満開の梅と満開の江戸絵画のコラボで春を味わう~十八世紀の江戸絵画展&梅まつり

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 3月15日(日)



 「十八世紀の江戸絵画」展 (館蔵品展)

  @ 板橋区立美術館 ~3月29日(日)


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 館蔵品展なので観たことある作品が多いかな、と思いつつ、梅を観に行った折にふらっと立ち寄ってみたが、
 18世紀の江戸絵画がテーマということで、板美お得意の、英一蝶関連の作品、長崎の南蘋派の花鳥図、洋風江戸絵画、そして狩野派の4本柱にテーマを絞り、個性的な珠玉の作品が散りばめてあって、思いのほか見応えがあった。
 中でも、英一蝶と洋風江戸絵画は、激動の時代18世紀の、それぞれ幕開けを告げる画家と終焉を告げる作品群でもあるが、そもそもこれらの作品は、何度観てもおもしろく、観るたびに新たな魅力に気づかされる。
 18世紀は江戸絵画の全盛期。中央では錚々たるビックネームが活躍し、地方からも次々とさまざまなムーブメントがおこった。限られた数の展示ではあったが、バランスの良い展示によって、そのダイナミックな流れを感じることができた。

 同時展示の、今年度の新規寄贈作品である、狩野探幽の「探幽縮図」(東大寺大仏縁起絵巻)も興味深かった。


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 18世紀江戸絵画年表。

 * 字が小さいので、クリックの上拡大してご覧ください。

 西洋の年表と対比できるようになっており、バッハやモーツァルトの名前が出てくるので、わたしにとってはものすごくわかりやすかった。

 18世紀前半は、バッハが活躍した時期(1750年没)。
 後半は、モーツァルトが活躍した時期ということになる(1791年没)。

 前半に、尾形光琳が亡くなっているのが印象的。

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 1750年以降は、項目が急激に増える。

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 一蝶

 一休さん

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 今回すごかったのが、これ。

 一蝶ではなく、弟子の一蜂(いっぽう)。
 生き生きと江戸の人々の生活が描かれている。

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 士農工商の枠組みからはずれている医者とお坊さんが、すみっこで蹴鞠をしている。
 このあたりは、一蝶ゆずり。

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 すごい洋風江戸絵画の数々。

 まずは、秋田蘭画の一派。

 どちらもおなじみ蝦蟇仙人。なぜ、洋風に描く?

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 とにかくすごい絵の数々。

 誰? 

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 どこの異次元空間か・・・・。

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 続いては、おなじみ司馬江漢

 左は何と広尾の風景とのこと。

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 細部の陰影にこだわるあまり、デッサンがくるったか??
 それとも、キュビスムやシュルレアリスムの先駆け?

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 これも、(伝)江漢の作品

 渾天儀之図衝立

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 秋田蘭画も司馬江漢も、その洋画探求の道は、平賀源内との交流に端を発している。


 これが、探幽縮図だ!

 すごいスピードで全巻を画き写したらしい。恐るべき自由闊達の境地。

 最後に、「あまりよき絵にてなし」とある。

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 こちらが原本。

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 その他、狩野派のインパクトある作品群。

 巨大な大黒様

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 外に、満開の梅の花が見える。

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 赤塚梅まつり

  @ 赤塚溜池公園&赤塚城址 すでに終了


 溜池公園


 いつも柳の新芽と梅のコラボが楽しみ。

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 背景の木立は、赤塚城址

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 赤塚城址


 山頂で、夕暮れの空に向かって燃え上がる白い炎のようだ。

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 椿と梅のコラボ

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 花びらが降り注いできたので上を見ると、

 残念ながら?ウグイスではなかった。

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 美術館で観たばかりの絵と同じ情景!

 南蘋派の花鳥図から。熊代熊斐。 

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 木蓮のつぼみ。はちきれそうになっていた。

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 数日後の写真。


 木蓮はいっせいに開花。

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 椿はみんな散ってしまった。

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 一方、こちらは、梅まつり前夜のスナップ。夕暮れの梅林。

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 ライトアップ・少し光が強烈すぎ。

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 ひびき庵のランチョンマットも、梅が見ごろ。

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