハネタ、ビートルズネタ、年々少なくなってゆきますが、(さすがに書くことが無い・笑)こりずによろしくお願いします。

> ジョンとポールのボーカルの安定感、うまさ

 これを聴いていて、あらためてひしひしと感じるのは、やはり、ジョンとポールが、よくぞ同じ時代・同じ街にいて、よくぞ出会ってくれたものだ、ということです。(もちろん、あとの二人も)
 最近の歌でよく聞くフレーズじゃないですが、正に「めぐりあえた奇跡」ですね。
 二人の歌声や演奏が神がかってぴったりなのはもちろんですが、特にこのアルバムの頃、初期の歌は、レノン=マッカートニーの共同作業でなければ誕生しえない特別な歌ばかりのような気がします。

 こうなると、ライブで聴きたい曲がたくさん出てきて、ほんとうに夢がふくらみますね!
 初期作品はもちろんですが、後期の凝りに凝った、ライブをまったく念頭に置いていない曲の中にも、この二人がストレートにライブ演奏すると意外にいいのでは、というのがけっこうあるので、そのあたりは発掘の可能性がほとんど無いのが残念です。
たこすけ
2013年12月17日 14:47
こんにちわ。

>後期の凝りに凝った、ライブをまったく念頭に置いていない曲の中にも、この二人がストレートにライブ演奏すると意外にいいのでは、というのがけっこうあるので

僕がいまコピーバンドでやりたいと思っていることがまさにこのことです。
でもこれってテクニックがあれば、ハイトーンが出れば、機材が良ければ、できるものではなく、かなり雰囲気とかセンスとかにもよるのでかなりのことです。
道のりはまだまだ遠い・・・
でも、もったいないんですよね。要するに。
I am the Walrus とか、Penny Lane とか、Hey Bulldog とか、Here comes the Sun とかとかとかとか・・・
こんなに素晴らしいのに、レコーディングされたあとは彼らの手で演奏されずに放って置かれているのが(苦笑)
2013年12月18日 10:23
> レコーディングされたあとは彼らの手で演奏されずに放って置かれているのが

 考えてみれば、ちょっとあり得ないくらいもったいないですね。
 とりあえずは2度と演奏する予定の無い曲を、ただひたすらリリースし続けたわけですから。
 それなのに、すべての曲がこれだけ世界中で聴かれているのはたいへんなことですし、だからこそ、たこすけさんたちのように、今でも演奏され続けるのでしょうね。
 本人たちの演奏を聴くことはできませんが、たこすけさんたちは、他ならぬ自分たちで演奏することで、その音楽を追体験できるのだから、うらやましい限りです。

 メンバーたちは、解散後は堰を切ったように(一部は前からも)それぞれのライブ活動を再開していますから、基本的にはライブ人間だったわけで、やはりジョンが生きていさえすれば、何かの拍子に再結成ライブなんかがあったかもしれず、ほんとうに残念ですね。
2013年12月18日 10:46
 以下、上記コメントを書きながら感じたひとり言のつぶやきです。

 バッハもまた筋金入りのライブ人間でした。
 そもそも並ぶ者の無い超絶技法を持ったオルガニストですし、ライプツィヒ市当局との諍いも、もともとは、自分の音楽を演奏するのに理想的な楽団&聖歌隊が揃っていなかったことが大きな理由となっています。そして、市当局と衝突してからは、コーヒーハウスで学生オケ(≒若者のバンド)との演奏に明け暮れるようになりました。

 このようなバッハの「実像」からすると、晩年のバッハが演奏をまったく念頭に置かない音楽を書き続けたという「伝説」に関しては、やはり再考する必要があるんだろうな、と、上記ビートルズの極めて特殊な例を踏まえ、改めて感じました。
 優れた音楽家は、やはりまず第一に優れた演奏家であるように思います。

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