ヴォーカル・アンサンブル カペラのオケゲム祭り!~令和な初夏の演奏会1【三位一体節】

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 何と、今年2つ目の音楽記事!



 5月31日(金)


ヴォーカル・アンサンブル カペラ 2019シーズン1期・定期公演

オケゲムのミサ「ミミ」ほか
(グレゴリオ聖歌とルネサンス・ポリフォニーによるミサ形式の演奏会)

  at 東京カテドラル聖マリア大聖堂


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愛してやまないフランドル楽派の音楽、その中でも今回は、オケゲム中心の演奏会、正に初夏のオケゲム祭りだった。
メインは、大名曲、ミサ「ミミ」。
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その基になったシャンソンから始まって、中世~ルネッサンス初期の聖十字架発見の祝日のミサ再現の中で演奏されるミサ・トータ全曲!
そして人気のモテトゥス(これはアンコール)、さらにはジョスカンのよるオケゲムへの挽歌にいたるまで。
正にオケゲムづくし、オケゲムのフルコース!
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オケゲムの音楽ばかりをこんなにたくさん、シカもそれが作曲された当時に限り無く近いであろう演奏で聴くことができる演奏会は、世界的に見てもそれほど多くは無いだろう。
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時間的にも距離的にも遠く離れたルネッサンス・フランドルの調べ、すでにほとんど失われてしまったその当時のその場所で響いていた音楽を、現代の東京で堪能することができる喜び!


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ただ、残響がすばらしく、ちょっと考えると宗教音楽には最高のように思える東京カテドラルだが、オケゲムみたいな超絶対位法が炸裂する音楽だと、細部のニュアンスが聴きとりにくいのがたまにキズ。
雰囲気的な音楽としては最高なのだが、オケゲム本来のすさまじさがぐんぐんと迫ってこない。
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ジョスカンはこれでもいいと思うが、やはり中世の木霊がのこり、それを突き破ろうとするエネルギーにあふれたオケゲムやデュファイの音楽だとちょっと物足りない。
その対位法の結果生み出される巨大なリズム、音響のうねり等にはどっぷりとつかることができたが、やはり、こtれは、中止になった鎌倉で聴きたかった。
数年前の、鎌倉のデュファイが忘れられない!


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 おしまいに、カンタータのお知らせです。


 今日は、(6月16日)は三位一体節。


 カンタータは、

 初期の、BWV165、
 2年目、ツィーグラー・シリーズ最終曲、BWV176、
 後期(1726 or 27?)のコラール・カンタータ年巻補完作(全詩節テキスト・カンタータ)の名品、BWV129、

 の3曲。

 後年、三位一体節に上演されたことがある曲では、1年目のオルガン献堂式用、BWV190番台、「カンタータ奥の院」の至宝、BWV194を忘れてはなりません。


 華やかだった春~初夏のカンタータ・シーズンも、これで一区切り。

 来週からは、1年の後半、夏~秋のシーズンが始まり、三位一体節後第○日曜日、というようになります。


 過去記事は、こちら↓


 <三位一体節>

    クイズ・3枚の絵(BWV165、129他)+新年巻が始まるにあたってのごあいさつ
    始まりはいつも Overture(BWV194)
    BWV190番台の麗しき迷宮・カンタータ奥の院に踏み入る(BWV194)




「全体記事目次」

カンタータ日記・奥の院

浅田真央さん情報・最新版

宮沢賢治記事目次

カンタータ日記・大阪モダン建築図鑑

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